「お金に困りがちな人」の3つの特徴。やめるべき悪習慣とは?
LIMO / 2019年7月29日 18時50分
「お金に困りがちな人」の3つの特徴。やめるべき悪習慣とは?
給料日前やボーナス日前になると、「今ちょっとお金がなくて…」と口癖のように言っている人はいませんか?
しっかり先取り貯金をしていて、手元のお金がないということならば話は別ですが、「入ってきたお金をあるだけ使ってしまい、お金がない」という人の場合、将来お金の悩みを抱えてしまう可能性も。
お金に困りがちな人には、共通した習慣や考え方が見られます。大幅な収入増に期待できない年齢になってから「あのとき、お金をしっかり貯めていれば…」と後悔しないためにも、今のうちから習慣を見直しておきましょう!
「お金に困る人」に多い習慣3つ
お金の使い方には、その人の生活習慣が大きく影響します。無意識にしている行動が、無駄遣いのもとになっていることも。以下3つは、「お金に困る人」に多い習慣です。自分に当てはまるものはないか、普段の生活を見直してみましょう。
(1)外食回数が多い
「自炊は時間の無駄、キッチンが汚れる、食材が余って逆に損をする」といった理由で自炊をしない主義の人もいる昨今。しかしやはり、外食中心の生活は支出が格段に多くなりがちです。
外食は自炊よりも出費がかさみやすいだけではなく、「ドリンクやデザートも頼もうかな」「どうせなら好きなものを食べたい」といった誘惑が多いデメリットもあります。思い当たる節がある人はせめて毎日1食、あるいは休日は必ず自炊にするなど、食費を抑える習慣を身につけていきましょう。
(2) 現金での買い物をしたがらない
賢く使えば、メリットも得られるクレジットカードや電子マネー。しかし反面、お金を使っている感覚が得られにくく、買い物のハードルが下がってしまいがちなリスクがあります。支出の管理もあいまいになりやすく、予想以上に使ってしまっていた…というケースも珍しくありません。
一度でも「クレジットカードなどの請求額を見て驚いた」という経験がある方は要注意。カードや電子マネーを使ったら、その都度必ず明細を確認する習慣を身に付ける、現金で買える場所では現金を使うなど、使い過ぎを予防する工夫をしていきましょう。
(3) いろんな自分磨きに手を出している
自己投資や人生の楽しみという側面で考えれば、「自分磨き」も必要な出費と言えます。しかし、トレンドに流されて「あれもこれも」と手を出していると、支出も膨らんでしまいがち。こういった傾向がある人は、即契約せず、一旦落ち着いて熟考をすることを心がけていきましょう。
「通信教育を受講したのに放置している」「習いごとを申し込んだのに、あまり参加できていない」といった状態になりがちな人も、取り組む分野を定期的に見直すのがおすすめです。
「忙しすぎて、費用を払ったのに行けていない習い事や趣味がある」という人も、参加時期を限定するなどして工夫しながら取り組んでいきましょう。
普段の口癖や考え方にも注意!
「お金に困る人」には、口癖や考え方にも共通点があります。冒頭でも述べましたが、「お金がない」というのもそのひとつ。しかしこれを口癖にしていると、危機感なくそう言うだけで終わってしまい、現状から抜け出しにくくなってしまいます。
つい「お金がない」と口走ってしまったときは、「お金がないから、新たな収入源を探してみようかな」「お金がないけど、改善点を探して試してみよう」といったように、今後の対策もあわせて言葉にするのがおすすめです。自然に意識が高まり、今の状態から抜け出せるきっかけが生まれるかもしれません。
また、「お金を使えば、なんでも解決できる」という考え方の人も注意が必要です。「運動したい→ジムに通おう」「読書がしたい→本を買おう」といった行動が重なっていくと、支出にブレーキをかけることができません。「民間より自治体が運営しているジムのほうが安いかも」「図書館なら無料で借りられるな」といったように、できるだけお金をかけない方法も考える癖をつけていきましょう。
「お金に困る原因」は財布の中にも!
「上述の項目には当てはまらないけど、お金には困っている」という方は、財布の中に原因を探してみましょう。
少額でも必ずレシートをもらうようにして、毎日それらをチェックしていると、「不要なものを買っている」「このお店に立ち寄る癖をなくせば、結構節約できる」といった日頃の習慣の改善点が見つかるはず。
さらに、その日使ったお金を合計して、手帳に控えていくのもおすすめです。スケジュールと合わせて支出額を見ると、大きな支出に繋がる行動傾向も掴めますし、1週間ごとの予算を決めておくと、「今週は予算にあったペースで進んでいるか」を確認しやすくなります。節約意識も自然と芽生えてくるでしょう。
まとめ
普段のちょっとした習慣の積み重ねで、家計は思っている以上に変わります。「私は貯金できないタイプだから…」と諦めている人も、習慣を見直せば貯金に充てるお金を増やしていける可能性も大。
とはいえ、習慣を変えるには時間や努力も必要です。「マイホームのために生活を見直して貯金をするぞ!」「習慣を変えて、来年までに100万円貯めよう!」といった具体的目標を立て、モチベーションを維持しながら取り組んでいきましょう。
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