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全世帯数の約2%「超お金持ち」から学ぶ、お金を増やすためのヒント

LIMO / 2019年9月26日 19時30分

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全世帯数の約2%「超お金持ち」から学ぶ、お金を増やすためのヒント

金銭的に余裕があること、いわゆる「お金持ち」であることは、それが人生のすべてではないにしても、多くの人にとって憧れや羨望の対象であるでしょう。

その「お金持ち」のなかでも、一定以上の資産を保有し「ミリオネア」「富裕層」と呼ばれる人々が、日本にも存在します。そうした「超お金持ち」の人々は、どのようにして資産を形成しているのでしょうか。彼らに共通する行動や考え方からは、「お金を増やすためのヒント」が見つかるかもしれません。

そもそも日本に「富裕層」はどのくらいいるのか

野村総合研究所(NRI)は、具体的に「純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」の世帯を「富裕層」であると定義しています。さらに、そのなかでも「同保有額が5億円以上」の人々は「超富裕層」と定義されます。2018年に発表された「日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模についての推計」によると、「富裕層」は118.3万世帯、「超富裕層」は8.4万世帯が該当し、二つを合計した126.7万世帯は日本の全世帯数の2%強にあたります。

「富裕層」に共通する行動や考え方とは

全世帯数の約2%、と聞いて「やっぱりほんの一握りの特別な人たちなんだ」と感じる人も多いでしょう。けれど、彼らの多くが共通して心がけているような行動や考え方のなかには、私たちにも実践できるようなものもあります。

最新の情報に対して敏感になる

「富裕層」の人々が投資・運用する株式や不動産の価格は、国内外の経済情勢や企業の業績に左右されるため、常に最新の情報をチェックする必要があります。また、経済に限らず世間の流行や人々のニーズをいち早く汲み取ることが、新たなビジネスチャンスにつながることもあるでしょう。このように、投資やビジネスで成功している人は、常に感度の良いアンテナを張り、最新の情報を敏感にキャッチしているのです。

柔軟な思考とフットワークの軽さ

社長や創業者といった方の著作やインタビューのなかで「若い時に死ぬほど吸ったタバコや飲んだお酒がある日、自分はなんて無駄なことをしているんだと気づいて、すっぱりやめてしまった」「健康に良いと聞いて、瞑想や運動などを始めました」といったように、「何かをやめた・始めた」話が出てくるのを目にしたことはないでしょうか。彼らは、自分自身を省みた上で無駄に感じること、あるいは最新の研究や調査によって心身に良くない影響を与えることが分かった行動・習慣などは、確固たる意志を持ってやめています。

そして、逆に「これは良い」と思ったこと、良い影響が判明した行動や習慣についてはすぐさま取り入れていく、柔軟な思考とフットワークの軽さを持っています。「本当はやめたほうがいいよなぁ」と思いながらもダラダラと続けてしまいがちなことを、すっぱりとやめます。あるいは「今すぐ始めたほうがいいというのはわかっているんだけど…」と言いながら先送りにしてしまうようなことを、すぐに実行に移すことができます。

そうした強い意志を持って自らを律し、今やるべきことに注力していくことが、大きな目標の実現や成功へと繋がるのでしょう。

まとめ

「富裕層」と呼ばれる人たちのような億単位の資産をいきなり形成することは難しいとしても、ちょっとした「お金を増やすためのヒント」として参考にできる部分もあったかと思います。何か自分にとって有益な情報はないか、常にアンテナを張りめぐらせていること。

限りある労力や時間を無駄にしないように、本当に必要なことだけに注力するための柔軟性とフットワークの軽さを持つこと。ビジネスシーンに限らず、日常生活のなかでも心がけていけたらいいですね。

【参考資料】
『2017年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模についての推計(https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1218_1)』

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