「女ってツラい」と感じた瞬間!肉体的、精神的に痛かった妊娠出産での壮絶な体験談
LIMO / 2019年9月24日 20時45分
「女ってツラい」と感じた瞬間!肉体的、精神的に痛かった妊娠出産での壮絶な体験談
女性にしか成しえない崇高な仕事とは言われるものの、妊娠出産には、「つわり」や「陣痛」といった身体的な辛さだけでなく、精神的なツラさや金銭的な問題など、多くの苦労が待ち受けています。
そこで今回は、妊娠出産にまつわる「女ってツラい」と感じたエピソードを、そのツラさを乗り越える方法や対策とあわせてご紹介いたします。
妊娠出産にまつわる壮絶なエピソード
・「あまりに陣痛が痛すぎて、横にいた夫にイライラ。マッサージをしてくれたものの、その位置がずれていて余計にイライラ。ついに怒りが爆発して、『だから違うって!役立たず!』と怒鳴ってしまった」
・「陣痛中にパニックになってしまった私。なぜか夫に『あなたとの子を望んだ自分が信じられない』『あなたが大好きというわけでもないのに』と告げてしまいました。自分でも、なぜこんな発言をしたのか分かりません」
・「妊娠6カ月から、お腹に痒みが出始めました。日に日に範囲が広がり、痒みも増す一方。痒すぎて眠れないほど辛かったです。ちなみに、産後は母乳でかぶれて痒みが再発…。正直、つわりよりも痒みのほうがキツかったかも」
・「職場の女性から、『子どもができたからって特別扱いはずるい』『不公平でしょ』と不満を訴えられました。つわりがひどくて、仕方なく休んだだけなのに…」
育児ストレスによる産後うつになる人も
「1人目のときのことです。夕食を作ろうとすると泣くんですよね。まあ、いわゆる黄昏泣きというやつなんですけど、これがはじまるとご飯の準備が全然進まない。毎日、子どもが泣く→もうすぐ夫が帰ってくるのに…と焦る、の繰り返しで、気がついたら子供が泣くだけで「もう勘弁してよ。」と叫んでしまうような状態に。思えば産後うつになりかけていたのかもしれません。」
ようやく出産を終えたと思ったら、今度は精神的な負担を感じるケースも珍しくありません。子どもが愛らしく感じる一方、イライラを募らせてしまうのです。その結果、上記のような産後うつに陥ってしまうことも。このような状況は、「子どもに思い通りの行動をしてほしい」という気持ちが関係していると考えられます。
わが子に対して、「部屋を散らかさないでほしい」「早く寝てほしい」「自分で歩いてほしい」などと思っていませんか?こういった気持ちが強くなりすぎると、ストレスが蓄積されやすくなります。自分の心にゆとりがある時は子どもの意志を優先させ、そうでない時はママの気持ちを分かりやすく伝える。こうすることで、子どもも少しずつ状況が理解できるようになるでしょう。
また、母親が1人で育児を背負っている状況は見直す必要があります。パートナーや周囲の人に協力してもらい、追い詰められやすい育児環境を改善しておきましょう。
妊娠出産には金銭的な負担も
「実家の近くにあったマタニティクリニック。お城みたいな外観で、すごく憧れていました。食事もおいしいと評判でしたし、妊娠が発覚したとき、迷わずそこで産むことに決めました。すごく満足のいく入院生活でしたよ。でも退院するときに清算してビックリ。出産一時金があったにもかかわらず、結構な金額を請求されて…。子どもを産むってこんなにお金がかかるのかと、あたらめて思い知らされました。」
さまざまな補助や制度があるとはいえ、妊娠出産には金銭的な負担も発生します。たとえば、妊娠中に受診する妊婦検診。母子手帳交付時に各市町村から「妊婦検診費用の補助券」が交付されますが、補助枠を超えた分は自己負担になってしまいます。また、子ども1人につき基本的に42万円の出産育児一時金が支給されます。(産科医療補償制度未加入の医療機関で出産した方は40万4000円)
この金額内に出産費用がおさまれば、差額は返還されるシステム。ただし、出産費用が上回った場合は差額を支払う必要があります。大都市や高級ホテルのような病院だと、10~20万円ほどの自己負担が差発生する可能性もあります。そのほかにも、管理入院中の部屋代、陣痛促進剤の薬代、無痛分娩での麻酔代などが加算されるケースも。念のため、多めに予算を組んでおくと安心でしょう。
まとめ
妊娠出産で経験する「ツラさ」は、人によってさまざま。身体面・精神面・金銭面など、その内容も多岐にわたります。
共通していえるのは、「周囲のサポートが重要である」ということでしょう。ただ悩みや愚痴を聞いてもらえるだけでも、心がぐっと楽になるはず。1人で悩みを抱え込まず、気軽に周囲に相談してみるという姿勢が大切なのかもしれません。
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