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離婚率が高いのは結婚何年目?原因のひとつである「お金」に苦労する夫とは

LIMO / 2019年9月15日 21時15分

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離婚率が高いのは結婚何年目?原因のひとつである「お金」に苦労する夫とは

「独身時代は自分のお金を好きなだけ使っていた」という方も多いのではないでしょうか。しかし、結婚をすると自分の思い通りにお金を使えず、ストレスを感じることもあるでしょう。

なかには、お金が原因で離婚に至るケースも少なくありません。「金銭面でのケンカが絶えない…」という事態を防ぐためには、一体どうすればいいのでしょうか。

「金銭感覚の違い」が離婚原因になることも

裁判所が公開している司法統計「平成29年度 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別  全家庭裁判所」では、裁判に発展した離婚理由が示されています。さまざまな理由のなかで一番も多かったのは「性格の不一致」。これには、価値観・金銭感覚・生活習慣といった考え方の違いが含まれています。

とくに相手の金銭感覚は、付き合っているうちに聞きにくい話題でもあります。いざ結婚してみて、「お金に関する考え方が合わない」と気が付くケースが多いのでしょう。

離婚率が高いのは「5年未満」

続いて、離婚率が高いタイミングをみてみましょう。厚生労働省が発表した「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」では、同居期間別の離婚件数が以下のように示されています。

・5年未満:6万4860件
・5年以上10年未満:4万863件
・10年以上15年未満:2万7598件
・15年以上20年未満:2万2460件
・20年以上25年未満:1万7126件
・25年以上30年未満:1万249件
・30年以上35年未満:6134件
・35年以上:5944件


ご覧のように、同居期間が短いほど離婚数が多いという結果になりました。なかでも、6万件以上が5年未満の同居期間中での離婚となっています。結婚してから5年間は離婚率が高く、新婚夫婦が乗り越えなければならない壁であるともいえるでしょう。

また、2018年12月に発表された「人口動態統計」の年間推計によると、平成30年(2018年)の推計値とした離婚件数は20万7000件、離婚率(人口千対)は1.66でした。この件数の多さを見ると、離婚は決して他人事ではないと感じさせられますね。

お金に困りやすい男性に注意!

「結婚した途端お金に苦労してばかり…」という事態を避けるためにも、結婚相手が金銭面で困りやすいタイプかどうかを事前に見極めておきましょう。以下の項目に当てはまる男性は、お金に困りやすい傾向があります。

母親になんでも任せっきり

家事や事務的なことはすべて母親に任せているという男性は、「自分ではなにもしないタイプ」である可能性が高いです。母親を基準にして、「便利家電に頼るな」「食事の手を抜くな」といった考えをもっているケースもあるでしょう。

また、光熱費や食費がどのくらいなのか分からない、家事の大変さがイメージできないといった可能性も。相手が素直に意見を聞かないタイプの場合、結婚後に苦労してしまうかもしれません。

浮気性である

浮気癖のある男性は、その行動自体に加え金銭面の問題も存在します。女遊びがやめられない人は、相手の女性にお金をつぎ込むだけでなく、相手側から慰謝料を請求されるリスクも発生するでしょう。

とくに何度も異性関係の過ちを犯す男性は、改善が期待できません。「女性関係は割り切ろう」と考えるのではなく、それ以外に潜んでいるリスクも視野に入れておきましょう。

まとめ

「愛さえあればどんな壁でも乗り越えられる」とはいうものの、金銭感覚がずれた状態だと
けんかも頻繁に起こるはず。結婚前に「なんだかお金の考えが合わないな」と感じたら、一度踏みとどまってみるのも1つの方法です。

結婚は、これからの人生を共にするパートナーを決める大切なライフイベント。「金銭感覚の違いはなんとかなる」「結婚したら浮気癖が直るはず」など、問題点を軽く考えるのは避けておきましょう。

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