なぜお金持ちは夢を口にするのか? 富裕層が富裕層になったきっかけを知る
LIMO / 2019年10月8日 7時15分

なぜお金持ちは夢を口にするのか? 富裕層が富裕層になったきっかけを知る
お金に困ることがない生活をしている富裕層に憧れを抱く人もいるのではないでしょうか。では、日本にはどのくらいの富裕層がいるのでしょうか。また、富裕層になったきっかけは何なのでしょうか。そうした富裕層のマインドを知ってマネをしてみると、お金持ちに近づくことができるかもしれません。早速見ていきましょう。
日本における富裕層の定義と規模は?
そもそも富裕層の定義とはどのようなものでしょうか。2018年12月に野村総合研究所が発表した推計では、「世帯の純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」に当てはまる人を富裕層、さらに「純金融資産保有額が5億円以上」の人を超富裕層と呼んでいます。
この推計によると、日本にいる富裕層は118.3万世帯、超富裕層は8.4万世帯という結果で、両者を合わせると、126万7000万世帯の富裕層がいるとされています。割合で見ると、超富裕層は世帯全体の0.1%、富裕層は全体の2.0%となります(日本の世帯数は5800万7536世帯、総務省より)。
なお、この調査の対象となるのは預貯金、株式、債券などの金融資産のみとなっており、不動産は含んでいません。また、純金融資産とは、上記の金融資産から負債を差し引いたものです。
富裕層になったきっかけはズバリ何?
起業して収入が増えた
年収1000万円を超えるのもハードルが高い日本では、なかなかサラリーマンで富裕層を目指すのは難しいものです。一方、一念発起して脱サラし、自分のアイデアや人脈を生かした事業を始めて財を成す人もいます。また、社内ベンチャー制度を利用して起業し、軌道に乗り始めたタイミングで独立して社長になるというケースもあります。
事業がうまくいくかどうかは本人の行動力や実力以外に、時代のめぐりあわせや運などもありますが、成功すれば収入・資産が増えて富裕層の仲間入りができるというわけです。
親からの相続や事業継承がきっかけに
また、親からの相続で事業や不動産、金融資産を引き継ぐこともあります。普通に学生からサラリーマンになって働いていた場合でも、引き継いだ資産が大きければ富裕層になるわけですが、それまでは資産運用のことはあまり考えていなかったという人もいるようです。また、親から事業承継をして自らが経営者になり、事業を上手く回すことで、さらに資産が増えるというケースもあります。
投資で成功
親が富裕層ではない限り、起業するしか富裕層になる道はないのでしょうか。サラリーマンでも富裕層になれる可能性があるのは投資です。実際に株や仮想通貨への投資に成功して「億り人」となった人がいるという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
こうした人たちは有名トレーダーやアナリストの話を熱心に聞いたうえで自分なりのトレード必勝法を考えたり、自己流で勝利の方程式を編み出してしまう人もいるといいます。投資はリスクもあるので必ずしもうまくいくわけではありませんが、こうした成功者のようにしっかりと勉強すれば資産を増やすこともできるでしょう。
富裕層のマインドを知ろう!
目標年収に上限を決めない
サラリーマンの場合、会社から与えられる給与が年収の全てになりますが、経営者の場合は自分が努力さえすれば年収の上限はありません。そのため富裕層の多くはいつも攻めの姿勢で仕事に対して貪欲です。サラリーマンであっても、副業や投資など会社からの収入以外には上限はありません。「自分はこれくらい」と安く見積もらず、上を目指す姿勢を持ちましょう。
目標をはっきり口にする
富裕層にはやりたいことや叶えたい夢を、はっきりと口にする人が多いと言います。そうして自らを鼓舞するのです。また、自らやりたいことを発信することで、「こんな話があったな、あの人がやりたいって言っていたから声を掛けてみよう」というように、そのことに関する様々な情報が自分のもとに集まってくるようになるのです。
つい怠けてしまうという人は、このように目標をはっきり口にして後に引けない状態を作ってしまいましょう。たとえば、自分で事業を始めたい、こんな副業に取り組みたい、新しい資格を取ってスキルアップする、投資を始めるなど、目標があれば周りにどんどん伝えるのです。
そうすれば自分を追い込んで「どうしたら目標を達成できるのか」と考え、行動に移すエネルギーになります。また、周りに宣言することで目標達成を助けてくれる人が現れる可能性もあります。そうして巡ってきたチャンスをものにすれば成功への第一歩が踏み出せるでしょう。
おわりに
富裕層になれるのは、親がお金持ちの場合や、事業で成功した運の良い人だけだと思いがちですが、サラリーマンであっても富裕層になれるチャンスはあるものです。「自分には無理」と決めつけずに、副業や投資に挑戦してみて、会社の給料以外にも収入の口を見つけてみましょう。そうすれば、自分の常識を変えることができ、富裕層に近づけるかもしれませんよ。
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