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孫出費の年間平均額は12万円!「金銭面や体力面が…」孫疲れに悩む祖父母たちの本音

LIMO / 2019年8月31日 6時45分

孫出費の年間平均額は12万円!「金銭面や体力面が…」孫疲れに悩む祖父母たちの本音

孫出費の年間平均額は12万円!「金銭面や体力面が…」孫疲れに悩む祖父母たちの本音

孫におもちゃを買ってあげたい、お小遣いを渡してあげたい、おいしいものを食べさせてあげたい…。「可愛い孫のためなら」と、つい財布の紐が緩んでしまう祖父母世代の人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、膨らみ過ぎた出費に危機感を覚えることもあるはず。頻繁に孫と会っている方は、孫疲れにも陥りやすいでしょう。そこで、孫に関する祖父母たちの本音を聞いてみました。

孫疲れに陥った祖父母たちの本音は?

孫に対する疲れには、さまざまなパターンが存在します。孫疲れに悩む祖父母たちに、その内容や正直な気持ちを聞いてみましょう。

・「年に何度か1週間ほど帰省してくれるのですが、そのたびにお金が飛んでいきます。そのなかでも大きいのは、孫のおもちゃ代。食事代もかかるし、金銭的にかなり厳しいです」

・「孫の遊び相手をするのって、想像以上に疲れるんですよね。しょっちゅう来られると、さすがにキツいです…」

・「孫にケガをさせないか、何を食べさせたらいいのか、泣かせてしまわないかなど、あれこれ心配するのに疲れてしまいます。正直なところ、よっぽどの理由がない限りは預けないでほしいですね」

・「ちょっとした言葉で、お嫁さんを傷つけないかハラハラします。育児を否定しないよう、お嫁さんに強く言い過ぎないようにしたり、孫には当たり障りのない言葉をかけたり…。嫌味と捉えられたら困りますから」

「孫出費」は年間どのくらい?

精神的や体力的に疲れるという声があるなか、孫に関する出費に悩んでいる人もいるようですね。そこで、ソニー生命保険㈱が50~70代の男女1,000人(うち、孫がいるのは337人)に実施した『シニアの生活意識調査2018』から、具体的なお金の使い道をチェックしてみましょう。

調査の結果、孫に関する1年間の出費は以下の通りとなりました。(複数回答可)

1位:「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.1%)、
2位:「一緒に外食」(53.1%)
3位:「おもちゃ・ゲーム」(41.2%)
4位:「衣類・ファッション」(32.0%)
5位:「一緒に旅行・レジャー」(30.0%)

現金やおもちゃといった費用だけでなく、外食やレジャー費など孫と一緒に行動する際の出費もかさむようです。

また、「孫のために1年間で使った金額」で最も多かった回答は、「5万円~10万円未満」(21.8%)という結果に。平均金額は12万8269円となりました。これは、2017年より1万2210円高い数字となっています。

老後の備えも考えよう

老後に向けた貯金に取り組む祖父母世代にとって、孫出費の存在は大きいと考えられます。「孫のために奮発していたら老後資金が足りなくなった」なんて事態にならないためにも、自分たちに必要な老後資金をしっかりと調べておきたいですね。

会社員の方は、退職金の有無や金額をあらかじめチェックしておきましょう。就業規則に目を通す、先輩に聞いてみるといった方法もあります。予想金額が分かったら、自分たちで貯める老後資金がイメージできるはずです。

そして、年金がどのくらい受け取れるのかも確認しておきましょう。日本年金機構が手掛けているインターネットサービス「ねんきんネット」や、郵送される「ねんきん定期便」で年金見込額が把握できます。

ただし、必ずしも見込み額を受け取れるとは限りません。念のため、ある程度余裕を持った老後資金を用意しておくと安心ですよ。

まとめ

孫の笑顔が見たい一心で、つい無理をしてしまうケースも多いようです。「いつでも帰って来てね」「孫を預かってあげるわよ」という言葉の裏には、「頻繁には困る」「少しは遠慮してほしい」という本音が隠されているかもしれません。言葉に甘えすぎず、適度に遠慮する姿勢を心掛けておきたいですね。

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