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シニア男女1,000名に聞いた!1年間で孫のために使ったお金2位は「外食」1位は?

LIMO / 2019年9月19日 6時45分

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シニア男女1,000名に聞いた!1年間で孫のために使ったお金2位は「外食」1位は?

老後の楽しみは何ですか。毎日家事や育児、仕事に追われる毎日で、ゆっくりした時間を過ごせていない人も多いかと思います。今回は、ちょっと時間をとって、悠々自適な老後生活をイメージしてみませんか。

「ソニー生命保険株式会社」が50歳~79歳の男女1,000名を対象に実施した「シニアの生活意識調査」に関するデータをもとに、老後の生活について考えてみましょう。シニアのお金の使い道や今話題の自動車免許自主返納について聞いてみました。

シニアの楽しみは男女とも「旅行」

シニアの皆さんに「一番の楽しみは何ですか?」と聞いてみました。そこで、半数に近い47.4%の人が答えたのは「旅行」でした。男女ともに最も多い回答で、アクティブに行動しているイメージが抱けます。夫婦で、友達と、家族で、さまざまな旅行が考えられますね。日本は四季折々の風景が見られるので観光に打ってつけです。

さらに、奮発して海外旅行に出かける人もいるでしょう。シニアは大型連休に縛られることなく旅行計画を立てられるので、比較的お安く旅行を楽しめますね。

続いて、「テレビ/ドラマ」(男性30.6%・女性38.8%)や「グルメ」(男性27.2%・女性33.0%)が人気です。若者はテレビ離れが進んでいるといいますが、シニアにとっては今もなお身近な娯楽として楽しまれています。「グルメ」は自宅でも楽しめるので、外出するのが億劫な人におすすめできます。おじいちゃんやおばあちゃんに喜んでもらうためにはどうしたら良いかなと悩んだら、美味しいお土産を持っていくと良いかもしれません。

孫のための出費は年間平均13万円

家族のつながりはいつまでも強くあって欲しいものです。子どもや孫がおじいちゃん・おばあちゃんの笑顔が見たいように、シニアも孫を喜ばせたいと思っています。「おじいちゃん、おこづかいちょーだい!」なんて言われたら、期待に応えてあげたいですよね。シニアが年間いくらのお金を孫のために使っていると思いますか。

平均は131,334円でした。もしかすると、意外と少ないと感じるかもしれません。しかし、月に1万円ちょっとと考えると不自然さはないでしょう。昨年の調査より3,065円増加しています。孫のことを思ったら、思わず財布の紐がゆるくなってしまうのでしょう。

使い道としては、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」2位「一緒に外食」3位「おもちゃ・ゲーム」4位「本・絵本」5位「一緒に旅行・レジャー」が挙げられます。ある程度、孫が大きくなったら何を買ってやれば良いのか悩むようですね。そこで、有益に使って欲しいという思いを込めて、おこづかいをあげるようです。

また、2位「一緒に外食」と5位「一緒に旅行・レジャー」というのは微笑ましいですね。楽しい思い出を一緒に作れるので、少しだけ奮発したくなります。そう考えると、老後の貯蓄もしっかりしておかないといけませんね。少数派ではありますが、年間50万円以上孫のために使っているシニアが6.1%います。2017年に3.1%、2018年に4.8%、2019年に6.1%と、近年は増加傾向にあります。

金額が愛情の全てを語るわけではありませんが、孫のために何かしてやりたいと思う気持ちは変わらないのでしょう。七五三・成人などのお祝い品やランドセル、文具用品といったものを孫の成長を感じるタイミングでプレゼントすることになりそうです。しかし、いつまでも長く健康で居続けることが最大の贈り物かもしれないですね。

移動手段は「自家用車」で自主返納はわずか2.9%

健康的にシャキシャキとアクティブに活動したいと思うでしょう。特に地方にとって、シニアの足になるのが自家用車です。「お出かけの際、どのような移動手段をとりますか?」という質問には65.0%の人が「自家用車」と答えました。続いて、2位「電車」(44.8%)、3位「徒歩」(43.5%)、4位「自転車」(30.9%)、5位「バス」(25.5%)と続きます。

生活する上で自家用車は欠かせない存在になっているのでしょう。しかし、思い出してみてください。少し前まで、高齢者の自動車事故が問題になっていましたよね。運転の能力が落ちているにも関わらず、免許証を返納せず事故を起こしてしまったわけです。

今回の調査対象者の運転能力は判断できませんが、既に自主返納した人はわずか2.9%でした。50代0.8%、60代1.6%、70代8.4%という数字です。最も多い70代でも1割未満の人しか自主返納していません。

しかし、シニアばかりを責めることはできないですよね。自家用車がなければ生活が成り立たない地域もあるからです。安価のバス運行サービスや生活用品の配送サービスをより充実させていく必要があるでしょう。

今回の調査で、シニアの生活意識が明らかになったのではないでしょうか。シニアが楽しみだと言った旅行にはお金がかかります。老後2000万円問題が取り上げられていましたが、余裕のある生活を送るためにはさらに多くの貯蓄が必要になるでしょう。今の浪費を抑えて、豊かな老後に使う方法も考えてみたいものです。そして、何よりも健康を大切にしたいですね。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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