「こんな時だけ口出さないで!」夫のワンマン育児に悩む…子供のお受験問題

LIMO / 2019年10月7日 20時15分

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「こんな時だけ口出さないで!」夫のワンマン育児に悩む…子供のお受験問題

夫は仕事を頑張ってくれている。それもこれも、すべて私たち家族のため。それを理解しているからこそ、わが子が産まれてから大きな不満も言わず、ほぼ妻1人で育児に家事にと奮闘。それなのに、ここに来て夫が口を出してきて、なんとなく家の中が険悪なムードに。そんな経験があるワンオペ育児真最中のママもいらっしゃるのではないでしょうか。

そのタイミングの1つに「子どもの受験問題」があります。お父さん側としてみては、いままで父親の出番が無く沈黙を貫いてきて、やっと自分の出番と思っていたという方もいることでしょう。ですが、いままで何も手を出してこなかったのに、ここに来て突然しゃしゃり出てこられても、お母さん側としては頭を抱えてしまうもの。

今回は子どもの受験に関わる夫婦間エピソードを交えて、考えていきたいと思います。

お受験エピソード

「もともと受験をさせようと考えて、塾に行き始めたわけではありませんでした。お友達も受けるからと、興味本位で受けた全国統一テストで思わぬ好成績。これをきっかけに本人も勉強に前向きになり『塾に行きたい』と言い出しました。母親の私としても反対する理由がありませんでしたので、本格的に塾に通い出したんです。

それからは 塾の送迎から、学校から塾に向かう間に食べる間食の準備、模試に向けた勉強のスケジュール調整など。さまざまな面で母親として頑張ってサポートしてきたつもりです。

その様子を夫には定期的に報告していましたが、特に手を出すことも無く今まで来たんです。ですが、息子が小学5年生になった頃、突然、私立中学のパンフレットを持ってきました。突然、夫が息子の受験に前のめりになったのです。それ以降は息子の模試の結果を聞いては叱咤激励……と言えば言葉は良いですが、息子のプレッシャーとなる程の力の入れようでした。

息子自身が中学受験までは考えていなかったようで、また今までの父親との関わり方の違いに戸惑っています。
私としても、それなら少しは協力してもらおうと、ある日塾の送迎をお願いしたんです。そうしたら、なぜか半泣き顔で帰ってきた息子。話を聞けば、車の中でダメ出しの嵐だったとのこと。以降からは送迎をお願いするのも止めました。

我が子に関心を持つのは良いと思いますが、それなら『美味しいところ』だけじゃなくて、普段から向き合って欲しいですね。勉強も親子の信頼関係も、毎日の積み重ねなのですから。」

中学受験は誰のため?

ここでまず考えたいのは『中学受験は誰のためなのか?』という点ではないでしょうか。

「中高一貫校であれば、今受験して高校はそのまま上がれる」「将来的にも偏差値の高い学校に通っていた方が良いだろう」親としては子どもの将来を考えて、中学受験も選択肢の1つとして提案することは決して間違いではありません。

ですが、中学を受験して、実際にその学校に通うのは子ども本人です。その子自身が望んでいないことを無理強いすることが本人のためになるのかどうかは、疑問が残ります。

気付くタイミングは人それぞれ

親はいままでの自分の経験も踏まえて「ここはこうしておいた方が良い」という思いがあります。自分と同じ失敗はしてほ欲しくない、より良い環境を我が子に……そう思うことは親として素晴らしいと思います。

ですが、「勉強すれば良い」のではなく「勉強すれば良いのはなぜか」を子ども自身が気付くことが大切なのではないでしょうか。

本来の親としての役割は、この『自分で気付くことに対する導き、その後のサポート』なのではないでしょうか。自分自身で気付いたことは、一生の宝となり、さまざまな点で自分を支えてくれます。そしてこの気付きのタイミングは人によって異なります。

子ども本人が自ら気付き、その時に最善の道へとサポートをすることが大切なのではないでしょうか。

普段から夫婦のコミュニケーションが大切

子どもに手を差し出せる対象が、母親1人だけではなく父親の存在もあるということは大変心強く大切です。そのためには、普段から親として我が子を見守る姿勢が必要と言えるでしょう。

両親がいる家庭の中で、どちらか一方だけが「頑張っている」ということが、今回のような妻の不満・夫の独りよがりな行動に繋がったものと考えられます。その影響をもっとも受けてしまうのは子どもです。

その様な問題を解消するためには、普段からの夫婦間のコミュニケーションが大事と言えます。
子どもを通じたコミュニケーションだけではなく、夫婦2人がお互いを正面から見据えたコミュニケーションが大事なのです。

そして、子どもに求められた時に夫婦2人がともに同じ目線で考え悩み得たものは、一生の財産として、子どもの背中を強く推してあげる力となるのではないでしょうか。

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