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我が子にイライラ「悪いことじゃない」…救われたママ友の対応とは

LIMO / 2019年8月20日 18時45分

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我が子にイライラ「悪いことじゃない」…救われたママ友の対応とは

「いくら言ってもおもちゃを出しっぱなし」「ご飯が進まない」「買い物に出てダダをこねる」
こんな我が子を見て、なんで言うことを聞いてくれないのだろうと、イライラしてしまうお母さんは多いものです。

今、この記事を読んでいる方の中にも、思い当たる節がある方もいることでしょう。

できることなら、毎日をニコニコとした笑顔で過ごし、余裕のある母親でありたいと多くのお母さんが願うもの。

ですが、そうは行かないのが育児の理想と現実のギャップです。

我が子にイライラしてしまった時、大切にしたい母親の気持ちの持ち方と対処法について、検証していきます。

我が子にイライラしてしまう・・・実際のエピソードを紹介

・「うちの息子は食事中よく席を離れてウロウロしてしまいます。まだ3歳と思う気持ちもあれば、もう3歳という気持ちもあり、ついにその日は爆発してしまいました。その日も、一口食べては席を離れて、注意したら戻ってくるの繰り返しでした。いつもはなるべく感情的にならないように努めていましたが、その日は私も疲れがたまっていたのか、どうしても我慢できず、思わず『いい加減にしなさい!!』と怒鳴ってしまいました…」

・「何をするにも、どこに行くにも『ママと一緒』『ママがいい』と言う娘。とても可愛いのですが、正直、面倒くさいと感じてしまうこともあります。ある日、夕食の準備をしている時に『ママ、お絵かきして』と娘がやってきました。その日は時間的にも余裕がなく、急いで夕食を作らなくては…と焦っていました。後でね、と言っても『イヤ!描いて~』と迫る娘に思わずイラッとしてしまい『いい加減にして!』と感情的に怒鳴ってしまいました」

・「この春、幼稚園に入園した娘。1学期も終わりに近付いているというのに、毎朝自宅の玄関で泣いてしまいます。なんとかなだめて行かせていたのですが、その日はどうしても我慢できず『じゃあ、行かなければいいでしょう!!』と大きな声を出してしまいました。その時のビクッとした娘の表情を忘れることができません」

何も特別なことをしている訳ではなく、日々の日常の中で我が子にイラッとしてしまう瞬間は多々あります。

そんな中で母は、なだめたりおだてたりさまざまな方法で対応していますが、ついつい感情的になってしまうこともあります。

そして、そんな感情的になってしまった自分に、さらに自己嫌悪を感じて気持ちが落ち込んでしまうという悪循環が生じてしまうのです。

落ち込んだ私を救ってくれた言葉・行動

母親だって、望んで怒りたいわけじゃないんです。

幼い我が子に感情的にイライラをぶつけてしまった後は、自己嫌悪と後悔の念に襲われてしまいます。

そんな母を救ってくれた言葉や行動のエピソードをご紹介します。

・「子どもが階段の数段上から飛び降りたり、ソファでジャンプしたり。いくら危ないと注意しても止めず、常にハラハライライラしていた私。そんな愚痴を、何気に実家を訪れたときにこぼしていました。私の話を聞いていた祖母が『今の子は大変だねぇ。昔は外遊びで思いっきり遊べたのに、今の遊び場は家の中なんだもんねぇ』と。その言葉を聞いてハッとしました。子どもの好奇心と体力を満たすために、あえて危ないことをしてしまうということもあるのかも……と」

・「外出先でずっと泣き続けた息子。抱っこしながらなだめましたが、疲れ果ててしまった私。そうしたら一緒に出かけた実母が『ストレス発散してるのね~。小さいのに、泣いて心をコントロールしてるのね』と言ってくれました。『そうか…ストレスを発散してるのか』と思って、一緒に泣きそうになっていた私の気持ちも軽くなりました」

・「おもちゃの貸し借りが上手にできない2歳の息子。お友だちとのトラブルの種だと思い、私もついイライラしてしまいます。その時も、貸してと言ってきたお友だちにおもちゃを渡すことができず、相手の子は半泣き状態に。

申し訳ない気持ちで『すいません』と謝ったら、相手のママさんが『まだ遊び足りなかったんだよね。”貸して~”より”待っててね~”って言う方が難しいもんね。自分の気持ちを大切にしてるのね』と言ってくれました。救われた気持ちになったのは私の方。その時のママさんとは今も仲良くしています」

イライラしてしまう自分に罪悪感を覚えてしまいますが、その原因でもある我が子を他人から受け入れてもらえるのは、とても嬉しいものです。

昨今は育児がしやすい環境とは言い難いことも多いですが、他人の優しさに触れると、イライラもスッと収まっていくから不思議です。

イライラする自分を否定しないで

「つい我が子にイライラしてしまう」そういう感情は、母親なら1度や2度は感じたことがあるでしょう。ですが、イライラすること自体が悪いわけではありません。

イライラしたことで、子どもに手を上げてしまった・伝えなければいけないことが伝わらなかった、という点が問題なのです。「イライラする=(イコール)ダメなこと」ではないと認識するのは、母親の気持ちにゆとりを持もせる方法でもあります。

我が子と言えど1人の人間であり、自分とは別の人間です。考え方の違いから、イライラしたりケンカしてしまうこともあるでしょう。

「負の感情を持つことはダメなことではない」と認識することで、変にイライラすることがなくなったというお母さんもいます。
他人なら、全ての気持ちや感情が分からなくて当然です。

母親だから、我が子だからと、何でも気持ちが汲み取れて思い通りになるわけではありません。
マイナスの部分にだけ目を向けるのではなく、それを受け止めることも大切なのではないでしょうか。

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