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疲れが倍増する上司の言葉2位「前にも言ったよね?」1位の言葉とは?

LIMO / 2019年8月21日 8時15分

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疲れが倍増する上司の言葉2位「前にも言ったよね?」1位の言葉とは?

部下のやる気を上げるために上司が放った一言が、逆に部下のやる気を下げてしまうことがあります。一方で、デキる上司は、厳しい言葉が部下のモチベーションを下げ、結果としてチームのパフォーマンスが下がることを知っています。

今回は、部下のやる気を打ち砕く言葉とともに、部下のやる気を引き出す言葉を紹介します。

何気ない一言が、部下のやる気を下げることにつながる 

養命酒製造が、東京都で働くビジネスパーソン1,000人に対して実施した「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査(https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20180718_tsukare_tokyobizperson.pdf)」によると、41%もの人が「疲れが倍増する言葉」を上司に言われた経験があることがわかりました。

「疲れが倍増する言葉」トップ3は、以下の通りです(複数回答可)。

1位:「常識でしょ」/「当たり前でしょ」(24.4%)
2位:「前にも言ったよね?」(23.9%)
3位:「まだ終わらないの?」/「仕事遅いね」(21.0%)

「常識でしょ」は、思わず言ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?しかし、「何気ない」では済まないこともあります。

なぜなら、「”常識を知らないダメなやつ”というレッテルを張られた」と部下が感じ、結果として部下のモチベーションが大きく下がる可能性があるからです。

一方、前述の調査で「部下のやる気がアップする言葉」も発表しています。

1位:「君がいると安心だ! いつも頼りにしているよ」(21.3%)
2位:「すごいね、よくやった! 期待以上の出来だ」(20.1%)
3位:「君の心配りや優しさにはいつも感謝してる」(17.3%)

モチベーション高く仕事すると、成果にもつながりやすいものです。「部下のやる気をアップさせる言葉がけ」が、上司には求められるといえるでしょう。

「とりあえず褒める」はNG

部下のやる気を上げるために、「とりあえず褒めておけばいい」と考える上司もいます。しかし、褒めることにはデメリットがあることも知っておきましょう。

たとえば、手を抜いても褒められるので、部下はいま以上に成果を上げなくなることがあります。また、上司に言われた通りに仕事をするようになるので、受け身になり、新しいチャレンジをしなくなることも考えられます。

褒めることには良い面もありますが、「褒められること」が当然になってしまうと、部下の成長を止めてしまう可能性があります。部下が期待以上の成果を上げたときなど、メリハリをつけて褒めることが大切です。

耳の痛い言葉を伝えるときは、まずは部下の行動を認める

上司としては、部下にとっては耳の痛いことでも伝えるべきときがあります。社会人としての基本マナーを守れていないなど、いま注意しないと部下が今後損するかもしれないときです。

しかし、ただ注意しても部下には伝わりません。部下を認めつつ、次の行動を促すように話すことが必要です。たとえば、電車の遅延で始業ギリギリに部下が到着したときは、以下のように伝えましょう。

「電車遅延でも間に合ったのは、余裕をもった行動をしているからだね。業務でも思ってもみなかったことが起こるかもしれないけど、慌てないように今回みたいに準備しておけるといいね」

まとめ

部下のパフォーマンスを上げ、”戦力”に育て上げることが上司の仕事です。そして、部下の成長には、上司の声掛けが重要な意味をもちます。

部下のためを思って、厳しいことを言いたくなることもありますが、結果として部下のモチベーションを下げてしまうことがほとんどです。キツイ口調になりそうなときは、「部下のやる気を上げることにつながるか?」と、冷静になって考えることが上司に求められている
といえるでしょう。

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