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“リクナビ問題”のリクルートHDが急落! 日経平均株価は小反発

LIMO / 2019年8月19日 7時20分

“リクナビ問題”のリクルートHDが急落! 日経平均株価は小反発

“リクナビ問題”のリクルートHDが急落! 日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2019年8月16日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小反発、薄商いで方向感に乏しい値動き

2019年8月16日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 20,418円(+13円、+0.1%) 小反発

TOPIX 1,485.2(+1.4、+0.1%) 小反発

東証マザーズ株価指数 852.4(▲1.5、▲0.2%) 小幅続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,057、値下がり銘柄数:982、変わらず:111

値上がり業種数:18、値下がり業種数:15

年初来高値更新銘柄数:29、年初来安値更新銘柄数:88

東証1部の出来高は9億9,392万株、売買代金は1兆7,810億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。前日まで乱高下が続いた米国株式市場がいったん落ち着いたものの、目立ったニュースもなく、また、市場参加者が少なかったこともあり、盛り上がりに欠けた商いとなりました。その結果、売買代金は3日連続で2兆円を下回っています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。前場の序盤に一時▲105円安まで下落しましたが、後場寄り直後には一時+60円高の場面も見られました。最後は前日終値を挟む攻防となり、小反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで小反発となりましたが、終値で1,500ポイント回復はなりませんでした。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は8日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,844万株、売買代金922億円となり、いずれも前日より小幅減少となりました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は8日連続で1,000億円を下回っていますが、徐々に回復の兆しも見えています。

ただ、株価指数は続落となりました。依然として900ポイント回復は遠いようですが、今後の展開は、個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

東京エレクトロンが年初来高値を更新、リクルートHDは一時▲5%超安の急落

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が値を上げて年初来高値を更新し、KDDI(9433)やダイキン工業(6367)も堅調に推移しました。

また、医薬品株では第一三共(4568)が上場来高値を更新し、塩野義製薬(4507)や大塚ホールディングス(4578)も買い戻されています。

その他では、オリエンタルランド(4661)が買われて上場来高値を更新したのが目を引きました。

一方、グループ企業による一連の“リクナビ個人データ漏洩問題”が、厚生労働省や労働局による調査対象となる旨が報じられたリクルートホールディングス(6098)が一時▲5%超安の急落となり、終値も大幅下落となりました。

また、ハイテク株では電子部品株が総じて売られ、アルプスアルパイン(6770)が年初来安値を更新し、精密機器株ではキヤノン(7751)が連日の年初来安値更新となっています。

その他では、買戻しが優勢だった医薬品株の中で武田薬品工業(4502)が引き続き売られ、年初来安値を更新したのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、シェアリングテクノロジー(3989)が連日のストップ安で大暴落となり、フリークアウト・ホールディングス(6094)も急落して年初来安値更新となりました。一方、ユーザベース(3966)が急騰し、ポート(7047)はストップ高で引けています。

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