プログラミングにYouTuber講座?最新の習い事の傾向と背景

LIMO / 2019年7月19日 17時15分

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プログラミングにYouTuber講座?最新の習い事の傾向と背景

幼い頃私たち世代が通っていた習い事といえば、ピアノ、水泳、そろばん、学習塾…などのイメージがありますが、学校教育や世相の変化で近年は習い事事情も大きく変化しているそう。

そこで今回は最新の習い事について調査してみました。

世代を問わない定番の習い事

子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』の調査「2019年習い事調査(https://iko-yo.net/press/releases/384)」(期間:2019年2月4日~3月4日、対象:12歳以下の子どもを持つ全国の保護者1061名)によると、4歳までは習い事をしている子どもが51%と約半数となっていますが、5歳になると77%まで増加しています。

また習い事の数は、3~5歳までは1つが61%ですが、6~8歳になると2つが39%ともっとも多くなっています。

習い事人気ランキングですが、1位は「水泳」という結果が出ています。

ベビースイミングなど小さな頃から始めやすく習慣化できるという点や、学校での水泳の授業を見越してといった点などが人気の理由のようです。

2位は「学習塾・公文」と「英語」がともに23%となっています。

英語は、小学校での授業が必修化したことなどが人気の背景となっています。

また男の子はサッカーや体操など身体を動かす習い事、女の子にはピアノが人気など、私たちにも馴染み深い習い事が多いような印象です。

そんな中、e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する㈱イー・ラーニング研究所が実施した「年末年始の子どもの習い事アンケート」(期間:18年12月3日~12月12日、対象:20~50代の子どものいる親、男女計189人)ではこんな結果が出ています。

デジタルが当たり前!?関心度No.1の習い事とは

「2018年、保護者間で話題になった習い事はありますか」という項目では、56%の方が「はい」と回答し、半数以上の方が新しい習い事への関心を示していることがわかります。

その中で話題になった習い事が、定番のスポーツ系、英会話を抑え、プログラミング教室が1位となりました。また「2019年、何の習い事をさせたいですか(させる予定ですか)」という問いでは、プログラミング教室と英会話が同率1位となっています。

私たち世代には馴染みのない『プログラミング教室』が非常に注目されていることがわかります。そこでなぜプログラミング教室への注目度が高まっているのか、プログラミング教室とは一体何かを詳しくみていきましょう。

パソコンスキルだけじゃない、プログラミング教室はこんなところ

昨今プログラミング教室が注目される理由として、文部科学省が告示する学習指導要領において、小学校でのプログラミング教育を20年に必修化すると発表したことが背景にあるといえます。

そもそもプログラミングとは簡単にいうと「パソコンに対する命令を作ること」。その必修化と聞くと、パソコンに関する高度な技術を身につけなくてはならないのかと不安になる方もいるかもしれません。

しかし文部科学省が提唱するプログラミング教育とは、パソコンやタブレットなどのICT機器の基本的な操作を習得することに加え、目的に対して、それをどう動かして行けばいいか “自ら考えていく論理的思考力を身につける" ということが提唱されています。

そのため一言でプログラミング教室といっても、プログラミングそのものを学ぶ教室もありますが、様々な形式のものもあるのです。

例えばレゴブロックの形を作るという目標に向け、ブロックの数や作る手順などを論理的に考えていく=プログラミング教育に必要とされている論理的思考力を育てる教室もあります。

ロボットを動かすための命令をパソコンで作るようなものもありますし、テーマを決めそれにあうように音符を並べて楽曲を作っていくものもあります。

関心が高まっている今、ぜひお子様の年齢や興味を持っていることに通じるプログラミング教室を探してみてはいかがでしょうか。

プログラミングだけじゃない、最新の習い事事情

プログラミング教室だけでなく、学校での授業の必修化に伴い人気が高まっている習い事も多いようです。英会話の根強い人気はもちろん、中学校の保健体育の授業で必修化されたダンスは、往年人気の高いバレエに加え、ヒップホップやジャズダンスなどリズム感を養うようなジャンルの人気も高くなっています。

また子どものなりたい職業ランキングの上位にYouTuberがランクインしている世相を反映してか、動画の撮り方、編集の仕方、リアクションなどの練習をするYouTuber養成講座などのユニークな習い事も増えています。

まとめ

定番のものから、昨今の世相を反映したものまで、社会の多様化に伴い習い事も日々新しいものへと変化していることがわかりました。

共通していることは、学校での教育にリンクしているものや、子どもの興味関心をより伸ばすものなど、子どもたちの多様な未来を育てていくものなのではないでしょうか。

すでにお子様が習い事に通っているみなさんも、夏休みという長い休みを機に始めてみようと思っている方もぜひ参考にしてみてください。

【参考】
『【2019年習い事調査】「ピアノ・エレクトーン離れ』が顕著に 一昨年29%より10ポイント減~子どもの「好き」を見つけたい、伸ばしたい親心~』子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ
『2018年 年末年始の子どもの習い事に関するアンケート』イー・ラーニング研究所調べ
『小学校プログラミング教育の必修化に向けて』文部科学省生涯学習政策局 情報教育課情報教育復興室
『レゴ®スクール』レゴ社

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