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周囲はどうすべき?「人前で子どもを叱れないママ」「あえて叱らないママ」

LIMO / 2019年8月11日 21時45分

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周囲はどうすべき?「人前で子どもを叱れないママ」「あえて叱らないママ」

公共の場で騒いでいる子どもの横で、知らんぷりしている母親…。みなさんも、1度はこのような光景を見た経験があるのではないでしょうか。ここで気になるのが、母親は「叱りたいけど叱れない」「あえて叱らない」のどちらかということ。今回は、それぞれの考えについて迫っていきます。

「あえて叱らないママ」に困惑する周囲の声

まずは、「あえて叱らない」パターンについてみていきましょう。これは、家庭の教育方針として叱らずにいようと決めているケースが挙げられます。

確かに、教育方針は家庭によって違って当然。しかし、その教育方針により周囲が迷惑することもあるようです。その周囲の本音を聞いてみましょう。

・「子どものお友達に、すごく自分勝手な子がいます。周りの子を叩いたのに、母親はニコニコしながら『あらら、ママ悲しいなぁ』と声をかけるだけ。ちょっと甘すぎません?」

・「姉の子が包丁で遊んでいたので、『ダメ、危ない!』といいながら取り上げました。すると、叱らない育児派の姉に『怒るから泣いちゃったわよ!ほら謝って!』と叱られたんです。もう開いた口が塞がりません」

・「幼稚園の保護者会で『息子はデリケートだから気を遣ってあげてほしい』といっているママがいました。あなたの子ども、いつも暴れまくっているいじめっ子ですけど…?」

「叱れないママ」の悩み

「何があっても叱らない!」と決めているママがいる一方、事情があって叱れないママも存在します。自分の子に対して叱りにくさを感じるのは、一体なぜなのでしょうか。

そこには、「周囲の目線」に怯えるママたちの姿がありました。「厳しく叱ると虐待を疑われそう」「申し訳なさそうにしないと」といった焦りが、思うように叱れない気持ちに繋がるようです。

また、「叱る体力が残っていない」という状況に陥ることもあります。どんなに叱っても暴れる、どんなにあやしても泣いてしまう我が子といると、もうヘトヘトになってしまうのです。「怒っても無駄だ」と悟ると、無気力になってしまうのも無理はないのかもしれません。

周囲はどう対応すべき?

自らの意志で叱らないママもいれば、叱りたくても叱れないママもいることが分かりました。さまざまな事情で子どもを叱れないとなると、周囲はどう対応すべきなのでしょうか。ママたちが実際にしている対応を聞いてみました。

・「うちの家で遊ぶときは、わが家のルールを伝えています。優しく伝えると、すんなりと従ってくれました」

・「軽く注意しただけなのに、『うちの子を叱ったそうね』とトラブルになった経験が…。それ以来、厄介そうな母親の子には注意しないよう心がけています」

・「親のタイプに関わらず、どんなときでも他人の子は叱りません。自分以外の子を叱るのは、その家庭の育児を否定しているみたいですから」

よその子を叱るうえで大切なのは、「親同士のトラブルにならないようにすること」です。言い方には十分配慮する、相手の親の性格を考慮するなど、その状況に応じて判断しましょう。トラブルの可能性をなくしたいなら、いっそのこと叱らないと決めておくのも1つの方法です。

まとめ

同じ「子どもを叱らない」という状況でも、その母親の考えはさまざま。もしかすると、叱るに叱れない事情があるのかもしれません。「叱らないなんて育児放棄だ」「子どものことを考えていないんだ」と決めつけるのは避けたほうがいいでしょう。

とはいえ、子どもの言動が周囲に迷惑をかけているのは問題です。相手の親とトラブルにならないよう注意しながら、その場の状況に適した対応をとるように意識しておきましょう。

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