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ベビーカーでは子どもの熱中症に要注意。だけど休憩する場所に困る!

LIMO / 2019年7月17日 10時45分

ベビーカーでは子どもの熱中症に要注意。だけど休憩する場所に困る!

ベビーカーでは子どもの熱中症に要注意。だけど休憩する場所に困る!

そんな声に応えるサービスを始めたアサヒ十六茶

体温調節機能が未発達な乳幼児にとって、夏は大人以上に熱中症になりやすいと言われています。夏本番を迎えるこれからの季節、抱っこ紐やベビーカーで移動する際には親子ともに十分な水分補給や休憩を取ることが非常に大切です。

ベビーカーでも抱っこ紐でも夏は熱中症対策が必要

子連れでのお出かけには、抱っこ紐かベビーカーかという選択を迫られます。抱っこ紐は移動が楽になりますが、夏で気温の高い日であれば、体が密着した親子ともに熱がこもって汗で不快な状態が続いてしまいます。そのため、自分と子どもの間に抱っこ紐用の保冷剤や冷却シートを挟んだり、子どもに帽子を被せるなどして熱中症対策をしている人は多いでしょう。

一方で、そこまで対策をしない場合が多いので注意が必要なのがベビーカー。特に前向きのベビーカーだと移動中は子どもの顔が見られないので、様子をうかがうタイミングを逃してしまいがち。また備え付けの日よけで紫外線対策をしていれば、外からもなかなか子どもの様子がわかりません。ベビーカーでスイスイ移動するのはいいものの、気が付いたら子どもが暑さでぐったりしていた…という事態もしばしば起こります。

そして、実は立っている大人よりも、子どもがいるベビーカーの位置の方が、地面からの照り返しの影響を受けやすいため温度が高くなってしまうことをご存知でしょうか。環境省の熱中症予防情報サイトによると、地上から150㎝の高さに比べ、地上から50cmの高さ(おおよそベビーカーの高さ)の気温が2℃ほど高くなった事例もあると記されています。

「ベビーカーで休める場所がない」という実際の声をもとに

そんな中、アサヒ飲料株式会社は「『アサヒ 十六茶』子育てサポート事業」の一環として、「ベビーカー熱中症予防・レスキューMAP」の提供を開始。どのようなサービスなのか、7月9日にマロニエゲート銀座で行われたオープニングセレモニーを取材しました。

アサヒ飲料株式会社の宮本敬文さん(マーケティング本部マーケティング二部お茶・水グループリーダー)によると、今回のサービスは、カフェインレスで健康素材が多く含まれている「アサヒ 十六茶」のファンに多い30~40代女性に着目したものだそう。多くが子育て中だという彼女たちに子育てや熱中症に関してアンケートを取ったところ、次のような声が多く集まったといいます。

ベビーカー移動の大変さ

子どもの水分補給の頻度や1回あたりの量がわからない

熱中症にならないよう公共施設やカフェで休憩したいけれどベビーカーだと入りづらい

子どもの体調の変化に気付けるタイミングがない

アサヒ飲料株式会社の宮本敬文さん

そこで、ベビーカー移動をしている親子が気兼ねなく休憩してクールダウンできるスポットを提供するべく、本サービスをスタートさせました。そのスポットとは、銀座・渋谷・新宿・横浜の4エリアにある百貨店や商業施設、カフェなど合計40箇所。もちろん子連れ以外の方でも誰でも休憩できるスポットではありますが、「ベビーカーは邪魔になるからこのお店はやめておこう…」と入店や休憩を躊躇しがちな親にとっては、非常にありがたいサービスと言えるでしょう。

また全スポットの説明が載った地図「ベビーカー熱中症予防・レスキューMAP(https://www.asahiinryo.co.jp/16cha/sp/rescue_map/)」はウェブサイトでも閲覧でき、授乳室やオムツ交換スペース、子連れでも行きやすいお店などのチェックもできるようになっています。

“ベビーカーで休憩”の心理的ハードルは高い

筆者が先日、ベビーカーで子どもと都内をお出かけした時のこと。抱っこ紐以上に周囲を気にしたりエレベーターのために迂回したりと疲れてしまったので、どこか休憩場所はないかと探していました。しかしお昼時だったため、どのお店も混んでいてなかなか入れない状況。

そこでとにかく涼しい室内に行こうと駅ビルに入るも、座れる椅子がなかったため、買い物をしているフリして駅ビル内をうろうろ。しかしベビーカーなので他のお客さんの邪魔になると思い、結局5分も経たずに駅ビルを出て、面倒になって帰路についてしまいました。

「ベビーカーでの入店を気にしないお店も多い」とわかってはいます。しかし、狭い通路だったり混み合っていたりするお店や落ち着いた雰囲気のカフェでは、どうしても周囲を気にしてしまうので居心地が良いものではありません。そんな時、「ベビーカーOKです!」とお店側が堂々と掲げてくれるのは、心理的ハードルを下げてくれる存在になります。

上述の「ベビーカー熱中症予防・レスキューMAP」では、7月9日から9月8日までの2か月間、ベビーカーの積極的な受け入れ期間となっているそう。また、マロニエゲート銀座やル・ パン・コティディアン渋谷ヒカリエShinQs店(渋谷)などのカフェでは、育児世代に向けて今年5月から新発売した「こども十六茶」や「十六茶」が無料提供されます(※なくなり次第終了)。

この夏、このサービスは都心における子どもの熱中症対策、そしてベビーカー移動をする親の悩みを解決してくれる存在となり得るのでしょうか。今後の利用者の声に注目したいところです。

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