老後資金は3462万円あれば安心?独身で老後を迎える人向け、3つの貯蓄の心得とは

LIMO / 2019年9月14日 19時15分

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老後資金は3462万円あれば安心?独身で老後を迎える人向け、3つの貯蓄の心得とは

老後に向けた備えはできていますか?とくに独身の方は、自分1人の力だけで老後資金を用意しておかなければなりません。急な入院などのトラブルが起こる可能性も視野に入れ、余裕をもった金額を用意しておいたほうがいいでしょう。

そこで今回は、老後のお金に対して改めて向き合っていきます。これから貯蓄に取り組む方は、そのコツも学んでおきましょう。

老後資金として2000万円貯められる自信のある人は…33%?

GMOあおぞらネット銀行㈱が調査した『ビジネスパーソンの老後資金に関する調査2019』(対象:全国の20~49歳のビジネスパーソン(パート・アルバイトを除く)、有効回答数:1000人(各年代ほぼ均等になるよう抽出)、方法:インターネットリサーチ、期間:2019年7月26日~29日)によると、現在の預貯金金額の平均値は695万円となっています。

もっとも多い回答が「100万円未満」(27.7%)となっており、「0円」(8.8%)と合わせると貯蓄が100万円に満たない人は36.5%となるようです。

また2019年6月に話題となった金融庁の報告書の「老後資金に年金プラス2000万円必要」という提言について、「老後の生活資金として2000万円を貯められると思う」と回答した人は33.4%、「思わない」が66.6%という結果に。老後資金を貯める自信がある人は少数といえそうです。

そして「老後の生活資金として、最低いくらあれば安心できると思うか」と聞いたところ、「1000~2000万円未満」(22.4%)がもっとも多くなりました。平均額は3462万円となっています。

「貯蓄できる自信はないけれど、不安は大きい」人が多いのかもしれません。

独身の方が、老後の備えに不安感?

金融広報中央委員会による『平成30年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査][単身世帯調査]』(18年)では、全年齢を対象に金融資産保有額の平均と中央値を算出しています。(中央値とは、大きい[小さい]順に並べたとき真ん中にくる値のこと)

その結果、2人以上世帯が保有している金融商品保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)は平均1430万円、中央値は609万円となりました。金融資産非保有世帯は22.7%です。

一方で、単身世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)の平均は744万円、中央値は50万円という結果に。金融資産をもっていない世帯は38.6%となりました。

2人以上世帯と比べると、金融資産保有額は平均・中央値ともに単身世帯の方が低い数字です。単身世帯は、老後の備えなどの貯蓄額が不十分な傾向があるといえるでしょう。

※「金融資産を保有していない世帯」とは、預貯金や株式などの金融商品を保有していない世帯と、預貯金のみは保有していてもそのうち「運用または将来の備え」がゼロの世帯を指します。

※ここでいう「金融資産」とは、家計が保有する金融商品のうち、貴金属や現金、事業のために保有している金融商品、預貯金のうち日常的な出し入れや引落しなど生活費に対応する部分を除いた「運用のため、または将来に備えて保有している部分」となっています。
これに対して「金融商品保有額」とは、上記に加えて「運用目的ではない預貯金(日常的な出し入れや引落しなど生活費に対応する部分)」を含んでいます。

独身のまま老後を迎える人がすべきこと

独身を貫くつもりの方は、自らの力で老後に備えておく必要があります。そのためにも、今からできることを始めておきましょう。

投資に挑戦する

老後資金を効率的に増やすため、投資に挑戦するのもいいでしょう。リスクとのバランスを考慮しながら、自分の理想に合った手段を選んでくださいね。

婚活費用を貯金に充てる

婚活には、デート代やイベントの参加料などさまざまな出費が重なります。独身のままでいようと考えているのなら、いっそのこと婚活をやめてみることを考えても良いかもしれません。これまで費やしていた婚活の費用は、そのまま貯金に充てておきましょう。

健康的な生活を意識する

不健康な生活を送っていると、老後は通院や入院によって医療費がかさんでしまうかもしれません。とくに独身の人は、入院中の世話をしてくれる人を探す労力が発生することも。若いうちから早寝早起きを心掛け、栄養バランスが整った食事を心掛けましょう。

お金が貯まる3つの習慣

老後に向けて順調に貯金を増やすためにも、お金が貯まりやすい習慣を身につけておきましょう。その具体的な内容は、次の通りです。

家計簿をつけておく

家計簿をつけておくと、無駄遣いをしがちな項目を発見できることがあります。手持ちのノートでもいいので、まずは毎日の支出内容を控えておきましょう。

お弁当を作る

「仕事がある日のお昼はいつも外食」という方は、自分でお弁当を作ってみましょう。前日の晩御飯のおかずを分けておけば、翌朝はお弁当箱に詰め込むだけ。抑えられた食費は、そのまま貯金しておきましょう。

買い物リストを作る

日用品の在庫があるのに買ってしまった、予定していないものまで購入してしまったという経験はありませんか?このような失敗は、買い物リストで防いでおきましょう。

買うべき商品と金額を書き出しておき、買い物の際はそのリストを参考にするのです。こうすることで、予定外のものまで買ってしまうリスクを減らせますよ。

まとめ

独身の方は、貯金や節約に自分の意志だけで取り組まなければなりません。だからこそ、しっかり気を引き締めて老後資金を貯めましょう。

ただし、節約のために食事を抜く、不健康なものばかり食べるといった行動は考えものです。お菓子を我慢する、節約のためにタクシーを使わず歩くなど、健康に繋がる節約を積極的に行ないましょう。

【参考資料】
『ビジネスパーソンの老後資金に関する調査2019(https://gmo-aozora.com/company/report/20190911/)』GMOあおぞらネット銀行調べ

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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