噂を食べて生きているような親…こんなママにご用心！保護者会で見た「イタいママ達」

子供たちの夏休みが始まりました！その前にお子さんの学校の保護者会のあったご家庭も多いのでは？そんな保護者会で会うお母さんは、実にさまざまな考え方の人がいます。「仲良くなろう！」と意気込んでいても「え？」「あれ？」というお母さんに出くわして戸惑った経験のあるお母さんも多いのでは？

今回は、筆者が目の当たりにした「え？」「あれ？」というお母さん達をご紹介します。

保護者会の最中に子供の机の中の片づけるA男くんのママ

小学校６年生の保護者会でのこと。先生が話をしている最中に、Ａ男くんのお母さんがおもむろに自分の子供の机の引き出しの中身を出し始めました。先生が話をしているのに「何をしているんだろう？」と思ったら、ノートの中身をチェックし、引き出しの中身をチェックし、引き出しの奥にあるクシャクシャのプリントを整理し始めたのです。

確かに保護者会終盤に子供の机の中身をチェックしているお母さんは見たことがありますが、先生が話している最中にガッツリ机の中身の整理をし始めて驚きました。

子供に、プライバシーはないのでしょうか？小学校低学年ならまだしも、小学校６年生です。
果たして、先生の話はＡ男くんのお母さんの耳に届いていたのか？いささか疑問です。

保護者会で先生を激ヅメするB子ちゃんママ

中学校での保護者会での話です。各クラスの担任と保護者との懇談会がありました。Ｂ子ちゃんのお母さんが口火を切りました。開口一番「とにかく男子がうるさくて授業にならない、受験に差し支える。ほかのお母さん方、ご存知ですか？こんなことがあるんですよ。」と公開授業で見た子供たちの悪い行動を列挙していました。

そのうるさい男子のお母さんは名指しされ、顔も上げられないような状況でした。その話を聞いた時は「受験前にそれは困る」と思いました。でも、あとからいろいろな人の話を総合して判断すると、正直過敏すぎるし、過干渉だし思いました。Ｂ子ちゃんが嫌になるような発言は一言たりとも許さないという気概を感じました。自分の娘は可愛いし心配でしょうが、子供の一挙手一投足まで把握していないと気が済まないんだろうなあ、と感じました。

先生の身の上話などの噂話が満載のC子ちゃんママ

保護者会終了後、校門を出たところで話に花が咲いていつまでも帰らないお母さん、見たことありませんか？女も４０過ぎると大体「あ、この人、自分とカテゴリ違うかも」って気が付きますよね？なので近づかなかったのですが、ひょんなことから保護者会の後のC子ちゃんのお母さんが混じっている校門前の立ち話に「参加」することになったんです。

どんなことを話していたのかというと…本ウワサ話です。C子ちゃんのお母さんの先生の身の上話の情報量がハンパない！まあ、先生の奥さんの話、彼女の話、どうしてそんな情報を仕入れられたのかわかりませんが、驚くべき情報量です。他のお母さんのウワサ話や悪口も織り交ぜながら話していて、その長いこと長いこと。「ウワサ話を食べて生きている」風情満載でした。

実はそのママの娘さんのC子ちゃんも、とにかくウワサ話が好きで、C子ちゃんと同じクラスだったうちの娘は「早く違うクラスにならないかな」と思っていたそうです。娘は卒業後、関わらなくて済むようになって「スッキリした」といっていました。

子供を管理したがる親、噂を食べて生きているような親は、なるべく距離を置きたい

とはいえ、全く関わらないわけにいかないのが同じクラスやＰＴＡで一緒のお母さんです。そこはひとつ大人になってそつなく対応しておいた方が無難です。また、噂話には尾ビレ背ビレだけでなく、腹ビレもついてきますから、話半分に聞いておくことも大事です。そして、間違っても「Ａ男くんのお母さん見た？ねえ、信じられないわよね～」と噂話を垂れ流す側にならないことです。噂話を流す人は、噂を流されていることも結構多いのでご注意を。

ママ友は、馬が合う人とだけ仲良くなればいいのです。合わないお母さんとは、ほどよく距離を置いて、でもよそよそし過ぎないようにするのが、PTAや子供の学校の中での処世術です。ほどよく人間関係を調整して、気持ちのよいママ友ライフを過ごせるといいですね！