「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店売上高が今期初のマイナス成長に(2019年7月)
LIMO / 2019年8月8日 12時15分
「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店売上高が今期初のマイナス成長に(2019年7月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2019年7月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年8月5日に更新されたカッパ・クリエイトの2019年7月の既存店売上高は、対前年同月比96.8%とマイナス成長になりました。
内訳は客数が94.8%、客単価が102.0%となり、客単価はプラスとなったものの客数のマイナスをカバーできなかった形です。
全店舗売上高も94.0%とマイナス成長。既存店売上高と同様、客数がマイナスの一方で、客単価はプラスとなっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、これまでの同社の既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は、今期Q1は3ヶ月続けてプラス成長を果たしましたが、Q2最初の7月はマイナス成長からのスタートとなっています。なお、7月は客数のマイナスが94.8%と今期最低の一方で、客単価は102.0%と今期最高であり、客数の減少がより大きな影響を与えました。
また全店舗売上高は、今期は5月がプラス成長となったものの、他の3ヶ月はマイナス成長。マイナス成長月は、客数もマイナスであり、全店ベースでも客数の上下に影響を受けています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は上限1,500円付近、下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成中です。5月から徐々に上昇しているものの、7月以降は1,400円前後の狭い値幅での取引が継続しています。
7月は客数の減少を背景に、既存店及び全店ともに対前年同月比でマイナス成長となりました。7月の落ち込みが一時的なものに留まるのかが注目されます。
参考資料:月次売上推移速報(http://www.kappa-create.co.jp/monthly2019/)
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