さらに溝が広がる!?私が部下とのコミュニケーションで失敗した3つのNG言動
LIMO / 2019年9月17日 6時15分
![さらに溝が広がる!?私が部下とのコミュニケーションで失敗した3つのNG言動](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_13326_0-small.jpg)
さらに溝が広がる!?私が部下とのコミュニケーションで失敗した3つのNG言動
私に初めて部下ができたのは、10年以上前のことです。部下に対してアクションを起こしていたものの、当時の私はコミュニケーションのとり方で、たくさん失敗をしました。
今でこそ気軽に人と話せるものの、当時は人と話すことすら怖かったです。そこで今回は、私が部下とコミュニケーションをとる時に失敗した内容や、その時に起こった出来事を中心に紹介します。
部下とのコミュニケーションで失敗した3つのこと
私が起こしたコミュニケーションの失敗例は、ご覧の通りです。
強引に言うことを聞かせようとした
私が言ったことに対して否定された時は、強引に言うことを聞かせようとしていました。当時の私は、相手を説得するための話術ではなく、感情論で話すことが多かったです。
もし部下が説得しなかった時は、ある言葉を使っていました。それは「会社の決まりだから」です。埒が明かないと感じた時は「会社のルールだから仕方がない」という方向に持っていったのです。結果、部下からの信頼を失い関係性は悪化しました。
頻繁に食事へ誘う
私は仕事が終わった後に、頻繁に食事へ誘っていました。ファミレスや居酒屋・焼き肉など、あらゆるジャンルの店へ行きましたが、これも失敗でした。
なぜなら、部下が過ごすプライベートの時間を削っていたからです。なかには、翌日が仕事なのに…と思っていた部下もいたと思います。
誘いを断れない人がいることを考えずに、誘っていたことを今でも反省しています。
部下が言うことを聞かない時は放置する
私が伝えた内容を部下に理解してもらえず、作業をしてもらえない時もありました。その状況になった時の私は、部下に伝えることを辞めて放置することが多かったです。部下の作業も私がしていました。
結果、部下は社内で行う仕事が減り、私は仕事が増える状況に…。部下とコミュニケーションをとらなくなり、両者の間で溝が広がったのです。
コミュニケーションの方法を間違えて、起こった出来事とは?
部下とのコミュニケーションの方法を間違えた結果、業務が進むスピードは確実に落ちました。このような形で、仕事のスピードが落ちていったのです。
1.私と部下がコミュニケーションをとらなくなる
2.コミュニケーション不足でミスが発生する
3.ミスを解消する時間が増える
4.別の仕事に、なかなか取り掛かれない
5.業務が進むスピードが落ちた
1~5のサイクルが、何度も繰り返された結果、部署内の業務効率はどんどん悪くなりました。
さらに職場での空気感が悪くなって、他の社員に気を遣わせることもあったため、今でも職場の同僚に迷惑をかけたなと思っています。
コミュニケーションのとり方を変えてみた
しばらくしてから、私は部下とのコミュニケーションのとり方を変えてみました。その時に意識したのが、この内容です。
部下の意見を受け入れる習慣をつくった
私は部下の意見に対して反論することを控えて、部下からの意見を一旦受け入れることを実践しました。私のビフォー・アフターは、このような形です。
ビフォー
部下:こうだと思うんですけど…
私:これはダメ!
アフター
部下:こうだと思うんですけど…
私:そういう発見があったんだね!どうやって、この発想が思いついたの!?
という感じで、部下が話しやすい雰囲気を意識しました。
部下がどんな理由で、その内容を伝えてくれたのか理解することに力を注ぎ、コミュニケーションをとったことで、部下も私が考えてもいなかった意見を発言してくれるようになり、業務の面で、とても助かりました。
アンガーマネジメントを意識した
アンガーマネジメントとは、怒りが発生した時にコントロールする技術です。当時の私は、感情的な人間で怒りが湧いたら、その感情を表に出していました。
しかし、改善後は怒りの感情をコントロールして、部下の目の前で見せないようにしました。結果、建設的な会話ができる回数が増えたのです。
とくに「部下の当たり前と自分自身の当たり前」が違うことを意識してからは、怒りの感情が生まれることすら、少なくなりました。
まとめ
現代ではコミュニケーションのとり方は、重要視されます。働き方改革やハラスメント対策に力を入れている企業もあるため、コミュニケーションのとり方を間違えると、社内に居場所がなくなる恐れがあります。
社内に自分の居場所がある状態で働き続けたい人は、コミュニケーションのとり方を今一度、見直すといいかもしれませんね。
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