1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「孫育て」は「子育て」よりも大変…協力的な祖父母に忘れてはならないこと

LIMO / 2019年8月24日 18時30分

「孫育て」は「子育て」よりも大変…協力的な祖父母に忘れてはならないこと

「孫育て」は「子育て」よりも大変…協力的な祖父母に忘れてはならないこと

近年、女性の社会進出も進み働きながら子どもの面倒をみているお母さんも増えています。しかし、仕事があるのに保育園がおやすみだったり、急用でどうしても子どもの面倒をみられなかったり…ということも。

そんなとき、祖母や祖父に面倒をみてもらえるととても助かりますよね。祖父母も孫に会えるのは嬉しいもの、と思いきや孫の育児のことに悩んでいる方も意外といるのだそうです。そこで今回は、祖父母が育児に参加するメリットやデメリットについてまとめました。

孫の面倒を見る祖父母の気持ちとは?

孫に会えるのは嬉しい

可愛い孫に会えるのは、やはり嬉しいもの。孫が元気に遊んでいる様子や成長を近くで見守れるのは、祖父母にとっても幸せなことですよね。しかし、孫に会えるのは嬉しい反面、複雑な思いを抱えている祖父母も多いようです。

お金がかかる

孫の面倒をみるために、おやつを買ったりおもちゃを用意したりするとお金がかかって大変だと感じている祖父母もいます。祖父母には本人たちの生活があり、生きていくためにお金が必要となる中、頻繁に孫の面倒をみるとなると「自分たちの老後のための貯金が少なくなってしまう」というお悩みもあるそうです。

体力が衰えているためつらい

子どもを育てた経験があるからといって、年齢を重ねてからも同じようにできるとは限りません。年を取ると体力が衰え、以前のようにテキパキと子育てができなくなっているという場合もあります。

孫とたくさん遊んであげたいと思っても、疲れてしまい動けないと落ち込んでしまうことも。また、体力の衰えのほかにも注意力や集中力も徐々に低下し、孫の面倒をみるのに不安を感じるという祖父母もいます。

祖父母が育児に参加する「孫育て」のメリット

時間に制限がない

保育園に子どもを預けていると、「〇時頃までにはお迎えに来てください」という決まりがあります。普段はその時間内にお迎えに行くことができても、急に仕事が入ってしまうなどの理由によって、お母さんもお父さんもお迎えに行けないことも。

祖父母に「お迎えに行くのが遅くなる」と連絡をすれば面倒をみてもらえるため、安心して用事を済ませることができますね。

保育園の定員問題の解消

両親が働いているため子どもを保育園に預けたい、と思っていても満員で預けられないというのも最近は珍しくありませんよね。そういうとき、祖父母に面倒をみてもらえるとお母さんもお父さんも安心して働けます。

また、保育園に子どもを入れようとすると保育料がかかりますが、祖父母にみてもらえるとその分の費用を節約し、別のところにまわせるというメリットも。

気になる「孫育て」のデメリット

変化する子育ての常識

1つ目の問題は、「昔の子育ての常識」と「現代の子育ての常識」では変わった部分が多々あり、祖父母は変化した子育ての常識を知らないということがあります。

また、常識は変わったと知っているにも関わらず、昔の子育ての常識を押しつけられてしまうという場合もあるようです。

「孫育て」で問題が起こらないようにするために

事前に「現代の子育ての常識」について伝える

昔と今では、子育ての常識もどんどん変化しています。「現代の子育ての常識」について祖父母が知らないことも多いので、子どもを預ける前に伝えることも大切です。

子どもを預ける前に子育てについて話し合っておくことでトラブルを回避できるだけではなく、現代の子育ての常識がわからず不安を感じている祖父母を安心させることもできますよ。

祖父母の体調も考える

祖父母も年齢を重ねるにつれて、体調を崩しやすくなっていきます。元気いっぱいな子どもの相手をするのはなかなか大変なもので、子どもの相手をして疲れて体調を崩してしまうということも。

また、体調が悪くても預かってほしいといわれたら断り切れず、無理をしてしまう方もいます。子どもを預かってほしいときは、祖父母の体調の確認をしておくことをおすすめします。

お金の管理をあやふやにしない

家族間でもお金のやりとりはトラブルにつながりやすいところです。子どもを祖父母に預けるときは、あらかじめ食事代などを用意しておくなど、きちんと管理するようにしましょう。

「ありがとう」を忘れずに

「家族だから面倒をみてもらうのは当たり前」という気持ちでいてはいけません。

子育てはみんなで協力して行うものといえど、昔と現代の子育ての違いに戸惑ったり年を取って疲れやすくなっているところ子どもの面倒をみてくれたりと、さまざまな負担がありつつも祖父母も頑張ってくれています。

それを当たり前のことだとは思わず、面倒をみてもらったら「ありがとう」の一言を忘れないようにしたいところです。

面倒をみていた間に起ったことを報告する

例えば「小さなおもちゃを口に入れてしまいそうになった」「転んでテーブルの角に頭を打ちそうになった」など、祖父母が子どもの面倒をみている間になにがあったかを報告する決まりを作るのもおすすめです。

危険だと思ったことを報告し、祖父母と両親の間で共有することでどういうところに危険が潜んでいるか気づきやすくなるうえに、対策もできます。

祖父母も適度に育児に参加してみんなで子どもを育てよう

お母さんやお父さんも祖父母に子どもの面倒をみてもらえると、お仕事もしやすく安心感もありますよね。しかし、連携がうまく取れていないと問題が発生してしまい、人間関係に亀裂が入ってしまう場合も。

頼れる家族が身近にいることはとても嬉しいことですが、頼りすぎないように意識することも重要です。面倒をみてもらったら「ありがとう」の気持ちを忘れず、みんなで協力して子育てをしていきましょうね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください