1年間で孫に使った平均額「12万円」孫出費で老後資金を確保できない祖父母が急増中!?

LIMO / 2019年10月13日 10時30分

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1年間で孫に使った平均額「12万円」孫出費で老後資金を確保できない祖父母が急増中!?

「可愛い孫のため、つい奮発してしまった…」という祖父母世代の人も多いのではないでしょうか。孫の喜ぶ姿が嬉しくて、財布の紐がゆるんでしまうこともありますよね。

ところが、なかには貯金に充てるはずのお金まで孫出費となっているケースもあるようです。とくに七五三などの行事では、一度にお金がかかって苦労することも。そこで今回は、祖父母世代の孫に関する出費について見ていきます。

祖父母世代の孫出費はいくら?

世間の祖父母たちは、孫たちにいくら費やしているのでしょうか。ソニー生命保険株式会社が実施した「シニアの生活意識調査2018」をもとに、孫出費の相場を見ていきましょう。なお、この調査は50~70代の男女1,000人(そのうち孫がいる男女は337人)に対して行なったものです。

この調査によると、「孫のために1年間で使った金額」に対する最も多い回答は「5万円~10万円未満」(21.8%)という結果に。平均金額は12万8269円となり、2017年に比べ1万2210円増加しました。

では、その内訳もチェックしてみましょう。1年間で孫のために使ったお金を項目別に分けると、以下の順位となりました。(複数回答可)

1位:「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.1%)、
2位:「一緒に外食」(53.1%)
3位:「おもちゃ・ゲーム」(41.2%)
4位:「衣類・ファッション」(32.0%)
5位:「一緒に旅行・レジャー」(30.0%)

毎年恒例のお年玉やおこづかいに加え、行事ごとのお祝い金に関する出費が多い傾向にあるようです。孫の成長を祝いたい一方、経済的な負担に頭を悩ませている人も多いのでしょう。

七五三にはいくらかかる?

「お祝いといっても、孫が小学校に入学するのはまだ先のこと」と安心してはいませんか?お祝いごとは学校関連だけでなく、七五三なども存在します。

では、七五三にはどのくらいのお金がかかるものなのでしょうか。親戚付き合いが濃く、お祝い金の出費が多い地方に住むAさんに、孫の七五三にかかった費用を聞いてみました。

「先日、孫の七五三がありました。都会に住む娘が『衣装代や内祝いなどでお金がかかる』と言っていたので、50,000円を渡すことに。正直痛い出費でしたが、『少しでも足しになるなら…』と奮発したんです。

ところが、後で聞いたら『衣装はスタジオ撮影のプランで無料レンタルでき、70,000円ほどの出費で済んだ』とのこと。しかも、向こうの両親からも同額のお祝いをいただいたそうです。

娘は共働きだし、生活はそこそこ余裕がある様子。孫の成長を祝うためのお金であることは理解していますが、『そんなに渡さなくてもよかったかな…』とモヤモヤしてしまいました」

老後資金が足りないという事態は防ごう

「お祝いやおこづかいをあげたい」という気持ちはあるものの、「経済的な負担が辛い…」「頻繁に会うのはちょっと…」と頭を抱えている祖父母世代も多いようです。その本音をうかがいました。

・「帰省してくれるのが嬉しいが、そのたびに孫のおもちゃ代がかかります」

・「こちらが食事代を出さないといけないので、帰省期間は正直厳しいですね」

・「金銭面だけでなく、孫の遊び相手をする体力面もつらい。できれば、頻繁に来るのは控えてほしいです」

このような不満を抱えつつも、無理をして孫出費に耐える人も少なくないようです。とはいえ、祖父母世代は老後資金も考えておかなければなりません。「気が付けば自分たちの老後の生活費に手を出していた」と後悔しないためにも、確保しておかなければならない老後資金を把握しておきましょう。

老後の主な収入となる年金は、日本年金機構が行っているインターネットサービス「ねんきんネット」や、毎年郵送される「ねんきん定期便」で年金見込額を知ることができます。また、会社員の人は退職金がどのくらいなのかを確認しておきましょう。

それぞれの見込み金額が分かったら、老後までに貯めるべき金額が掴めてきます。想像より年金や退職金が少ない可能性も視野に入れ、多めに用意しておくと安心ですよ。

まとめ

「このままだと老後の生活資金が足りなくなるかも…」とハラハラしながら孫と接することのないよう、必要となる老後資金はしっかりと確保しておきましょう。お年玉や七五三など、大きな出費には計画的に備えておくのも大切ですよ。

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