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世代間ギャップ!?職場のゆとり世代とうまくやっていくためには

LIMO / 2019年6月19日 8時45分

世代間ギャップ!?職場のゆとり世代とうまくやっていくためには

世代間ギャップ!?職場のゆとり世代とうまくやっていくためには

「若手社員が一体何を考えているのかわからなくて困る……」職場の若手社員とのコミュニケーションに頭を悩ませてしまうことはありませんか?すべての人と仲良くすることは難しいにしても、一緒に仕事をしていく仲間として、相手を理解しようとする気持ちは大切。

今回は、職場の若手社員とうまくコミュニケーションをとるためのヒントをご紹介します。

そもそも「ゆとり世代」とはどの世代?

若い世代を表す言葉である「ゆとり世代」を耳にする人も多いでしょう。若手社員とのコミュニケーションに不都合が生じると、「これだからゆとり世代は......」という言葉を発する人もよくいますね。ゆとり世代とは具体的にいつからいつまでの年代の人のことを指すのでしょうか。

実際、ゆとり世代の対象年齢については様々な見方があり明確な定義はないようですが、多くの場合、2002年度から2010年度までに実施されたゆとり教育を受けた、主に1987年から2004年に生まれた人たちを指すようです。

2019年現在でいうと、15歳から32歳ぐらいの人ということになりますね。ただ、この層も幅広いので、「ゆとり第一世代」や「脱ゆとり世代」など細かく分けられることがあります。

ゆとり世代に多く見られる特徴

一口にゆとり世代といっても、その対象年齢は幅広く、そして一人ひとり性格は異なります。そのため、ゆとり世代の特徴を一括りに論じることはできません。ここでは、ゆとり世代に多く見られる特徴を挙げてみましょう。

・強く注意されると、すぐ落ち込みがち
・プライドが傷つくと、ふくれることも
・仕事は仕事、プライベートはプライベート
・「みんながしているから」では動かない
・電話が苦手で、メールやSNSで要件を済ませたがる
・自分らしさを大切にする
・適度な距離間を保ちながらコミュニケーションを取る

上記に挙げたものたちは決してネガティブな側面だけでなく、ポジティブな面も両方持ち合わせています。また、年代に関係なく、これらを特徴として持っている人もいますし、ゆとり世代でもこれらに当てはまらない人たちもたくさんいることを念のため忘れないようにしましょう。

ゆとり世代とのコミュニケーションのヒント

ゆとり世代に多く見られる特徴をチェックしたら、どうしたらうまくコミュニケーションを取れるか考えます。

精神論を押し付けない

気合、根性、情熱。これまで数々の困難を熱い思いで乗り越えてきた人も多いでしょう。でも、自分の考えを相手に押し付けることは禁物。相手のためを思って「努力が足りないだけだ」と喝を入れたり、発破をかけたりしても、ゆとり世代はモチベーションが上がるどころか、負担に感じてしまうかもしれません。

その仕事をしなければいけないのかの意義や、その仕事を通して何を得られるかを説明することを心がけましょう。

明確な指示を出す

主体的に動くまでには時間がかかるけれど、言われたことは責任を持ってしっかりとこなす人が多いゆとり世代。最初のうちは慣れるまで細かく丁寧な指示をすることがポイントです。

注意後のフォローを忘れない

どんな人だって失敗はするもの。強く注意されると立ち直りまでに時間のかかるゆとり世代は、注意後のフォローが必要です。仕事の基礎がまだしっかりしていない、お互いの信頼関係がまだきちんと構築されていないと感じるときは、注意後に「どうすれば改善できるか」を一緒に考えていきましょう。

まとめ

ゆとり世代との付き合い方をここまで説明してきましたが、意識すべきことは世代間ではなく、あくまで個人と個人とのコミュニケーションであるということ。

「あの子はゆとり世代だから」「世代が違うから」といった一言で済ませるのではなく、大切な仕事仲間として、相手を尊重し、理解しようとする努力を忘れないようにすることが求められるのです。

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