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「フリマアプリ」で最初に売るのは洋服じゃない!じゃあ何から売ればいいの?

LIMO / 2019年9月18日 7時15分

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「フリマアプリ」で最初に売るのは洋服じゃない!じゃあ何から売ればいいの?

フリマアプリが浸透した今、不用品を売るのは当たり前になりつつあります。とくに洋服はシーズン毎に流行もあり、サイズアウトすることも考えると使わなくなるアイテムの代表格。

でも、ネットフリマを始めようとしている人が最初に出品する物としては、オススメできません。え?と思うかもしれませんが、その意外な理由を解説していきます。

拡大中のフリマアプリ市場

中古品を売る場所として定着しているネットフリマ。mercari(メルカリ)(https://www.mercari.com/jp/)、ラクマ(https://fril.jp/)、ヤフオク!(https://auctions.yahoo.co.jp/)が3大フリマと呼ばれ、多くのユーザーを抱えています。

経済産業省の発表ではフリマアプリの市場規模(2018年)は6,392億円、前年比32.2%増ということで市場の成長が見てとれます。これはフリマアプリが簡単に始められるという敷居の低さもありますが、中古に抵抗がなくなってきたことや、節約志向、おこづかい稼ぎというお金に関する面も理由として挙げられます。

真っ先に思いつく不用品は洋服

フリマアプリを使ってみようと思って、ほとんどの人が最初に売ろうとするものは「洋服」です。誰でも持っているし、着なくなってそのままタンスの中に入っているケースがとても多いからです。

子どもがいれば1シーズンでサイズアウトするのもザラです。もちろん、新しく買い替えたりすれば古い洋服は着なくなるので、一定のサイクルで不要な洋服は出てくる仕組みになっているのです。

洋服は最初に売らない方がいい理由

着なくなった洋服がたくさんあるからフリマアプリで売ってみよう!と意気込むのは理解できますが、洋服を最初に売るのはオススメできません。もちろん、有名ブランド、超人気商品など強い付加価値があるなら別ですが、一般的な洋服の場合は以下の理由でスタートダッシュに不向きなのです。

① 写真の撮り方が難しい

フリマアプリで最も大切なのが写真です。ユーザーは写真を見て買うかどうかの判断をしますし、その前に「これいいな。詳しく見てみよう」と思ってアクセスをします。それが購入につながる大切な流れですが、逆に言うと写真が良くないとアクセスもしてもらえず購入につながらないのです。

ここでいう「良くない写真」というのは、簡単に言えば見栄えが悪い写真です。たとえばロングのTシャツの場合、長い袖を整えないとだらしなく見えてしまい、印象が悪くなります。以前はハンガーにかけるのがコツではあったのですが、今は床置きでも問題ありません。でも、適当に広げただけでは魅力が半減してしまうので、袖を折って動きを出してみたり、斜めにして奥行きを出すなどの工夫が必要になります。

ただ床に置いても、魅力的に見えない…(筆者撮影)

袖を折って動きを出すだけで、見栄えが良くなる(筆者撮影)

② チェック項目が多い

フリマアプリでは商品説明に詳細を書いていきますが、洋服の場合項目が多くなります。ダメージ、サイズ、素材、わかる範囲での着用回数、とくにダメージに関してはしっかり書かないとクレームの元になってしまいます。

そのため商品を隈無くチェックして、それを明記しないといけません。慣れていればサクサクできるのですが、最初の頃は何を確認すればいいのかさえわからない…ということにもなりかねません。

③競争が激しい

洋服の出品物が最も多いこともあり、似たような商品がズラリと並んでしまいます。要するに競争が激しいのです。その中で買ってもらうためには販売価格を下げるのが一番なので、今度は価格競争が起きてしまい、もはや負のスパイラルに陥ります。

それでも買ってもらえないとなると、「なんだ、つまらない」と心が折れてしまい、早くも脱落ということになってしまうのです。大切なのは不用品を売り続けること。最初につまづかないためにも、洋服は少し経験を積んでからがオススメというわけです。

本やコスメがオススメ

最初に売るのが洋服でないとしたら、何を売ればいいのでしょう。私がオススメするのは本かコスメです。一番の理由は出品作業が簡単だから。メルカリやラクマには「バーコード出品」というシステムがあって、商品についているバーコードを読み取ることでタイトルや商品説明を入力してくれます。もちろんダメージなどは自分で入力をしますが、メルカリの場合は相場まで教えてくれるのでとても楽です。

また、写真撮影や商品説明も簡単です。本は表紙と裏表紙、日焼けやダメージの有無を確認して写真を撮り商品説明に書けば問題ありません。

コスメは新品であれば購入時期、使用したものであれば残量をしっかり書いておいて、わかる範囲で開封時期を書くと買う側も安心します。バーコード出品に対応していない場合には、商品名や型番も書いておきましょう。

これまで見てきた通り、フリマアプリを始めるときには、向いている商品と向いていない商品があります。当然、慣れてくれば出品時のポイントもわかってくるので、それを洋服にも応用可能。まずは実際に出品をして「売れた!」という経験をすることが最も大切なことなのです。

【参考】
「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書(https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190516002/20190516002.html)」経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
 

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