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子供の防犯ブザーはちゃんと鳴る? 日が短くなる秋、我が子を危険から守るには

LIMO / 2019年9月12日 10時45分

子供の防犯ブザーはちゃんと鳴る? 日が短くなる秋、我が子を危険から守るには

子供の防犯ブザーはちゃんと鳴る? 日が短くなる秋、我が子を危険から守るには

長かった夏休みも終わり、新学期がスタートしてほっとしている方も多いと思いますが、日が暮れるのが早くなる秋は、子供の登下校や外遊びの安全のため、防犯対策を再チェックしてみる必要があります。

新年度が始まる春とは違い、子供も親も緊張感が低下しがちな二学期。これからの季節、どういった点を気を付けるべきか、筆者の体験談を含めてご紹介していきます。

末っ子が間違えて押した防犯ブザーが鳴らない!

今ではすっかり小学生の定番アイテムとなっている防犯ブザーですが、普段は出番がないことから電池切れなどに気づかないことも少なくありません。筆者の家では、下の子が間違えて防犯ブザーを押したり紐を引っ張ったことで電池切れが判明したことがあります。

今から4年ほど前の秋のことです。筆者の上の子が当時小学1年生で、帰宅後いつものようにランドセルをソファーに置いたままにしていました。そんな時、ちょこまか動く下の子が前から気になっていた防犯ブザーを引っ張ったりして遊び始めたのです。

紐付きのピンを抜くと、 けたたましく音が鳴り響くタイプのものだったので、慌てて駆け寄ってみるとピンは見事に抜けていました。しかし、音はまったく鳴っていません。再度ピンを差し込み、抜いてみるも無反応。 電池が切れたと思い、交換しようにも手元にボタン電池がなかったので、近所の100均に買いに行きました。

新しい電池を入れたら無事に音が鳴りましたが、「このまま気がつかないままでいたら、危険な時に使えない・・・」と思うと怖くなりました。いざという時に使うのが防犯ブザーです。まさか半年で電池が切れてしまうとは思っていもいなかったので、これを機に定期的に音が鳴るかどうかチェックをするようになりました。

また、ボタン電池のストックを置いていつでも交換できるようにしています。ボタン電池の型番も様々ですし、 3個必要な防犯ブザーもあるので、そういった点も気をつけることが大切でしょう。

子供が使いやすく壊れにくい防犯ブザーを選ぶことがポイント

市販されている防犯ブザーは、大きく2つのタイプがあります。ピンを抜いて音を鳴らすタイプと、ボタンを押して鳴らすタイプです。ピンタイプは、危険を察知したらすぐに紐を引っ張ると大音量で周囲の人に知らせることができます。ただし、ピン自体が小さいので、 誤って紛失してしまうと電池を抜かない限り音が延々と鳴ってしまうデメリットがありま す。

ボタンタイプは押すと鳴るので、防犯ブザー初心者の低学年の子でも扱いやすいものです。 その反面、押している間しか音が出ないタイプが多いので、押せない状況になると周囲に緊急事態を知らせることが難しくなるデメリットがあります。

最近では、両者をミックスさせた防犯ブザーも登場しています。また、防水機能のついたものは雨に濡れても壊れにくくなるので、長く使えそうな防犯ブザーを選ぶことが大切です。最近では、就学前に防犯ブザーを準備する傾向があるので、品薄になる年明け前から親子で吟味して選ぶようにしましょう。

秋は暗くなるのが早い! 公園に誰がいるのか把握できないことも

秋になると、夕暮れになるのが早くなりますよね。筆者の子供達が通う小学校では、日が短くなる10月の中旬以降は夕方の4時半までに帰宅することになっています。しかし、冬の足音が聞こえる前の貴重な時期です。ほとんどの子供は10月末までは夕方5時まで遊んでいました。筆者の子供達も同様に5時まで遊んでいましたが、一番下の子が一緒に遊びたがるので筆者も公園に付き添っていました。

10月も下旬になると、「秋の日はつるべ落とし」という言葉があるように、本当に日が落ちるのが早くなります。11月まで数日を残したある日、筆者の子供達と友達以外にも近所の子たちが自然と集まりハロウィンごっこを始めました。お菓子を交換したり、女の子は仮装をして出てきたり、10人以上の子供たちが秋の名残を惜しむように夕方まで楽しく過ごしていたのです。

ふと腕時計の針を見ると、もう5時まで数分を切っていました。「そろそろ5時だからみんな帰ろうね」と声をかけたのですが、すぐ近くにいる子を除くと誰が公園にいるのか把握できませんでした。「万が一、誰かそこから消えていても気がつかないまま帰宅してしまうかもしれない」と思ったらゾッとしました。

こじんまりとした公園ですら、夕暮れ時は瞬時に子供の確認をするのが難しくなります。顔の判別が難しくなるということは、裏を返せば子供を狙って近づきやすくもなるのです。また、容姿を見定められないのは犯罪者にとってメリットになります。学校から指導されている「10月中旬以降は午後4時半帰宅」は、子供を危険から遠ざけるためだと改めて痛感しました。

春よりも防犯意識が低くなりがちな秋は注意が必要

新年度がスタートする春に比べると、学校への慣れも出てくる秋は防犯意識が低くなりがちです。しかし、筆者の体験談のように防犯ブザーの電池が切れていることもあります。いつ何時、危険が迫ってくるか分かりません。日頃から親が備えていると子供も自然と防犯意識を高めてくれます。

また秋は、「まだ明るいし寒くない」と子供が思っていても、遊び始めてすぐに夕暮れ時になります。暗くなってからの帰宅は不審者や交通事故の遭遇率を高めます。親子で外遊びのルールや帰宅までの道は人通りのある明るい道を使うなど、日が短かくなる秋や冬に起きやすい危険を話し合うようにしましょう。

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