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服を選ぶ瞬間から「節約」は始まっている!やりくり上手な主婦の簡単節約法

LIMO / 2019年8月23日 19時15分

服を選ぶ瞬間から「節約」は始まっている!やりくり上手な主婦の簡単節約法

服を選ぶ瞬間から「節約」は始まっている!やりくり上手な主婦の簡単節約法

家計簿とにらめっこ状態の日々が続いている主婦にとって、「節約」は永遠のテーマでもあるのではないでしょうか。「これ以上削る項目がない」「節約したいのにうまくできない」と悩んでいる方もいることでしょう。

そこで今回は、主婦の方にぜひ知っておいてほしい節約方法をご紹介します!節約体質になれるコツもあわせて学んでおきましょう。

年収は関係ない?年間収入別の貯蓄額

総務省統計局の『家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)』をもとに、2人以上世帯のうち勤労者世帯に「貯蓄がどのくらいあるのか」ご紹介します。

年間収入階級別の貯蓄現在高は下記のようになっています。(「2人以上世帯のうち勤労者世帯の年間収入階級別 貯蓄現在高」の表を参照)

(/mwimgs/7/d/-/img_7d0b34c81101f866fb6222c17ad2287927095.png)

拡大する(/mwimgs/7/d/-/img_7d0b34c81101f866fb6222c17ad2287927095.png)

2人以上世帯のうち勤労者世帯の年間収入階級別 貯蓄現在高(総務省統計局の資料をもとに編集部作成)

年間収入が600万円以上の勤労者世帯では貯蓄現在高の平均値が1000万円を突破しており、年間収入が上がるにつれて貯蓄現在高も上昇しています。

一方、年間収入600万円未満の世帯に絞ってみると、必ずしも「年間収入が上がれば貯蓄現在高も増える」という関係にはなっていません。

国税庁が公表した『平成29年分民間給与実態統計調査』によると1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は432万円です。年間収入が平均を下回っていても、しっかり貯蓄ができる世帯があることがわかりますね。

高年収はもちろん憧れますが、「貯蓄額」は日々の習慣などを少し変えるだけで増やすことができます。

以下では、ちょっと意識するだけで節約につながる習慣をご紹介します。

長く着られる服を選ぶ

毎日忙しい主婦だって、オシャレを楽しみたいですよね。ところが、「せっかく買った服が、あっという間に着られなくなった…」という声も耳にします。数回洗っただけで型崩れや毛玉が発生する服も少なくありません。

値段だけで選ぶと、結局すぐに着られなくなってしまうことも。「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、「丈夫な生地かどうか」「長期に渡って着用できそうか」といった面も考慮しておきましょう。

また、できるだけシンプルな服を選ぶのもポイントです。流行もののデザインは、次のシーズンになると着られなくなる可能性があります。また、派手すぎるものは転売をする際に買い手があらわれにくくなるリスクも。いつまでも着用でき、かつ売れやすいデザインのものを選んでおくと安心です。

外食費は上限以内で楽しむ

毎週のように家族で外食をしていると、外食費がどんどん膨らむ一方です。かといって、外食を全くしないとなるとイライラが募ってしまいます。

そこで、「1カ月に2万円まで」といった上限を設定しておきましょう。これなら「リッチなお店で2万円を一気に使う」「5000円の外食を4回利用する」といったように、自由な組み合わせで食事を楽しむことができますよ。

「お金が貯まる体質」になる

自分自身が貯金しやすい体質になれば、自然とお金が貯まりやすくなります。そのポイントもいくつか挙げていきましょう。

先取り貯金をする

「給料から支出を差し引いた金額を貯金する」という流れだと、結局お金が残らないケースも珍しくありません。「まだこれだけ残っている」と思うと、つい財布のヒモが緩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、給料日になったら貯めたい額を貯金用口座へ移動させておく「先取り貯金」がおすすめです。貯金したい金額をあらかじめ決めておき、給料から差し引いたお金だけでやりくりをするのです。

健康志向の生活をする

「節約のために」ではなく、「健康のために」と捉えるのも効果的です。「健康のためにお菓子を控えよう」「運動不足解消のためにタクシーを使わず歩こう」と考えると、無理に我慢しているようには感じませんよね。このように考え方を少し変えるだけで、節約に対するストレスを抑えることができますよ。

部屋はいつも綺麗に

家の中が散乱していると、目当てのものが見つからず余計なものを買ってしまいやすくなります。どこに何があるかすぐに分かるよう、こまめに部屋を片付けるようにしておきましょう。

居心地のいい部屋は、外出の機会を抑えるのにも役立ちます。出先での外食や衝動買いが多い方も、ぜひ家の掃除を習慣化してみましょう。

まとめ

いかがでしたか。どの節約法も、「自然と」「無理なく」取り組めるものばかりだと思います。家事や育児で忙しい主婦の方でも、工夫次第で簡単に支出が抑えられると感じたのではないでしょうか。

欲しいものや食べたいものを必死に我慢する節約は、長続きしにくく反動も起きやすい傾向にあります。自主的に「今日は家で過ごそう」「1駅分くらいなら歩いてみよう」と思えるように、習慣や意識を少しずつ変えていきましょう。

【参考】
『家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)』総務省統計局
『平成29年分民間給与実態統計調査』国税庁

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

 

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