夏休みの恋愛で豹変する女子、年上女性から誘われる男子…気をつけたい夏の罠
LIMO / 2019年7月18日 10時15分
夏休みの恋愛で豹変する女子、年上女性から誘われる男子…気をつけたい夏の罠
夏休みになると、つい解放的な気分になり、羽目を外すこともありますよね。昔のことを振り返っても、小学校から中学校に上がると、同級生の中には背伸びをし過ぎて自滅する子も複数いました。
中高生になると年上との交際も…
筆者が中学時代を過ごしたのは、1990年代前半の北関東。携帯電話が普及する直前で、流行の最先端はポケベル所持という時代。そんな時代の地方であっても、中学生になると年上の彼氏、中には社会人の男性と付き合う子も出始めるのです。
女の子に見られるのは中学3年の夏休みに交際をスタートするケース。彼女たちの気持ち的には純粋な恋愛のようで、今でいう援助交際とは違いました。しかし、恋愛とは無関係の中学生時代を過ごした筆者や他の同級生からは「相手から遊ばれている」「相手にされていない」としか捉えられていませんでした。
そんな周囲の反応をよそに、彼女たちは「自分には年上の彼氏がいて楽しいのに、みんな受験勉強ばかりでかわいそう」と筆者たちを見下すように。
しかし夏が過ぎ、秋の深まる頃に彼女たちの恋は一方的に終止符を打たれたようです。そこから受験モードにチェンジするのは恋愛一色だった彼女たちには酷なことでした。一方男の子も、高校生になると魅力的な年上の女性からアプローチされることもあります。
夏休みを目前に控えている今回は、地方でも珍しくない夏休みの異性からの誘惑話を紹介します。
お兄ちゃんの友達に夢中になった同級生たち
女子は中学生になると年上男性との恋愛にハマるケースが出てきます。筆者の場合、夏休み前と後とで大きな変化があった2人のクラスメートがいました。
浮ついた噂がなかったのに中学3年の夏に激変
まずは筆者が中学生時代、同じクラスにいたA子のケースです。彼女には年の離れた兄がいて、既に働いていました。中学1、2年生の頃は恋の噂の1つもなかったA子ですが、3年生の夏休み前から様子が変わってきました。休み時間に鏡を取り出して髪型を気にしたり、宿題を忘れてくるようになったのです。
「誰かと付き合っている?」と周囲では噂をしていましたが、校内ではA子の相手らしき人が見当たりません。誰もが「A子は片思いをしている」と結論付けた後、中学校生活最後の夏休みに入りました。
勉強中心だった夏休みが明けて二学期がスタートすると、明らかにA子の様子が変わっていました。受験態勢に入っている同級生の中で、遊びモード全開で化粧もして学校に来るように。周囲が動揺する中、彼女は彼氏ができたことや、相手は年上で働いていることをほのめかしていました。
A子の両親は結婚が早かったこともあり、高校を卒業したらすぐにでも結婚したいとのろける日々。高校入試に向けて勉強している同級生の中、彼女だけがこの世の春を謳歌していました。
そんな春も真冬に終わりを告げました。彼氏から振られてしまったのです。結婚のことばかり聞いてくるA子が重くなって別れを告げたという噂を耳にしました。落ち込んだ彼女が立ち直る間もなく受験シーズンは到来し、A子は何とか底辺高校に引っかかりました。
年上の男性に夢中になり中卒の道を選ぶ
もともと勉強が好きではなかったB子とは、中学2年と3年で同じクラスになりました。B子は学校も休みがちだったものの、「勉強を教えて」と言われれば、休み時間に教える間柄でした。
B子にもまた、A子同様に年の離れた兄がいました。彼女の兄はヤンキーとして有名で、よく仲間が自宅に集まっていると教えてくれました。派手な兄とは違い、B子は見た目が地味なのと、リーダー格の妹ということもあり誰も手を出そうとしなかったようです。
そんなB子は、兄の友達の1人に恋をしてしまいました。写真を見せてもらいましたが、女子が10人いたらほぼ全員がイケメン認定するようなルックス。何とか付き合いたいと思ったB子は、彼と一緒にいる時間を増やそうと学校に来る日が減っていきました。
そして中学3年の夏休み明け、学校に来たB子は髪の毛を金髪に染め、化粧ポーチをカバンに忍ばせる女子中学生に変貌していたのです。必死に片思いの彼を振り向かせようと、彼女なりに努力していたのでしょうか。
B子は筆者に「勉強を教えて」とせがむこともなくなり、兄同様に高校に進学せず中卒の道を選びました。「本当にそれでいいの?」とB子に聞きましたが、彼女は「勉強するよりも適当に仕事をして早く結婚したい」とあっけらかんと言い返してきました。B子は振り向く可能性の低い年上の男性との結婚を夢見ていたのです。
男子は高校進学後に甘い誘惑が待っている
おませな女子と違い、男子は高校進学後に甘い誘惑が待っていることがあります。筆者が実際に見聞した2つのケースでは、ともに年上の女性からアプローチされていました。
20代半ばの女性から声をかけられて外泊
C君は中学時代に学級委員長をしたり、部活動で目立った活動をしていたこともあり近隣の中学でも噂が聞こえてくるほどの有名人でした。そんなC君が高校生になり、ひょんなことから知り合った20代半ばの妖艶な女性と恋仲になったのです。
夏休みには「友達と旅行に行ってくる」と親に告げ、1泊2日で彼女とアバンチュールに出かけました。学業も疎かになり、成績は下降の一途。結局、冬の初めに遊び尽くした彼女から捨てられてしまい、女性不信に陥ったといいます。
アルバイト先の23歳の美人女性と交際
C君と同じように、年上の美女から交際を申し込まれた男の子がいました。D君は誰もが認めるイケメン。しかし、自分でハンサムだと自覚していることもあり、女子からのアプローチを全て跳ねのけていたのです。「俺はこんな女で納得しない」という上から目線を匂わせる、そんな男の子でした。そのD君が、高校生になり恋に溺れる日がやってきたのです。
発端は夏休み中、アルバイトで知り合った23歳の美女に「私と付き合ってみない?」とアプローチされたこと。二つ返事でOKし、周囲に自慢するほど彼女にデレデレになったD君ですが、交際を知ったお母さんから全力で反対され、彼女と別れることに。
その反動からなのか、D君は世に出始めていた出会い系の掲示板を使い、知り合った多数の年上の女性との関係を楽しみ、己の欲求を満たすようになっていったのです。
親世代とは比較できないほど簡単に交際を始める機会が転がっている
アラフォーの筆者が思春期を過ごした時代とは異なり、現在はもっと出会いが簡単になり、低年齢化しています。夏休みを迎えるに当たり、子供が使用するオンラインゲームのチャットなどで個人情報を漏らさないことや、スマホにフィルタリングを導入するなどしてトラブルを未然に防ぐようにしましょう。
小学生であっても、性犯罪に巻き込まれる可能性があります。「うちの子に限って」という考えを捨てることが何よりも大切ではないでしょうか。
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