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「ヒラがいちばん」「昇進がうれしくない」「リストラされても平気」…こんな人もいる!?

LIMO / 2019年9月1日 18時20分

「ヒラがいちばん」「昇進がうれしくない」「リストラされても平気」…こんな人もいる!?

「ヒラがいちばん」「昇進がうれしくない」「リストラされても平気」…こんな人もいる!?

「入社して、活躍して、出世する」 ビジネスパーソンの多くがこのような意欲を持って入社するでしょう。しかし、働き続けるうちにその思考が変化する人もいるようです。たとえば、ヒラがいちばん!と出世競争から降りる人や、重要ポジションへの抜擢に尻込みする人もいるのです。あなたなら、自分の出世やリストラをどうに受け止めるでしょうか?

狭く険しい出世の道か、安定路線か

入社時に誰もが出世を望んだとしても、組織はピラミッド型の構造です。企業は社員全員を管理職や役員にすることはできません。企業からどれほどの評価を受けるかも人それぞれで、出世街道に乗れる人とそうでない人がいます。つまり、出世するには、業績や成果に貢献すると同時に、他の社員との競争に勝つ必要があるのです。

一方、働き続ける中で「自分の評価がどのくらいか」を認識したうえで、あえて競争の舞台を降りる人もいます。出世できないというより、しないという選択です。

出世しても定年までずっと安泰という保証はありませんし、出世後にさらに高レベルの成果を出せなければ戦力外通告を受ける厳しい状況もあり得ます。また、他人と比較したときに自分のポストや報酬に納得がいかないケースもあるようです。

出世がもたらすプラスとマイナスを考えるとき、「出世がなくても安定報酬が得られるなら良し」と考えるのも一つの選択肢なのかもしれません。

出世してもうれしくない「インポスター症候群」

昇進の機会がやってきたとき、誰もがいくらか不安を持つものです。与えられるポジションに「自分には無理」という心理が働き、辞退する人もいます。とくに女性は、周りの評価に比べて自分を過小評価する傾向が強いという説もあります。

このような、自分が昇進オファーを受け入れることを詐欺行為のように思えてしまう状態は、「インポスター症候群」と言われます。インポスター症候群の人の心には、さまざまな心配ごとがあります。

・周りが嫉妬や妬みを抱くのではないか
・慣れた働き方や仕事のスタイルを変えたくない
・責任が重い上に失敗するのは辛い
・今以上に仕事や責任を広げるキャパはない

そんなときに大切なことは、自分自身に自信を持つことです。

・受け取る評価の客観的事実に目を向ける
・評価を素直に受け止める素直さを持つ
・完璧を求めない
・責任や悩みを一人で抱えない

自信を手に入れるには、これらのスタンスが求められます。確かに責任は重くなりますが、自分の頑張りや能力によって巡ってきたという認識も大切かもしれません。やりがいや自己成長をもたらす機会ですから、果敢にチャレンジしていきたいところです。

急なリストラに潜む意外な困りごととは?

リストラされたとき、家計や将来のキャリアが心配になるのは想像できます。しかし、十分な蓄えがあったり、起業など雇用される以外の選択肢を考えたりできる人は、リストラされても落ち込みは軽度かもしれません。

ただ、実際にリストラに遭ってみると想定外の困りごともあるようです。たとえば、これまで仕事一辺倒に力を注いできた人にとって、目の前の仕事がなくなったとき、さて何をするか……という問題に直面します。

また、仕事がなくなれば以前より家族と顔を合わせる時間が増えるでしょう。仮に自分は楽観的であっても、変化した自分の境遇を見る子供や世間に、どのように説明・対処するかに気を揉むという声もあります。そんなとき、あなたならどうするでしょうか。

おわりに

右肩上がりで経済が成長する環境ではない今、「出世できない=残念」とも言えなくなっています。また、昇進に尻込みする人も少なくありません。ビジネスパーソンとしての理想というのは一概には語れない時代です。

リストラに見舞われても、その時点の経済状況や自己効力感によって受け止め方が異なります。ただ、企業も個人も先の見通しの立ちにくい昨今、経済的にも能力的にも、万が一の備えは必要なのかもしれませんね。

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