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家に居づらいパパ急増中!?脱「フラリーマン」に必要なこと

LIMO / 2019年8月10日 18時30分

家に居づらいパパ急増中!?脱「フラリーマン」に必要なこと

家に居づらいパパ急増中!?脱「フラリーマン」に必要なこと

近年、「フラリーマン」が増加傾向にあり、注目を集めています。仕事が早く終わってもなかなか家に帰ってこないでふらふらとしているフラリーマンですが、妻からすると時間があるならば早く帰ってきて子どもの面倒をみたり家事を手伝ったりしてほしいと思う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、フラリーマンの主な心情、対処法についてまとめました。

フラリーマンとは?

フラリーマンは造語

フラリーマンとは2007年に出版された『「上司が読める」と面白い(https://amzn.to/2YPZ8jV)』(PHP文庫、著:渋谷昌三)という本の中で使われた造語であり、「家のことなどは気にせずすごした結果、居場所を失ってしまい帰らずふらふらとしているサラリーマン」という意味の言葉です。

しかし、最近は労働環境の変化もあり「残業はなくなったけれども、ふらふらとしているサラリーマン」という意味でも使われることが増えてきました。

フラリーマンが増えた理由とは

フラリーマンになってしまう理由は個人によって異なりますが、近年、定年間際ではなく中年層のフラリーマンが増えてきていると言われています。

その代表的な理由の1つとして、「働き方改革」が挙げられます。2019年4月から順次施行されている働き方改革関連法によって、長時間労働を解消する動きが始まっています。

今まで残業で夜遅くに帰宅していたサラリーマンが定時で帰るとなると、「早く家に帰ったとしてもなにをしていいのかわからない」と悩んでしまい、そのため家に帰らずふらふらとすごしている方も多いようです。

フラリーマンになってしまう理由

1.家事に参加しにくい

フラリーマンになってしまう原因は多々あり、環境や人間関係などにもより異なりますが、家にいても家事に参加しにくく、帰りたくないと考えている方も多いようです。

一口に家事といっても、洗濯や皿洗いなど様々なことがあります。慣れないことをして逆に家が散らかってしまったり、妻にやり直しをさせてしまったり…。このような状態になることを危惧して、なかなか手が出せないのだとか。

「なにもしないのに家にいても邪魔になる…」と考えた結果、帰宅せずにふらふらとしてしまう場合もあります。

2.家に居場所がないと感じる

子どもが生まれると、子ども中心の生活になります。家庭環境ががらりと変化し、家にいてもなんだか居場所がないと感じるお父さんもいるのだそう。

この生活の変化にすぐ対応できる方もいれば、なかなか変化に対応できずに悩んで家に帰りにくくなってしまうという方もいます。

3.1人の時間を確保したい

毎日お仕事をしていると、なかなか自分の時間を確保できない、家に帰っても上手にリラックスできない、という方も多いようです。

そのため、定時に退社して早く家に帰れる場合でも、1人ですごす時間がほしいと思い、ふらふらとして家に帰らないこともあるのだとか。

4.その他の理由も多い

フラリーマンになりやすい理由を3つ挙げましたが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。

帰りたいけれどなんだか家に居づらい人もいれば、ただ家に帰りたくないという人もいて理由はさまざまです。話し合いをするとなったとき、ふらふらしている理由を決めつけないで本人の気持ちを聞いてみることも大切です。

フラリーマンの対処方とは

1.ふらふらしている理由を理解する

家に帰ってこない理由を聞きもせず、放置したり怒ったりしてしまうと関係がうまくいかなくなってしまう場合もあります。

まずはふらふらしている理由を聞いてから、どうすればいいのかを話し合うことも必要でしょう。

2.家事の手順などをわかりやすくする

フラリーマンの中には、どのように家事をすればいいのかわからず帰りにくい、という方もいます。

そういったお父さんに家に帰ってきて家事をしてもらうためには、まず家事の手順をわかりやすくすることも大切です。

目で見てわかるように家事のやり方を書いた紙を作り、貼っておくのも効果的ですよ。

3.具体的な例をあげて家事に参加してもらう

「なにをしていいのかわからない」というお父さんもいるので「テーブルを拭いて」「ものを棚に片づけて」と、具体的にやってほしい家事の内容を伝えると動きやすくなり家事に参加しやすくなります。

4.「居場所がない…」を解消

家に居場所がないと感じてふらふらとしているお父さんもいますが、家事ができるようになるとお父さんとお母さんで分担でき、「なにもできない自分が家にいるよりも…」という気持ちをなくすことで居場所のなさの解消につながります。

同時に、家事を分担するようになるとお母さんの負担も少なくなり、2人ともすごしやすくなりますね。

5.連絡をするように決める

ふらふらと帰らないままだと、いつ帰ってくるのか、ごはんの準備はいつすればいいのかとイライラしてしまうこともあります。

そこで、「今日は〇時には帰れそう」「今日は遅くなる」と一言連絡をするように決めると、その後の予定を立てやすく助かりますね。

また、早く帰ってくる場合は家事を頼むことができたり、遅い場合は自分でやっておくと連絡をしたり、スムーズに家のことができてストレスをなくすことにもつながります。

脱フラリーマンを目指して

一口にフラリーマンといっても家に帰らない理由はさまざま。その理由を理解してどうすれば解消できるのか話し合い、実践することも重要です。

また、「家事ができず、居場所もない…」と感じているお父さんには、家事ができるようにお母さんの協力も必要となります。お父さんが帰ってこない、とお悩みの方は、まずお話を聞くところから始めて解決策をみつけてみてくださいね。

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『「上司が読める」と面白い(https://amzn.to/2YPZ8jV)』(PHP文庫)
渋谷昌三 著
533円(本体価格)

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