1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

親戚の「母乳?」に違和感…帰省中モヤモヤしたのに何もできなかった残念な僕

LIMO / 2019年8月22日 19時30分

写真

親戚の「母乳?」に違和感…帰省中モヤモヤしたのに何もできなかった残念な僕

お盆と正月にいつも両方の実家に帰省する我が家。
とくにこれまで何も違和感を持っていなかったのに、今回のお盆はたくさんの違和感を感じてしまいました。

でも、ダンナの僕はとくに何もできなかったのです。

僕は子どもができて4年目です。
妻と一緒に頑張って、我が家のスタンスが定まりつつあったからかもしれません。
自分の実家が、なんだかよその家のように感じた5日間でした。

違和感を感じたきっかけは、とても些細な出来事でした。

朝7時ジャストに「そろそろ起こしたら?」

実家はとくに意味もなく、朝が早いのです。

僕も何も意味はないのに、朝5時くらいに目が覚めてしまいます。
みんな異常に朝に強く、とくに朝早い予定があるわけではありません。
普段、僕は家族が全員寝ている中、朝をしばらく1人で過ごしますが、実家では6時前に起きればすでに家族が全員集合しているのです。

時計は7時に。
すると僕の父から「そろそろ起こしたら?」と言われました。僕は「いやいや、何か仕事があるわけでもないのに、こんなに朝早く起こす必要ないでしょ」と一蹴。
結局妻と子どもは8時過ぎくらいにリビングに現れ、別に朝食をとりました。

翌日も同じくらいの時間に妻と子どもが起きてきたのですが、今度は母が「前から思ってたけど、朝あまり強くないよね」と一言。妻は表情が一瞬強張り「あ、そんなことないですよ。普段はもう少し早いんですけどね、いつもよりお布団が気持ちよくてぐっすり寝ちゃうんです」と、ニッコリ。

それを見て「ヤバい」と思いつつも、一応、和やかに流れているリビングの空気に流され何もできませんでした。

親戚は二言目に「母乳?」子育て意識のギャップに辟易

我が家は3歳児と0歳児の子どもがおり、両方とも男の子です。

とくに0歳児は実家に帰れば、それはそれはアイドルで、みんなに幸せを振りまいていました。
いろんなところで会う親戚にもとても可愛がってもらったのですが、このお盆の間に「母乳?」と3回尋ねられました。妻側の親戚にはそんな人はいないのに……。

「母乳?」というフレーズに僕は最初、意味がわかりませんでした。
でも、妻がスムーズに「基本は母乳で、保育園で困らないように1日に1度は必ずミルクをあげるようにしています」と答えているのを見て、「あ、完全母乳で育てているかどうかを聞いていたのか」と理解しました。

「母乳?」と聞く人はもう本当、 うちの子を抱っこして二言目には聞く感じなのが印象的で、決まって50代以上の女性です。そんな身体の事を二言目に聞いてくる感じが、自分にはショッキングでした。

そして雑談中、我が家が男の子2人という点について「女の子の顔も見たくなる」と言われたり、「女の子2人より男の子2人の方が良いかもしれないね」なんてセリフもあり、「なんかヤダなあ」と思っていました。

すると妻が「でも、子どもが欲しくても授からないこともあるので、ありがたいなあと思います」とニッコリ。僕はまた「あ、ヤバい」と思いましたが、親戚一同「たしかに」「そうだねえ」と納得。和やかに話が進んでいきました。

帰り道に妻に謝罪するも的外れだった僕

ライフスタイルの違いや、子どもへの意識のズレで妻に嫌な想いをさせたんじゃないかなあと思って、帰り道の車中で僕は妻に謝りました。

妻は「お義父さんもお義母さんも、別に悪意があって言っているわけじゃないし、すっごく軽い気持ちで言ってるんだろうから、別に気にしてないよ。雑談のセンスが悪いだけだと思ってる」と笑っていました。

その程度で良かったと安心する一方「でも、そんな細かなこと気にするんだったらさ」と妻の矛先は別のベクトルで僕の方へ。

「実家に帰ると本当に何にもしないよね。そんな些細な会話のこと気にする割には、食器洗いはしないし、食べた後の食器は戻さないし。子どもの頃からそうだったんだろうね」とピシャリ。たしかに…。

妻の言う通り、僕は実家で何もせずに過ごしてきました。

でも次に実家で帰った時に、突然、食事の準備や後片付けをする自分がイメージできません。なんか、やるのが照れくさい気さえします。
そんな心情を話すと「それはかなり重症だね」とあきれられてしまいました。本当、無意識に「ただやっていなかった」ということに気づいた瞬間でした。

妻の帰省ブルーなムードを変えるのはダンナだけ

妻からは「もし本当に実家での家事を『照れくさい』という理由でやらないんなら、私が『ホラ!やってよ!』って言うから、『はーい』って言ってやれば?」と言われました。確かにそれなら、やりやすいかも…と思ってしまった僕は、ホント重症だなと思いました…。

すでに妻は「ダンナの実家は疲れるもの」とあきらめの境地に達しており、あまり帰省で感情が左右することはないそうですが…。あまり実家を冷めすぎた目で見られ続けるのはイヤなのも正直なところ…。

妻の家族でもあり、実家の家族でもある僕だからこそできることが多いし、僕が雰囲気を左右するにもかかわらず何もできていなかったなあ、と反省しました。

世の中では「#帰省ブルー」というタグが流行っているとのこと。ツイートを見ると、他人事とは思えない内容が続いていました。

結婚してもう5年目。ちょっと遅すぎるのかもしれませんが、次のお正月は夫婦でもう少し楽しめるように、妻がもう少し気が楽になるように、努力しようと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください