収入アップのためにできることは何? 子育てママが感じる老後資金への不安
LIMO / 2019年8月7日 19時45分
収入アップのためにできることは何? 子育てママが感じる老後資金への不安
”老後資金に2000万円必要”という話が世間を騒がせていて、本当に貯められるのかと心配になっている人も多いと思います。筆者も小さな子どもを2人育てる母として、「きちんと不自由なく子どもたちを育て、老後も子どもに迷惑をかけないだけのお金を用意できるのか」と、将来に対してとても悲観的になってしまいました。
しかし、収入アップと老後でも働くことができる力を身につければ、リスクを少しでも減らすことになると考え始め、実際に自分でトライしてみると「なんとかなるかも」と思えるようになりました。今同じように将来が不安を抱いている方の参考になれば嬉しく思います。
リストラ、年金問題、長生き問題など将来へのお金の不安は尽きない
企業のリストラは珍しいことではなくなり、終身雇用も今後どうなっていくかわからない昨今。会社員でも将来的に「絶対に安心」という保障はますますなくなっていきそうです。
また、年金受給年齢が引き上げられれば定年退職から年金受給開始までの生活費を補う老後資金がより必要になり、長生きすればするほどお金がかかる「長生きリスク」など将来に対する問題は山積みです。教育費、マイホーム購入資金など、目先に必要になるお金が多すぎて、老後資金まで貯めるのならば「今を楽しむことができない」と寂しい気持ちになりました。
収入を増やすことを真剣に考えなければいけない
お金を貯めるためには「節約する」「収入を増やす」「投資でお金を増やす」という3つの選択肢があります。このうち「節約する」ことも大切ですが、やはり生活費を切り詰めるのにも限度があり、あまりにも生活を切り詰めると何のために生きているのか分からなくなりそうです。投資も大切だと思い色々試していますが、リターンを求めれば元本割れのリスクもあるので「確実に増やす」のは難しいでしょう。
そうなると「収入を増やす」方法を考えるのが一番手っ取り早いと筆者は考えました。収入が増えれば今の生活水準を変えたり、やりたいことを我慢したりせずに貯金を増やすことができるからです。
現代は稼ぐためのコンテンツに溢れている
現代社会は企業などに属さなくても、たくさんの「稼ぐことができるコンテンツ」があります。クラウドソーシングサイトでは自宅にいながら仕事ができる案件もたくさんありますし、自分の時間を売り買いできるサイトで自分の特技を売ることもできます。
ハンドメイド作品をフリマサイトで売ったり、育児経験を活かしてベビーシッターとして活躍できるマッチングサイトがあったり、様々な選択肢があるのです。会社員として収入を得ながら副業で新たな収入源を増やすこともできますし、専業主婦が隙間時間に働き、世帯年収を増やすということも考えられます。
筆者も子供が小さく会社に所属して働くというのが今は難しいのですが、在宅でできる仕事にいろいろ挑戦しています。将来的に再就職することになっても、今の仕事は副業として続けられればさらに収入を増やすこともできると考えています。収入を増やすために働くことは「やる気」と「行動」さえ伴えば誰にでもできることなので、あとはストレスにならないような自分に合った仕事を探すことができると良いですね。
収入アップと老後も働ける力を身につけることが大切だと実感
収入が増えたからといって贅沢をしていてはいけませんが、気持ちに余裕ができて老後への不安も和らぐのは良いことだと思いました。また、老後も収入が得られるようなスキルやノウハウを今から身につけておけば、定年退職後から年金受給開始までの収入がない時期を穴埋めすることもできるので、これも安心要素となります。
新しい技術がどんどん導入され、移り変わりが激しい社会なので、実際は10年先のことでさえ予測するのも難しいものです。10年前にYouTuberという職業が想像できなかったように、今ある職業やスキルの需要が何十年も続くかは疑問ですし、今思いつくような職業は将来的には全く的外れなものかもしれません。
しかし、何もやらないよりは常に挑戦していたほうが時代の流れを敏感に感じ取ることができ、その時代の需要に合った仕事ができるようになるのではないかと思います。
おわりに
日本の将来がどうなるかは予想がつきませんし、自分自身の環境が変わる可能性もあります。そうなると「収入を上げて貯蓄を増やすこと」と「老後も働くための準備をすること」を今から始めるのは非常に重要なのではないでしょうか。
一昔前に比べると、リモートで柔軟に働くことができる環境になりつつあり、ひとつの職業にとらわれず、副業などでさまざまな仕事に挑戦しやすくもなってきています。老後まで続けられる仕事を現時点で見つけるのは難しいかもしれませんが、嗅覚を働かせてその時その時に合った仕事を見つけ、それに挑戦するフットワークの軽さとバイタリティがあれば、将来の不安を少しでも軽減できるのではないかと思います。
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