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節約ブロガーに聞く!節約を苦行にしない5つのコツ

LIMO / 2019年8月11日 12時10分

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節約ブロガーに聞く!節約を苦行にしない5つのコツ

こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

節約をしなきゃと思っても、日々の節約で買うのを我慢してストレスをため、ある時うっかり衝動買いをしてしまう…。

これではストレスだけためて、全くお金が貯まらないですよね。

ストレスをためずに節約をするためにはどうすればいいのか、人気節約ブロガーの「かのんこ」さんにお聞きしました。

(1) やらない節約を決めておく

かのんこさんの旦那さんは元スポーツマンでちょっと暑ければすぐにエアコンをつけてしまうそうです。節電という観点では、扇風機を使うなどの方がいいのかもしれません。

しかしかのんこさんは、こまめに電気を消すとか冷房の設定温度を高くするといった節約はしないそうです。

家族がギスギスしストレスもたまるから。

何でも節約するというよりも、家族の心地よさを優先し節約できる金額が大きいところ、定期的に出ていくような通信費、保険料などのランニングコストの見直しのように1回手続きをすれば節約が終わる効果が高い節約を優先してやるそうです。

エアコンの節約はしすぎると健康を損ねてしまいます。でもスマートフォン(スマホ)を大手キャリアから格安SIMに変えれば、通話料が半額以下になり年間5万円以上も節約できることも。
このように、あえてやらない節約をきめておくこともストレスがたまらないようにするコツだそうです。

(2) 配偶者・家族と団結する

独身ならば自分の使うものだけ気をつければいいでしょう。しかし、結婚するとどうしても自分以外の家族に対して、「そんなモノ買って。私ばっかりこんなに我慢しているのに」と思ってストレスをためてしまいがち。

かのんこさんも結婚当初は夫の金遣いに目くじらをたてていたそうですが、まずは自分がネイルサロンに行くのをやめるなど、夫の目から見ても分かる節約を率先して行ったそうです。

また男性に対して「そんなモノ買って…」など小言を言うよりも、Excelで作った家計簿を見せて「今月の食費は今日の時点でもう2万円。先月は1カ月で2万5000円だったから多い」など具体的に数字で示して伝えるようにしましょう。

家族の理解を得られないままだと、仲が悪くなりストレスにもなりかねません。

(3) 家電はネット、実店舗を比較する

大型家電を購入する際は、ネットも実店舗も比較して検討するようにしているそうです。その際に注意したいのは、諸経費も含めて比較することだそうです。

例えば、家電はネットで買うほうが安く思われがちですが、送料の部分はエレベーターの有無や2階以上になると割高になる場合も。洗濯機などは設置料もあります。下取り処分料金も忘れずに確認する必要があります。

こうした諸経費も含めた金額で比較するようにすると、最安値で購入できるそうです。
白物家電より頻繁に買い替えるスマホやパソコンはどうすれば格安に買えるのか、気になりますよね。

かのんこさんは、今年スマホとパソコンを買い替えたそうなので聞いてみたところ、SIMフリーのiPhoneを使っているそうです。買い替えの際は、店舗ではなくネットで未使用のものを購入したとのこと。ネットで買う際は「白ロム」という契約情報が記録されていない(SIMカードが入っていない)端末を選ぶようにしましょう。

パソコンの場合は受注生産で、機能を取捨選択できるメーカーのパソコンを購入したそうです。

(4) 自分の得意なこと、苦手なことを理解する

ダイエットも運動して痩せる方が向いている人、食生活の改善で痩せる方が向いている人がいますね。節約方法もいろいろあり、向き不向きがあります。

かのんこさんは料理が苦手だそうです。その為、料理に関しては外食を減らし、とにかく自炊すればOKぐらいのレベルに設定しているそうです。

一方で、自分の中で楽しめる預金口座選び、投資信託の勉強、家計管理は徹底しているそうです。

私も節約は好きですが、好きなこと・ものを我慢するのは苦手です。お腹が空いたときに買い物に行って、冷静に必要なものだけ買って帰るみたいなことはできず、レジ周りの誘惑に負けてしまいます。だから、買い物を減らすという節約は向いていないと思うのです。

しかし、出ていく必要経費を抑える為に情報収集するのは好きです。

例えば、保険金や年金って年払いにすると割引になるのです。一気にまとまったお金が減りますが、年金も保険金も好き嫌いで払っているわけではありません。手続き1つで割引になるようなことはできる限りやります。電力会社も変えました。

節約に限ったことじゃないと思いますが、自分の得意不得意を理解するってとても重要だと思いました。

かのんこさんの場合、家計管理のモチベーション維持のためにブログを始めたそうです。ブログに家計簿を公開していったら月間400万PVのブログになり、本も出版したそうです。すごいですね~。

(5) 収入が異なる人の情報発信を見ない

節約といっても、年収300万円独身実家暮らしで貯金ができないといっている人の節約方法、世帯年収1000万円超えの夫婦で貯金ができない人の節約方法と、世帯年収300万円子ども有家族の節約方法は全く異なります。

ストレスをためないために、自分とは収入が異なる人向けの情報は見ないようにしているそうです。

「ビールを第3のビールに変えて節約できました」という情報があっても、お酒を飲まない方には参考になりません。

ふるさと納税も、年収によってもらえるものが大きく異なります。納税額が大きい人ほど節約にはなるでしょう。しかし、世帯年収300万円ぐらいだとあまり節約効果はありませんし、こういう情報を見ても自分と比較してストレスをためるだけなので見ないそうです。

この5番目のコツが1番納得しました。「よそはよそ」ですよね。

参考になれば幸いです。

【取材協力】
かのんこ(https://ameblo.jp/kanonkomilk1985/)
アメブロで月間400万PVの節約ブロガー。結婚と同時に妊娠が発覚。共稼ぎのはずが手取り月収17万円の家庭の専業主婦になる。世帯年収300万円台子ども2人のリアルな家計簿、財テクを公開し綴っていたところ人気になる。家計改善ネタが豊富。

(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07SG87FV4/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B07SG87FV4&linkCode=as2&tag=navipla-22&linkId=9620948684850474e6abfbcc9ad70a9f)

『新築戸建て買っちゃった!年収300万円しあわせ生活 かのんこ家の家計と家事の工夫(https://amzn.to/2yPUAj3)』(KADOKAWA)
かのんこ 著
1200円(税抜き)

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