産後初めてのお盆で味わった「いつもはいない夫が家にいる長期休暇」の苦痛 

LIMO / 2019年8月25日 10時45分

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産後初めてのお盆で味わった「いつもはいない夫が家にいる長期休暇」の苦痛 

今年のお盆は最大9連休と、最大10連休だった5月のGWに続く大型連休となりました。9月にはシルバーウィークも控えており、ここ最近は、これまでお盆や年末年始だけだった長期休暇が1年のうちに何度もきているような印象です。

本来ならば仕事を休めて嬉しいはずですが、昨年子どもを産んだ筆者にとっては今年のお盆はまったく嬉しいものではなくなりました。それは、普段仕事が忙しくて家には寝に帰るだけの夫がずっと家にいる状態を産後初めて経験したからです。

激務の夫が珍しく6連休! てっきり家事育児を手伝ってくれるかと思いきや…

筆者の夫は仕事柄、朝早くに家を出て夜は深夜に帰宅します。土日にも社内行事や接待、トラブル処理などなんらかの仕事関係の用事が入ることも。基本的には平日は家に寝に帰るだけで、土日には仕事がなければずっと寝ていることが多いという状態です。

結婚する前から夫の忙しさは十分に理解していたので、産後、仕事復帰した筆者が保育園の送迎も含めてワンオペ育児になることは覚悟していました。年末年始やGWもなかなか暦通りには休めない仕事。夫がせめて土日には休息を十分に取りたいと思うのも、ごく自然なことだという認識を持っています。

そんな中、今年のお盆は「ゆっくり過ごしたい」と、なんとか調整して6連休にしてくれた夫。珍しく家庭を顧みてくれるような行動に嬉しさを感じるとともに、筆者は「保育園に預けているとは言っても共働きの中、普段は私が家事育児を一人で担っている状態。お盆の間、少しは手伝ってくれるのだろう」と信じ切っていました。

お盆の間ずっと寝てる気!? 家事育児を手伝わない夫にイライラ

ところがいざお盆期間に突入してみると、筆者が抱いていた予想は大きく外れ、夫は普段の土日と変わらない過ごし方をしていました。

昼頃に起きてきて朝食も兼ねた昼食を食べ、シャワーを浴びたら昼寝をして夕方過ぎに起きだし、テレビをぼんやり見たりタバコを吸ったりした後に夕食を食べ、お腹いっぱいになったら早々に寝室へ。そう、食事やお風呂以外は「疲れた」といってほとんど寝ているのです! 

最初の2日間は、いつもの土日と同じだと我慢ができた筆者。しかし、さすがに3日目も同じ状況が続くと「いつまでダラダラしているつもり?」と、ふつふつと怒りの念がこみ上げてきました。その間、筆者はいつもの休日と同じように炊事や掃除、洗濯、買い物、子どものご飯や散歩、お風呂、夜泣き対応などを一人でこなしています。

そして夕方に寝室へ行った際、寝転んでスマホで釣り動画を見ている夫の様子を目にした時には、怒りを通り越して悲しみを覚えてしまいました。しっかり睡眠を取って休息しているならまだしも、ただダラダラとだらしない過ごし方をしていたからです。

何日間も独身気分を謳歌しているかのような夫を見て、普段家にほとんどいない夫が長期休暇で常に家にいることが逆にストレスになるのを実感。その後、筆者の「お盆の後半は家事育児を手伝ってほしい」という懇願により、4日目にしてようやく動き出した夫でした。

予定を入れていなかったことで夫の中に生まれた都合の良い解釈

なぜ、同じ“家事育児を担わない夫”でも普段の土日にはイライラしないのに、今回の長期休暇で筆者はイライラしたのか。まず、我が家では常に「夫は家にいる時は必ず寝ている」ことが当たり前だったために、今回、寝ていないのに家事育児を担っていない状態を目の当たりにしてイライラしたのだと思います。

また、「仕事があって物理的に家にいないから家事育児ができない夫」は許せるのに、「『疲れているから』という理由で家事育児ができない夫」は許せないという境界線を持っていたことにも気付きました。

さらに今回のお盆は夫婦の実家にも帰省せず、また旅行や外出の予定も決めていなかったことも良くなかったのです。筆者は「どこにも行かない=ずっと家にいるから夫と家事育児を分担できる」と解釈し、勝手に期待をしてしまっていたのです。しかし夫の中には「どこにも行かない=ずっと家にいるからダラダラしていい」という都合の良い解釈が生まれたのでしょう。

予定が何か入っていれば、家の中の行動にもある程度の規律が生まれ、夫が自然と家事を担う流れを作れたのかもしれません。そこまでしないと家事をしてくれない夫に若干の悲しさを覚えつつも、自分がイライラしないために次の長期休暇には何かしら出かける予定を入れようと肝に銘じました。

ハードワークで疲弊している夫に「家にいるなら家事育児をしろ」は正論か

我が家における家事育児の分担は、基本的には時間がある方や余裕のある方が多く担うという考え方。そのため仕事の内容や勤務時間上、筆者が多くを担っており、業務内容や役職上、毎日がハードワークになっている夫に「家にいるんだから家事育児をやって当然」と強いるのは、あまりに求めすぎかなと思っています。そんなことを思うと、夫にとっては睡眠だけではなく、寝転んでスマホをいじっているのも普段はなかなかできない休息の時間だったのかもしれません。

夫に対する労いの気持ちと、「せめて少しくらいは」と協力を求める気持ち。そのせめぎ合いの中で、ただ不満や怒りをぶつけるのではなく、どんなポイントで相手にイライラしたり夫婦のボタンの掛け違いが生まれたのかを冷静に分析し、試行錯誤しながらお互いがよりよく生活していくための着地点を探る。今回の経験を、いかに次の長期休暇に活かせばいいのかが少しわかった気がしました。

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