年収1億円超のビジネスマンは「不文律」で稼いでいる。その習慣とは
LIMO / 2019年10月5日 18時45分
![年収1億円超のビジネスマンは「不文律」で稼いでいる。その習慣とは](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_13709_0-small.jpg)
年収1億円超のビジネスマンは「不文律」で稼いでいる。その習慣とは
お金持ちになるための条件の1つ、「ルールを理解し、徹底的に遵守する」という点があげられます。何やら怪しげな話に聞こえるかもしれませんが、そのルール、もとい「不文律」を紐解いてみると特別な話をしているわけではない、ということをご理解いただけると思います。
「不文律を理解し、遵守しなさい」といえば「そんな言い尽くされてきたことなんて、言われなくても分かってるよ」と返ってきそうです。しかし、分かっていても実際に徹底出来る人はほとんどいないのが実情です。それこそが「普通の人」と「そうでない人」を分ける決定的な「差」だと思っています。
私がこれまで、多くのお金持ちに触れて気付いたことは、彼らがこの不文律を徹底的に理解し、そして実践しているという事実です。
世の中の可視化されないルール、不文律
世の中は法律のような明文化されたわかりやすいルールと、可視化されていない不文律があります。
「日本という国は不文律が多く、それゆえに自由な発想や表現が制限されている」という人がいます。しかし、私はそうとは思いません。なぜなら、不文律は日本に限った話ではなく、世界でもっとも自由なイメージのあるアメリカでも、ビジネスの現場においては、ガチガチの不文律が機能していたりするからです。
アメリカのビジネスの現場では、誰でも自由に発言して思うところを主張して良いというイメージをお持ちかもしれません。しかし、複数のアメリカ企業で働いてきた経験から言えば、それは誤ったイメージだと考えます。
アメリカ企業におけるビジネスの現場では「上司」は絶対的な存在であり、日本のごますり文化が可愛く思えるほどの徹底的なごますりがあります。
上司のネクタイを大げさに褒める、アメリカのドラマのシーンで、テニスをしていて部下がわざと上司に負けるというものがあります。本当はプロ並みの腕前を持つ部下も、上司に花を持たせるためにわざと負けたのです。
このようにアメリカにも不文律は存在しており、キャリアのはしごを登っていく上では絶対的にこの不文律を遵守する必要があります。
私自身、会社員時代に「この会社では課長になるためには、MBAを取る必要がある」と会社の不文律を聞かされたことがあります。もちろん、このような「要件」は会社の就業規則には記載されていないのです。
それと同じく日本にも不文律があります。世の中は不文律で秩序が成り立っていますから、無視することはできないのです。
成功するには世の中の潮流に乗ること
成功する人は世の中の潮流に乗るのが上手な人です。
川の水の流れに逆らって泳ぐのが苦しいように、世の中の大きな流れには逆らわず、生まれたばかりの小さな波にうまく乗ることで、大きな成果をあげたり稼ぐことができるのです。
お金持ちという人種は、この不文律を誰よりも見つけるのが早く、深く理解し、そしてそのルールに則って合理的に行動できる人たちです。
しかし、それを頭では分かっていても、ビジネスについて言えば過去の経験や、これまでやってきたことに固執してうまく波乗りが出来ない人がいます。
自分がやっていることについて高い技能を持っていて、優れた経験があったとしてもトレンドでなければ成果にならないことはたくさんあります。スマートフォン全盛期の現在に、ガラケー時代の成功体験に囚われてガラケー関連のビジネスをどれだけ頑張っても、成果が出ることはないのではないでしょうか。
その一方、世の中に上手く波乗りしている人もいます。そのタイミングごとに成果が出やすいことに着手し、成功する人たちです。世の中に次々と現れては消えていく、トレンドの波に次々と飛び移り肉食的に荒稼ぎしていくビジネスマンたちです。
そこまでゆかずとも、時代に波乗りをしたことで成功を収めた人たちはたくさんいます。マイクロソフトのビルゲイツ氏はコンピューターが普及し始めたタイミングでWindowsOSを投下したことで成功しています。
あのタイミングで出せなければ、うまく波乗りできなかったのではないでしょうか。また、パナソニック創業者の松下幸之助氏も家電製品が本格的に普及し始めるタイミングで、電球ソケットのヒットなども手伝って会社が大きく飛躍・発展したと考えます。
成功するためには、「世の中の潮流に乗るという発想」は最も重要な考えのひとつです。お金持ちになるための第一歩、それは可視化されない不文律を理解し、軽視せずに徹底することなのです。
※本記事は、著書『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣“億超えマインド”で人生は劇的に変わる!(https://amzn.to/2o5RIfY)』=大和出版、2019年4月30日刊=から一部を抜粋・編集しています。
『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣“億超えマインド”で人生は劇的に変わる!』黒坂 岳央(著)大和出版(画像をクリックするとAmazonのページにジャンプします)
『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣“億超えマインド”で人生は劇的に変わる!(https://amzn.to/2o5RIfY)』(大和出版)
黒坂 岳央 著
1400円(税抜き)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
会社からZ世代とコミュニケーションしろ→「ハラスメントです、通報しますね」の無理ゲーを攻略するポイントを探してきた
マイナビニュース / 2024年7月9日 9時32分
-
毎日残業は当たり前、役員に過剰に気を使う…外から見るとヤバい「我が社の常識」に要注意【転職のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月26日 8時0分
-
神田昌典氏推薦! すべての世代の仕事と人生の質を変える革命的な一冊『10倍成長 2倍より10倍が簡単だ』発売!
PR TIMES / 2024年6月22日 11時15分
-
SNSでよく年収「1000万超え」という人をみます。一般的に成功者とは年収いくらからなのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月20日 11時20分
-
「異動先でうまくいかない」から“転職”はアリ? プロが「もったいない」と指摘する理由
オトナンサー / 2024年6月20日 7時10分
ランキング
-
1マクドナルドが「ストローなしで飲めるフタ」試行 紙ストローの行方は...?広報「未定でございます」
J-CASTニュース / 2024年7月17日 12時55分
-
2申請を忘れると年金200万円の損…荻原博子「もらえるものはとことんもらう」ための賢者の知恵
プレジデントオンライン / 2024年7月17日 8時15分
-
3永谷園、MBO成立=今秋にも上場廃止
時事通信 / 2024年7月17日 20時36分
-
4「再配達は有料に」 ドライバーの本音は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月17日 6時40分
-
5「7%だったら仕方ない」牛丼チェーン松屋が“深夜料金”を本格的に導入 人件費を価格に転嫁【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月17日 20時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)