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「上司の常識は部下の常識ではない」部下のやる気を打ち砕く上司の特徴とは

LIMO / 2019年8月14日 6時0分

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「上司の常識は部下の常識ではない」部下のやる気を打ち砕く上司の特徴とは

「部下がなかなか成長してくれない」と悩んでいませんか?しかし、上司の声かけが部下の成長を妨げている原因かもしれません。「できる上司」と部下から尊敬されている人は、「ポジティブな言葉がけ」を意識していることが多いようです。

部下の意欲を下げる言葉と、向上させる言葉を見ていきましょう。

「上司の常識」は、部下の意欲を下げる原因

『東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2018(養命酒)(https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20180718_tsukare_tokyobizperson.pdf)』によると、部下が上司から言われて「疲れが倍増した言葉」のトップ3は、以下の通りでした。

1位「常識でしょ」/「当たり前でしょ」(24.4%)
2位「前にも言ったよね?」(23.9%)
3位「まだ終わらないの?」/「仕事遅いね」(21.0%)

1位の「常識でしょ」は、悪気なく使ってしまう人も多いでしょう。上司にとっては、「それくらい知っといてくれよ」と軽い気持ちで投げかけた言葉かもしれませんが、部下は「常識を知らないダメなやつ」というレッテルを貼られたと思い、落ち込むようです。

「上司の常識」は、「部下の常識」ではありません。自分の常識を盾にして、部下の成長を促そうとするのは避けたいところです。また、矛盾した言い回しも部下の意欲を下げる原因になります。「自分で考えて」と伝えたのに、「勝手にやるな!」と怒りだすのは、部下のやる気を下げる上司によく見られることです。

「とりあえず褒める」はNG

部下のやる気を上げるために、「褒める」のは有効です。しかし、褒めることのデメリットを知らないと、逆効果になることがあるので注意しましょう。

たとえば、「上司に褒められるために仕事をする」というリスクが挙げられます。上司の顔色を伺って仕事をする部下は、いわゆる「指示待ち人間」になる可能性も。また、褒められても出世しないという状態が続くと、部下の自信を奪ってしまうことも考えられます。

「とりあえず褒める」のは、実はリスクがあることです。部下が目標を達成したときなど、ここぞという時に褒めてあげましょう。普段は、部下の気遣いなどに対して「ありがとう」と伝えるだけでも十分です。「自分の行動をちゃんと見てくれている」と部下が感じられれば、仕事のモチベーションは自然と高まります。

また、部下が前向きになる言葉を日常的にかけていると、上司は信頼されやすくなります。部下を注意するのも上司の仕事ですが、信頼されている上司からの注意に対しては、部下はしっかり耳を傾けてくれるでしょう。

「できる上司」は、ポジティブな声かけをしている

チームのパフォーマンスを向上させることは、上司の重要な仕事のひとつです。とくに、部下のモチベーションを上げることは、チーム力を高めるために必要不可欠といえます。

「できる上司」と部下から尊敬されている人は、「ポジティブな言葉がけ」を意識していることが多いようです。「いつも頼りにしているよ」「期待していた以上の完成度だ」といった言葉を、日常的に使っています。

上司は気を使うことが多い役回りですが、「できる上司」はとくに部下との関係性構築に注力しています。部下のやる気が、チームのパフォーマンス向上につながることを理解しているので、日頃から前向きなコミュニケーションを意識的にとっているようです。

部下のやる気を刺激する声がけをしよう

上司が想像する以上に、上司の一言が部下に与える影響は大きいです。何気ない言葉が部下のやる気を低下させ、チームの雰囲気を盛り下げてしまうことがあります。一方で、部下のやる気が刺激されると、チームの士気は向上していき、結果として成果を上げることにもつながっていきます。まずは、ポジティブな声がけを意識することから始めてみましょう。

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