「夫側の両親」vs.「妻側の両親」ライバルじゃないけど、温度差ってどのぐらい?

LIMO / 2019年9月13日 11時0分

写真

「夫側の両親」vs.「妻側の両親」ライバルじゃないけど、温度差ってどのぐらい?

子育てをしていると「ちょっとの時間、祖父母の家で子供を預かって欲しい」「大きな行事やイベントのときは援助してくれたら助かる」という本音が出てくることがあります。いつも一緒はお互いの負担になるけれど、たまになら祖父母も喜んで協力してくれているはず。そう信じているママたちと、笑顔で孫と接している祖父母の感覚ははたして一致しているのでしょうか。

孫のために財布の紐を緩める祖父母

かわいい孫のため、祖父母たちはどれくらいお金を使っているのでしょうか。ソニー生命保険㈱が50~70代の男女1,000人に行った調査『シニアの生活意識調査2018』によると、アンケート回答者の中で孫がいたのは337人。その人たちが孫のために使った金額(1年)は「5万円~10万円未満」(21.8%)がもっとも多い回答となりました。また、全体の平均金額は12万8269円という額に登る結果に。月額にして1万円以上孫にお金を使っていると思うと、祖父母たちの負担は決して少なくないということがわかります。

孫に尽くす祖父母ばかりではない

しかし、この結果はどの祖父母にも該当するわけではありません。お年玉から誕生日プレゼント、日常的なおもちゃやお菓子まで買ってくれる近い祖父母もいれば、一切お金を出さない家というのも存在します。多くの場合、じいじとばあばは2組存在するもの。結果、夫側の両親と妻側の両親の温度差が出ている家庭も、実際少なくはないようです。

・「義母から褒められた息子の服。それは実母からのプレゼントでした。『あっちのばあばが買ってくれたんだよ!』と無邪気に話す息子に、義母は何か感じていたようです」

・「実母から誕生日に欲しいものを聞かれた我が子に『ばあばはいつもプレゼントくれるけど、あっちのばあばは何にもくれないんだよ!』と伝えられてしまいました。誕生日くらい当然孫にプレゼントをしているものだと思っていた実母は驚いた様子でした」お互い顔を合わせる機会のない祖父母同士。ライバル関係というわけではありませんが、向こうがどのような距離で孫と接しているかというのは、やはり気になるようです。無邪気な子供を通し、相手の状況を知ってしまうと複雑な感情も生まれるのでは?と、伝言係をしてしまう我が子にハラハラする場面が出てくるようです。

尽くしてくれる祖父母も本当は

たまに預かってくれて、程よく援助してくれる祖父母。こちらにとっては大変ありがたい状況です。しかし、それは本当に喜んでやってくれていることなのでしょうか。実際の祖父母側の意見を聞いていました。

・帰省してくれるのはうれしいけれど、たまのことだからという金銭的な負担がとにかく大きい。旅費・食費・プレゼントすべて出してあげるため、その日に向け貯金をして備えています。・久々に孫に会うと体力的にきつい。いつも使わない筋肉を使って遊ぶので、しばらく体がしんどい。

・娘が近くに住んでいるので、よく孫の面倒で呼び出される。短時間ならいいが、自分が仕事に行くために病み上がりの子供を一日中預けられヘトヘト。

・お嫁さんの考え方に合うよう子供と接するのが大変。アレルギーや事故など、気にすることが多いので正直面倒な時がある。
孫はかわいいだろうと祖父母に甘え、実は力以上のことを求めてしまっているパパママ世代。こちらがモヤモヤするように、祖父母にも孫疲れを誘発させてしまっているパターンも多いようです。

お世話してもらうほうも配慮を

孫疲れに孫ブルー、そんな単語を自分の親たちから聞かないためには、どうしたらよいのでしょうか。孫に興味がない祖父母よりも、愛が伝わってくるとついつい甘えてしまう気持ちもわかります。しかし、実際は急な依頼に自分の予定をキャンセルしたり、生活を犠牲にしている可能性もあります。育児のこだわりもあると思いますが、自分のできる範囲以外のことは命にかかわること以外、祖父母の負担にならない範囲でお願いするなどの配慮も必要です。

また、一切孫に尽くさない祖父母にも何らかの理由がある場合もあります。金銭的にきつい・持病がツライ、お嫁さんに気を使って疲れるなど、決して冷たいばかりではないということも考えてあげてもいいかもしれません。祖父母は、好意で関わってくれています。そこには、お互いの負担やストレスにならないような距離感があるべきことを、もう一度考えてみてもいいのではないでしょうか。

<参考>
『シニアの生活意識調査2018』ソニー生命

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング