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ワーママ5年目の仕事の教訓は「欲張らないこと」と「感謝すること」

LIMO / 2019年9月11日 20時20分

ワーママ5年目の仕事の教訓は「欲張らないこと」と「感謝すること」

ワーママ5年目の仕事の教訓は「欲張らないこと」と「感謝すること」

子どもが生まれてから、いかにスムーズに働くか、苦慮している人は多いと思います。保活や発熱時のお迎えは最たる壁ですが、それ以外にも、ただ仕事に邁進するだけではなく、子どもや仕事で関わる人に意識を向けなければならないことが盛りだくさん。

筆者もそんな日々を送ってきましたが、子どもが5歳になって、なんとなくベストなスタイルを掴みかけています。フリーランスではありますが、あらゆる働き方の人とも通じるところもあると思いますので、今回はそのことについて紹介したいと思います。

限られた時間をうまく使うために「やることリスト」を作る

子どもが生まれると、いつでも仕事をする時間に充てられた子どもがいない頃と違って、基本は保育園に通っている間に仕事をすることになります。

そうした限られた時間の中で効率的に仕事をするには、日々やるべきことの「ToDoリスト」を作ることがおすすめ。筆者は、一日の仕事や家事が終わった後、子どもがお絵描きをしている隣で、翌日以降に控えている締め切りを確認しながらToDoリストを作っています。そうすると、子どもがリストに絵を描いたりしてくれるので、仕事中に眺めるとモチベーションもアップ。

なお、筆者は仕事のToDoリストだけではなく、買い物リストも書いています。育児と仕事の両立は、大事なことが頭から抜け落ちがち。なんでもリスト化すると安心です。

また、日々のToDoリストに関しても、新たな仕事を引き受ける際にも心がけているのが、自分がやりくりできる時間内におさまるようきちんとシミュレーションすることです。

前述したように、急な発熱など、育児しながらの仕事にはイレギュラーな事態がつきもの。もっと多くの仕事がしたいという思いもなくはないですが、その都度「一番大事なのは、子どもの笑顔と自分の健康」「欲張らずに、身の丈にあった生き方をする」と自分の指針を確認するようにしています。

それまでのやり方に囚われず「今できること」を考える

どんな職種においても、子どもが生まれるとやりにくくなる業務があるのではないでしょうか。特に、夜や土日に仕事をすることは難しくなります。筆者の場合は、音楽を中心に執筆しているライターなのですが、夜のライブに行くことや、アーティストからの依頼に合わせて土日に取材をすることは、頻繫にはできなくなりました。

最初は、「これまでのスタンスをなるべく変えない」ことを目指してしていたのですが、うまくはいかず、さらに子どもと離れる時間を増やしたくないという思いも出てきて、産休明けから2年ほど試行錯誤した結果、従来のスタンスを見直しました。

「今の自分ができないこと」ではなく「今の自分ができること」に目を向け、今までの仕事を軸にしつつ、執筆する分野を広げ、編集者としての経験を生かせる仕事も探しました。そして数年たった今、充実した仕事ができる状況になっています。

もちろん、スタンスを変更した際に、周りの方々に協力していただけたことも大きかったです。このことによって、仕事に対する感謝の念を、より抱けるようになったと思っています。

仕事で関わる人たちに「子育て中である」ことをきちんと話す

上述のように、子育てしながらスムーズに仕事をするには、周りの方々の協力が不可欠です。だからこそ、無理をせず、子育て中であるときちんと話すことが、迷惑をかけることを最低限におさえるのではないか、と筆者は考えています。

なんでも「できます!」と手を挙げて、いざとなると子どもの事情でできなくなる……ということもあり得るので、欲張らないこと、そして感謝を忘れないことは、子育てしながら仕事をする上で、やっぱり大切だと思うのです。

最後に、何より子どもの存在は、代えがたい仕事のエネルギーになります。「17時までに保育園にお迎えに行けるように、がんばるぞ!」と思うと、ものすごい集中力で仕事ができますし、「この仕事が終わったら、子どもとどこに遊びに行こう?」と想像するのも楽しいものです。できる限り、育児しながら働くことをポジティブに捉えていきたいですね。

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