【消費税10%目前】「いま買っておくべきモノ」VS「いま買わなくていいモノ」
LIMO / 2019年9月14日 19時45分
【消費税10%目前】「いま買っておくべきモノ」VS「いま買わなくていいモノ」
2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられます。「増税前に買っておくべきものは何かないかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。消費税が上がるのは2%ですが、この2%ってかなり大きいですよね。
この記事では増税までに駆け込んでもまだ間に合う買うべきもの・買わなくていいものをご紹介します。
増税前に買っておくべきもの
「セールや値引きがほぼないもの・高価なもの」が増税前に買っておくべきものの条件です。ある程度金額が大きい方が増税後のインパクトも大きいため、どうせ買う予定なら今買っておいたほうがおトクです。ちなみにもう増税目前のため「家・車・リフォーム」など、今からでは購入が間に合わないものはこの記事では省いています。
電化製品・家具
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど白物家電とよばれているものは、普段からあまりセールにならないため増税前に購入してもいいでしょう。家具もまとまった金額になるため、購入を検討しているなら増税前に購入することをおすすめします。
家電や家具を購入すると軽く10万円をこえることが多いもの。8%の消費税で10万円のものを購入した場合は8,000円の消費税、10%の場合は10,000円の消費税です。9月に買うか10月に買うかで2,000円以上の金額の違いがあります。この違いはかなり大きいですよね。
ちなみにわが家では子ども部屋をそろそろ準備しようとしていたため、エアコン・学習机・イスを増税前に購入する予定です。
デパートの化粧品
いつもデパートコスメ(デパコス)を使っている方は増税前に買ってストックしておくといいでしょう。デパコスはほとんど値引きされることがないため、増税後もセールになる確率はきわめて低いと考えられます。化粧品は未開封なら長期間保存ができるものが多くあります。いつも使っているコスメならまとめて買っておいてソンはないですよ。
定期券
定期券は※経過措置の対象となるため増税前に購入したものは増税後も、定期券の使用期限まで追加料金なしで使用することができます。会社員の方は会社から定期代を支給されるためあまり関係がないかもしれません。一方で電車通学をしている学生の子どもがいる家庭は、定期券を増税前に購入しておくとおトクですよ。
注意点としてICカードにチャージしたお金は現金として扱われるため、経過措置の対象外です。10月以降にICカードを使用した場合は増税分の2%を上乗せした金額が引かれます。
※平成31年10月1日以後適用する「消費税率等に関する経過措置」(https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/kaisei/pdf/01.pdf)
ブランド品やアクセサリー
ブランド品や高価なアクセサリーなど普段セールにならないものをいつか買う予定なら、増税前に買っておきましょう。例えば30万円のブランドバックの消費税は8%なら24,000円、10%なら30,000円。なんと6,000円も差が出てしまいます。
冠婚葬祭用のパールのネックレスなども値引きされない定番商品のため人気のようですよ。いつも年末に自分へのごほうびで高価なブランドものやアクセサリーを購入している方は、増税前のタイミングに前倒しにしてみるのはいかがでしょうか。
増税前に買わなくてもいいもの
増税後は一時的に個人消費が落ち込むことが予想されます。なので毎日の生活に関係するスーパーやドラッグストア・衣料品店などの小売店では家計応援セールが開催されるでしょう。
ここからは増税前に買わなくてもいいものを具体的に解説します。
日用品
スーパーやドラッグストアでは日用品の割引クーポン発行やセールなどが日常的に行われています。トイレットペーパーや洗剤などは金額も小さく、増税の影響も小さいもの。これらのを大量にストックしようとするとスペースや消費期限の問題も発生します。日用品については増税後のセールでも十分おトクに手に入るため、増税前に慌てて買いだめしなくてもいいでしょう。
衣類
衣類は増税前の駆け込み需要が多く、一時的に品薄になることも。「増税前だしとりあえず買っておかないと!」と思い残り物の普段着ないような色やデザインの服を買って、結局タンスの肥やしになることも。
衣類は増税後にもセールが行われる確率が高いです。その時に欲しいものを欲しいタイミングで購入した方が結果的におトクにではないでしょうか。また子ども服などは慌てて増税前に来シーズンに着られるサイズのものを購入すると、着る前にサイズアウトして結局着られなかったなんてことにもなりかねません。
洋服はもともと狙っていたもの以外はこの時期購入しない方が無難です。
まとめ
いよいよ増税になる10月が近づいてきました。増税前のセールにつられてつい焦っていろいろ買ってしまいそうになりますが、冷静に必要なものを買うことが家計の節約につながります。その中でも今買うべきもの・後でも大丈夫なものを見極めて賢く増税に備えてくださいね。
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