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意外と面倒! 夏休み明け、子供のお土産トラブルを避けるには?

LIMO / 2019年8月29日 10時45分

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意外と面倒! 夏休み明け、子供のお土産トラブルを避けるには?

夏休みの旅行先で、「学校の友達にお土産を買いたい」と子供にせがまれたことはありませんか?

筆者の子供達も、GWや夏休みに家族旅行に行った時に友達用のお土産を買いたがりますし、お友達からもお土産を渡されることもあります。よく家に遊びに来て性格も知っている子や、親同士が連絡を取り合えたりよく知っている仲なら大きな問題になりませんが、一歩間違えるとトラブルを招くこともあります。

今回は、筆者の体験談も交えて子供同士のお土産でトラブルを避ける方法などを紹介していきます。

学校でのプレゼント交換を見て惨めな気持ちになった苦い記憶

小学生も成長していくと、仲の良い友達にお土産をプレゼントしたくなる子が増えてきます。夏休みにどこに行くのかという会話から始まり、「何かお土産買ってきてよ」という他愛もないやり取りをし、新学期に交換するというパターンです。特に女子はこの傾向が強く、筆者の小学生時代にもこういったタイプの同級生がいたのをよく覚えています。

高学年になるにつれ、お土産交換をする人数も増えてきます。仲が良い上に旅行に出かけそうな子に夏休み前に声を掛け、「学校が始まったら交換しようね」と約束をしていました。

新学期が始まると、クラスのあちらこちらで女子の交換会が始まりますが、家の経済事情で家族旅行など一度も行ったことのない筆者にとって同級生たちのキラキラっとしたやり取りを見聞きしていると、「自分の家は貧しい」という現実を突きつけられて惨めな気分になる瞬間でした。

神様が微笑んでくれた5年生の夏休み明け

「ちびまる子ちゃん」の花輪くん並のお金持ちならクラス全員にプレゼントできますが、そういう子は滅多にいません。家の旅行など無縁だった幼少期を過ごした筆者にとって、「気前よく全プレしてくれる同級生がいたらな」と夏休みの終わりが近づくと毎年のように妄想していました。そんな筆者の願いを神様が聞いてくれたのでしょうか、奇跡が起きたのです。

小学5年の時に同じクラスになった裕福な家のA子ちゃんから「これどうぞ」と可愛らしいキーホルダーを貰いました。同じ班ということと、本の話で盛り上がったこともあり、A子ちゃんは筆者をお友達と認識していたのです。

「私、どこにも行っていないけど」としどろもどろに答える筆者をよそに、「気にしないで」と笑顔を見せるA子ちゃん。帰宅後、見返りなどを求めず、ただ単に「あげたい」という気持ちだけの子も世の中にいるのだな、と感慨深げにキーホルダーを眺めていました。

お土産を渡すのは学校外で

学校でお土産を渡すと、どうしても周囲の目があるので嫌な気持ちをする子や文句を言ってくる子もいます。陰口を叩かれる恐れもあります。必要のないトラブルを生じないためにも、人目の多い学校でやり取りをするのは避けた方がいいでしょう。

かつての筆者もそうでしたが、お土産交換している同級生を見ると、決して親しい間柄ではなくても、「羨ましいな」と感じてしまいます。そういう経験を踏まえて、筆者の子供達には学校でお土産を渡すことを禁止し、放課後に近所の公園で遊ぶ時に渡すことを徹底させています。

夏休み明けの公園では、女の子を中心にお土産の交換をしているのを見かけますし、男の子でもご当地お菓子を食べている姿も目にします。大半の家庭で、学校外で渡すことを守らせているようです。

本当に仲の良い数人の友達に渡してトラブル回避

また、どうしても子供がお土産を渡したがっている時は、本当に仲の良い子に限定しておくといいでしょう。あまりにも「友達」の幅を広げてしまうと、貰えなかった子から「どうして自分にはくれないの!」「もしかして嫌われている?」と要らぬ誤解を招きます。お土産ひとつで、人間関係がギクシャクするなどトラブルの元凶にもなるのです。

筆者の家では、そういったトラブルを避ける意味もあり、お土産を渡すのは就学前から付き合いのある近所の2人の幼馴染だけにしています。母親同士が連絡を取り合い、お土産のやり取りに関して「クッキーなどのお菓子系」など簡単なルールを決めています。こうして互いの親の理解の下、無理のない範囲でお土産交換を楽しんでいます。

複数のお土産を渡すのは避けるのがベター

夏休み中に色々な場所に出かけると、子供は複数のお土産を買いたがります。10連休になった今年のゴールデンウイークに、筆者の家では双方の実家に行くついでに様々な場所に出かけました。お土産屋さんに足を運ぶと、やはり子供はあれこれ欲しがります。

親としては複数のお土産は予定していませんし、そもそも事前にどの場所で買うか決めていたので首を横に振りました。複数のお土産は受け取る側に気を遣わせてしまいます。いくら子供が「友達にあげたい」と主張しても、複数のお土産を渡すのは避けた方が無難です。

お土産交換は無理のない範囲で行い「お土産選び」を学ばせよう

筆者は子供時代に友達にお土産を買う、といった行為を全くしたことがなかったので、大学生や社会人になってから「お土産の予算の組方」や「相手が喜ぶお土産選び」を試行錯誤しながら学んでいきました。

子供任せでお土産の交換をするとトラブルが生じやすくなります。しかし、お土産を一切買わない主義でいると、筆者のように大人になって苦労するケースもあります。無理のない範囲で、子供をサポートするようにお土産選びをしていくのが理想的ですね。

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