夫はお小遣い制?それとも家計を握っているケース?お金の話で揉めないために
LIMO / 2019年8月15日 6時45分
夫はお小遣い制?それとも家計を握っているケース?お金の話で揉めないために
「パートナーに苛立ってばかり」「夫婦げんかが絶えない」という家庭は、決して珍しくありません。毎日のようにイライラしていると、家で過ごす時間が苦痛になってくることでしょう。
夫婦の揉めごとを減らすには、どこにイラっとするのかを突き止める必要があります。そこで今回は、夫に対するイライラポイントや揉めやすい話題をチェックしていきましょう。
お金に関する話題には要注意
夫婦間で金銭感覚が異なる場合、お金について話すとけんかに発展する可能性が高くなります。司法統計の「平成29年度 婚姻関係事件数(http://www.courts.go.jp/app/files/toukei/037/010037.pdf)」においても、最も多い離婚の動機は「性格の不一致」によるものでした。これには、金銭感覚の違いによるものも含まれていると考えられます。
では、どのような内容でけんかが起きてしまうのでしょうか。具体的なパターンを挙げてみましょう。
【夫がお小遣い制のケース】
夫にお小遣いを渡している場合、「もっとお小遣いを増やしてほしい」「仕事のモチベーションが保てない」と不満を抱えるパターンが多いようです。家計の状況と照らし合わせながら、定期的にお小遣い額を見直しておきましょう。増額が厳しい場合、家計簿を見せて事情を伝えるのもいいですね。
【夫が家計を握っているケース】
なかには、夫が妻に生活費を渡している家庭もあるでしょう。この場合、「これだけでは足りない」「無駄遣いをしているから足りないんだ」というような争いが起きてしまいがち。お小遣い制のケースと同様に、「正確にはいくら足りないのか」「なぜ足りないのか」を伝えておくといいでしょう
夫の些細な一言に腹が立つ!
続いては、夫の言い方で揉めるケースをチェックしておきましょう。悪意のない一言で妻を怒らせてしまう方は、ご自身の言動と照らし合わせてみてくださいね。
・「家事や育児をせっせとこなしていると、夫が『まだやるの?やらなくていいじゃん』と呟いたんです。この一言が、私には全く理解できません。思わず、『私がやらないと誰がするのよ!私だってやりたくないのに!』と怒鳴ってしまいそうになりましたよ」
・「私の手料理を食べていた夫に、『お前って料理はうまいよな』と褒められました。それって…つまり、料理以外はできないってことですか?」
・「仕事から帰って来たばかりの私に、『お疲れさま。夕飯は簡単なものでいいから』と告げた夫。簡単なものでいいから作れよ、という意味ですよね。それならせめて、出前を提案してくれる方が嬉しいです」
離婚の相談はよく考えて
パートナーへの不満が爆発し、「あんなやつ、もう離婚してやる!」と思い立つことがあるかもしれません。しかし、「相談相手に離婚をチラつかせる行為」には注意が必要です。
もし友人から「夫との性格が合わないので離婚したい」と相談されたら、あなたはどうしますか?真剣に話を聞き、子どもへの影響や離婚後の生活について一緒に考えるのではないでしょうか。
それにも関わらず、直後に「実は2人目ができたの!」なんて報告されたら…。きっと、心の底から「よかったね」と伝えられないはず。それどころか、「もう二度と彼女の相談には乗らない」と決心することでしょう。
ただ愚痴を聞いてほしいだけなら、そう前置きした方が相手も話を受け止めやすいはず。本気ではないのに、軽い気持ちで離婚話を出すのは控えておきましょう。
まとめ
夫婦げんかは、ちょっとしたすれ違いで発生するケースも珍しくありません。「頭ごなしにお小遣いアップを拒否するのではなく、理由を添えてくれたら納得したのに」「労うつもりの言葉が、反対に相手を苦しめていたなんて」といったように、ちょっとした工夫や発見でけんかを防げることだってあるのです。
言い争いになったら、一旦冷静になって自分の言い方を振り返ってみては。伝え方に問題があった、言葉の受け取り方が間違っていたと気づけるかもしれませんよ。
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