フィギュアスケーター髙橋大輔選手もレッスンを依頼! たった10分で自分史上最高の柔軟性を手に入れるストレッチとは?
LIMO / 2019年9月14日 20時45分
フィギュアスケーター髙橋大輔選手もレッスンを依頼! たった10分で自分史上最高の柔軟性を手に入れるストレッチとは?
体が硬い子どもが増えている
子どもたちの運動能力は年々、低下傾向にあるといわれています。昔のように野山でのびのびと遊ぶ機会が格段に減っていることなど、さまざまな理由があるでしょう。同時に、柔軟性も低下しつつあります。体が硬い子どもが多くなっているのです。
柔軟性は人間にとって非常に大切なものです。柔軟性は、筋肉と腱が伸びる能力のことを指します。この柔軟性が低い、つまり体が硬いとケガをしやすくなってしまうのです。
また、「習い事人気ランキング」を見てみると、「ダンス」や「体操教室」、「バレエ」などが人気であることがわかります。ほかにも、ランクには入っていませんが、今、小学生の女の子たちの間ではチアダンスがブームになっていたりもします(参照:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ(https://iko-yo.net/articles/1960)」)。
小・中学校でダンスの授業が必修化したことも記憶に新しいところ。こういったスポーツパフォーマンスの向上のために「硬い体を柔らかくしたい」という子どものニーズも増えているようです。
そこでオススメしたいのが「トップギアストレッチ」です。
これは、「前屈しても全く指が床に届かない」ほど体が硬かった私が、今では「柔軟王子」と呼ばれるほどの柔軟性を手に入れたメソッド。ほかのストレッチメソッドと違うのは、ギュウギュウと押さえつけたり、体にムリをさせることなく‟最速で柔軟性が身につく“ところです。
脳科学をベースにした「PNFストレッチ」と筋膜のゆがみを正常に戻す「筋膜リリース」という、2つの科学的アプローチを用いたメソッドです。
「ビールマンポーズを決めたい」人にも
このメソッドは、フィギュアスケートの「ビールマン」、新体操の「バックル」のような難易度の高いポーズを決めたい!というハイレベルなニーズにも対応します。
私が主催するストレッチ講座にも、バレエや新体操、フィギュアスケート、チアダンスなどのスポーツで上を目指す子どもたちが多く訪れ、「今まで色々なスタジオに行ってもやりたいポーズが全くできなかったのに、10分でできるようになった」という子も多くいます。
もちろん、このストレッチは大人にも有効です。先日、フィギュアスケーターの髙橋大輔選手からご依頼いただき、ストレッチ法をお伝えしました。髙橋選手は2018年に現役復帰を発表されましたが、私がお伝えしているストレッチ法はお子さんだけでなく、何歳からでもすぐに効果を感じられます。
体が硬くなる原因は加齢ではありません。年齢に関係なくストレッチを日々の習慣にしていれば30代でも高齢者でも体は柔らかくなります。
次から、「トップギアストレッチ」の具体的なやり方をご紹介しますので、ぜひ親子で楽しみながら行ってみてください。
ボールを蹴るパワーもアップ
部位別にさまざまなストレッチ法がありますが、今回は「もも前側(大腿四頭筋、腸腰筋)のストレッチ」を解説しましょう。
全身の中でもっとも強くて大きい筋肉である大腿四頭筋は、ひざを伸ばす筋肉で、立つ、歩くなど下半身運動のかなめです。腸腰筋は足を前に振り出す働きに加え、骨盤を前傾させ姿勢を保持する働きがあります。
この部位の柔軟性を高めることで期待できる効果は次の通りです。
腰痛の改善
ひざが伸び、下半身が安定する
ランニングの歩幅が広がる
足を高く振り上げられる
ボールを遠くへ早く蹴れる
まずは<脳科学アプローチ>のエクササイズから。
これは筋肉を強く収縮させた後に弛緩させることで運動系の神経を刺激し、短時間で筋肉や関節が本来有する可動域を覚醒させるPNFという手法をベースにしています。
道具は身近なもので代用できます
続いて、<筋膜アプローチ>です。
筋膜とは、筋肉全体を覆うボディスーツのような薄い皮。可動域を広げるには筋膜の歪みを解消し、筋肉が正しく動けるようにすることが重要です。ここでは、短時間で筋膜の歪みを解消する専用の道具を使用しています。身近な道具で代用することもできるので、手元にない場合は身の回りのものが使えないか工夫してみてください。
「マッサージスティック」はラップの硬い芯、「フォームローラー」はビール瓶やバスタオルを丸めたものなどでも代用できます。
これらのストレッチは、いきなり行うのではなく、体が温まっているお風呂あがりに準備運動をしてから行うのがオススメです。
また、ペアストレッチでは、3つの点に注意してください。
1.反動をつけないこと
文字であらわすならば、「ギュッギュッギュッ」ではなく、「ギューーーーーー」です。
2.相手の反応を常に確認すること
「まだ大丈夫?」「もう少しいけそう?」と相手に確認しながら進めてください。
3.冷たい手で触らないこと
冷たい手で触ると筋肉が収縮して逆効果になります。
このほか、さまざまなストレッチ法や憧れのポーズの練習方法などは、著書『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ(https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761274328/kankidirect-22/)』(かんき出版)に詳しくまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてください。
健康のために、またはスポーツパフォーマンス向上のために、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。
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