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夫のいる週末は「肉体的」にラク?妻がストレスにならない夫婦の家事分担とは

LIMO / 2019年9月3日 11時0分

夫のいる週末は「肉体的」にラク?妻がストレスにならない夫婦の家事分担とは

夫のいる週末は「肉体的」にラク?妻がストレスにならない夫婦の家事分担とは

主婦にとって、平日の家事と育児は本当に余裕がないものです。料理や洗濯、子どもの学校や保育園の支度など、細かな作業で溢れています。これらを少しでも緩和したい。そう考える主婦たちにとって、まず最初に思い浮かぶのが「夫が手伝ってくれたら楽になるのに」ということ。しかし、実際は夫が手伝ってくれても妻たちの不満が解消しないこともあるようです。では、いったい何がストレスの原因となっているのでしょうか。

夫のいる週末は「肉体的」にラク?

平日、子どもたちが起きている間に帰宅できない夫も週末は家にいることで、その時間を利用して家事育児に参加することができます。共働きの場合、妻も仕事が休みのため、仕事がない分家庭のことに集中できます。つまり、単純に考えて「やることは減り、人員は2倍」となっているといえます。この状況をうまく利用できれば、子どもたちも機嫌よく、普段できないこともはかどる理想的な状況が生まれるかもしれません。

実際、モヤモヤしている妻たち

しかし、物理的な話で解決できるほど、家事育児は単純なものではありません。人員として夫が参加できる状態であったとしても、「夫には家事をしてほしくない」と考えている妻たちも存在しているようです。

この理由となっているのが「精神的に疲れるよりも、肉体的に疲れる方がマシ」という考え方。妻たちは、夫が家事を手伝うことでさまざまなストレスを感じるといいます。マイルールを崩される、やり直しの手間、夫を持ち上げないといけない、など日々の疲れがたまった状態で夫の対応をするくらいならすべて自分でやったほうがマシ、という妻たちはが多いようです。最近の「家事は夫婦で分担すべき」という風潮にすらストレスを感じているといいます。

夫ができる家事はないのか

では、こういった妻の場合、夫は家事育児に参加すべきではないのでしょうか。夫婦の数だけ正解はあるものの、一人ですべてこなすというのは、実際疲れるというのも事実です。また、妻がすべてをおこなうことは、病気や緊急事態のリスクヘッジができた状態とはいいがたいもの。そんな状態から少しでも脱却するには、やはりお互いができる領域を話し合い明確にするなど、いくつかの方法があるようです。

・家事のなかでも少しの時間で簡単にできるものを整理し、夫に教えておく
・やりたい家事ができるような動線を整え、それらに集中できるようにさせてもらう
・自分のなかでの優先順位を夫に伝えることでモヤモヤを解消し、お互いストレスにならないよう話し合っておく

これらを一度実行することで、夫の「やれていないのにやった気になっている」姿を見ることがなくなり、夫のスキルもあがりつつ妻たちのモヤモヤも減らすことができるのではないでしょうか。

大切なのは夫婦間で「不公平感」があるかどうか

家庭ごと夫の仕事や妻の就業状況が違うように、家事育児への参加への満足度もまた、個人によって違ってくるものです。そんななかで大切になってくるのは、当事者たちがどう感じているかということ。夫が外ですべての力を使い切るほど働いてくれたほうがいいと考える妻もいれば、自分と対等に子供の世話ができてほしいと考える妻もいます。どちらの場合も相手より自分が苦労している、いわゆる「不公平感」を感じていなければ、それはストレスの原因にはならない可能性もあります。

まとめ

「イクメン」や家事負担をしてくれる夫が褒められることが多い現代では、夫のやる気をそぐ発言は、ネガティブに取られがちです。しかし、妻にもさまざまな理由があり、それらを第三者が否定するべきではありません。お互いが相手に不満を持たず、風通しの良い状況であるのならば、そこは強要せず自分たちのルールを大切にしてみてもよいのではないでないでしょうか。

また、妻が本音を話すことで夫が妻のやって欲しいことを理解し、妻のストレスを生まないようなスマートな手伝いができるようになれば、夫の家事参加も可能となってきます。それぞれのスキルや状況に合わせて、やれることを二人でみつけてみるのもストレスを和らげてくれるのかもしれまえせん。

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