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夫婦間の「ズレ」に「あるあるの思い込み」有効なコミュニケーションとは

LIMO / 2019年10月10日 20時15分

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夫婦間の「ズレ」に「あるあるの思い込み」有効なコミュニケーションとは

旦那さまは「夫婦なら分かってくれるだろう」と思っていても、奥さまにしてみたら、その旦那さまの態度を気にして心苦しい思いをしているかもしれません。このようなことは、実はある特定の夫婦だけではなく、どのご夫婦にも大なり小なりあるものです。相手にしてみれば「こんなことで?言ってくれたらよかったのに。」と思うようなこともあるかもしれません。

今回はそんな「夫婦間のあるある」とも言えるすれ違いや思い込み、そんなコミュニケーションのずれについて、具体例をあげて考えていきたいと思います。

実は相手を委縮させている、こんな態度

「休日になると昼頃に起きてきて、何を聞いても『あぁ』『うん』としか答えない夫。しかも目線はずっとスマホにくぎ付けです。

子ども達がじゃれていっても知らんぷりで、仕方なく私から『せっかくのお休みだし、一緒に公園にでも行ってきたら?』と言うと、ため息をついてノソノソと動き出します。
決定的な言葉を言われるわけではありませんが、その態度にイライラしたり、胃が痛い思いです。」

ご主人としてはせっかくのお休み、会社とは違い、気を使わずに家庭の中では自然体で過ごしているだけかもしれませんが、このような態度は奥さまからしてみたら無言のプレッシャーです。もしかしたら、このご主人もため息なんてついた覚えはないのかもしれません。ですが、その前からの不機嫌とも取れる威圧的な態度に、思わずそう感じてしまう奥さまの心情もうなづけます。

手伝っても、手伝わなくても、怒られてしまう

「双子の娘が産まれてから、いつも妻は大変そうでした。私もできる限り協力しようと心掛けているのですが、なかなか上手くいかないようです。『~ようです。』というのも、何をしても妻の気に障ってしまうようで…。

食事の支度が少しでも楽になればと、仕事帰りにおかずを買って帰れば『夕飯の準備をしてあるのに』と言われ。
娘のおむつ替えやミルクを手伝えば、何かが違うのか『もういいから』と呆れたように取り上げられてしまいます。

それならと『手伝えることがあったら言って』と言ったら『なんで見て分からないの?!』と怒られてしまいました。」

初めての育児、しかも双子となればママに余裕が無いのも分かります。ですが、同時にパパにも戸惑いながらも、協力しようとしているのです。自分なりに頑張っても認めてもらえず、ならばと相手に合わせようとすると怒られてしまうという、なんとも悪循環な状況に陥っています。

お互いがお互いの父親・母親の役割を求めてしまった

「私の実家は自営業、そのため父と母が常に一緒にいる風景が自然でした。父に日常的に遊んでもらった思い出もいっぱいあります。一方、主人は典型的な昭和のサラリーマン家庭で、亭主関白な父親と専業主婦のお母さんという家庭です。

結婚後、主人は脱いだものは脱ぎっぱなし。食事の後の食器も自分では下げません。ある日、不満が爆発してしまい『私はあなたのお母さんじゃない!』と言ってしまったのです。

しかしその一方で、主人に自分の父親の影を重ねている自分に気付いてしまいました。主人は会社勤めで激務のため、平日の帰宅は深夜になることが多く、休日もなかなか子ども達と遊んでくれません。そんな主人を見て『実家のお父さんと全然違うなぁ』なんて、ぼんやり思ってしまっている自分に気が付きました。

その考えに気が付いた時、ハッとしました。自分は義母の影を重ねられてあれ程傷付いたのに、私自身が主人に実父の影を重ねていたのです。」

このエピソードの奥さまは、自分がされて嫌だったことをご主人にしていたことに気が付いてから、猛省したそうです。
現在は「育った環境が違うからこそ面白い」と思い対応できるようになりましたが、そのような心境になるまでに何度もご主人と話し合いを続けました。それぞれのスタイルを受け入れながら、新たな方向性について柔軟にご夫婦で考えていくようになったそうです。

お互いに気持ちの余裕を持つためにも

相手を責めたり、悪い所ばかり目についてしまうのは、気持ちの余裕が無いことが要因としてと考えられます。気持ちの余裕を持つためにも、思っていることは口に出し、相手に伝えるようにしましょう。

ただし、その時に心掛けたいのは「相手の話も聞くこと」「相手の立場に立った言葉使いをすること」です。自分の感情だけを先に出してキツイ言い方をしてしまっては、それこそ喧嘩の元です。コミュニケーションを取る以前の、お互いが受け入れ難い雰囲気になってしまいます。

自分がされて嫌なことは相手にもしない、そして心の中に溜め込み過ぎず、お互いで日常的に有効なコミュニケーションを取るように心掛けていきたいものです。

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