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不妊治療による影響で多胎児家庭が増えている!?育児のハードさと乗り越え方

LIMO / 2019年8月28日 10時45分

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不妊治療による影響で多胎児家庭が増えている!?育児のハードさと乗り越え方

育児が始まれば、「子どもを育てるのはこんなに大変なのか」改めて実感するもの。双子や三つ子の場合、その大変さは想像を絶するほどでしょう。そこで今回は、育児に追われるママたちの辛さや、その乗り越え術をお伝えします。

多胎児の育児における現状と課題

最近では、以前より双子以上の多胎児が多く生まれています。その原因として、不妊治療による排卵誘発剤の使用や体外受精の影響が考えられます。

日本では不妊治療が開始したのは、1983年になってから。それ以降、多胎児の数は急激に増えています。

にもかかわらず、多胎児に関する育児環境はまだ完璧とはいえません。そういった状況のなかで多胎児を育てる母親は、どうしても追い詰められてしまうでしょう。周囲に同じ立場の人がいない場合、悩みを共感してもらえず1人で苦しむことになってしまいます。

とくにワンオペ育児をしている母親は、体力的にも精神的にも厳しい状況です。仮に子育てサークルや支援教室などがあったとしても、小さな子を2人以上抱えての参加はかなりハード。ただでさえ睡眠不足の状態なのに、そのようなエネルギーを絞り出すことは不可能に近いでしょう。

このような外出が困難な多胎児家庭こそ、「定期的な家庭訪問をこまめに行なう」「ベビーシッターなどを無料で利用できるようにする」などの行政支援が求められるのではないでしょうか。

周囲からの言葉でハッとしたエピソード

子育てに追われていると、自分を追い詰めるような考えに陥ってしまいがち。そんなときは、周囲の声に耳を傾けてみては。「そういう捉え方もあるのか」と発見できるかもしれませんよ。

そこで、実際に周囲の人からの言葉で救われたエピソードをご紹介しましょう。

・「子どもが家の中で危ないことばかりするので、いつも困り果てていました。そんなとき、おばあちゃんに『子どもは危ないことをして育つのよ。そうやって刺激を受けているの』と教えてもらいました。それからは、『これが成長に繋がっているのね』と広い心で受け止めています」

・「幼稚園から帰ってくると、いつも息子が大号泣。理由が分からず悩んでいると、祖母に『これがストレス解消法なのよ。泣いた後はリラックスできるからね』といってもらえました。この言葉がきっかけで、今は泣かれても落ち込んでいません」

・「おもちゃを他の子に譲らないわが子に悩んでいたら、祖父が『自分がある証拠だ。貸せばいいってものでもないよ』とアドバイスしてくれました。たしかに、『後で貸してあげる』といえたら十分なのかもしれません」

疲労のピーク時は「何もしない」を実行してみて

育児をしていると、体調不良や大事な用事が重なることもあるでしょう。そんなとき、「ご飯ぐらいは作らないと」「あの家事も残っている」と無理をしてはいませんか?

心身ともに疲れ切っているときは、「何もしない」という手段を選んでみましょう。子どもたちの必要最低限の世話だけを行ない、あとはすべて放り投げてしまうのです。

何もしないことに罪悪感が襲ってくるときは、検診などでいわれた『食事バランスは1週間サイクルで考えればいい』『ママが無理をしてストレスを抱えるより、笑っている方がいい』といった言葉を思い出してみましょう。あらかじめ自分の限界を知っておくと、『これ以上は頑張らないでおこう』とブレーキをかけることもできますよ。

まとめ

育児ストレスを抱えすぎた結果、虐待をしてしまうケースも珍しくありません。「もうダメだ」と力尽きる前に、周囲に悩みを打ち明けてみましょう。別角度からの意見をもらえると、気が楽になるかもしれませんよ。

また、勇気をだして「今日は何もしない」「体力回復に徹するぞ」と決めるのも大切です。「こうしなければ」という考えに縛られず、自分のストレスをうまくコントロールしてくださいね。

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