イマドキママたちの「LINE活用法」とは?トラブルを防ぎ上手に使いこなすコツ
LIMO / 2019年10月14日 20時0分
イマドキママたちの「LINE活用法」とは?トラブルを防ぎ上手に使いこなすコツ
気が付けばまもなく2020年。2010年代もまもなく終わりを迎えようとしています。この10年の間にもさまざまな社会の変化が起こりましたが、最も身近な変化といえばスマートフォンの普及に伴うSNSの進化ではないでしょうか。
その中でも、最も多くの人が利用しているアプリ・LINE。グループトークやスタンプ機能など、うまく活用すればかなり便利なアイテムで、それはママたちにとっても例外ではないようです。では、イマドキのママはどのようにLINEを活用しているのでしょうか。
いまやママ同士の連絡手段の主役はLINEに
低価格スマートフォンなどが販売されたこともあり、主婦には少し贅沢な印象があったスマートフォンもかなりの勢いで浸透してきました。以前であればEメールで送られていた学校や幼稚園の伝達事項も、LINEグループを作成することにより一斉に連絡することが可能に。
複数の人たちが自由に発言できる場は、保護者達にとっても大変便利なツールとなりました。働くママが増えたこともあり、時間がない中でも子供のコミュニティの人たちと気軽に連絡を取れることは、忙しいママにとってメリットともいえます。
また、一度に多くの人と話ができるトークの場は、業務連絡に限らず井戸端会議の場としても大変便利。幼稚園の前で行われていたママたちの雑談も、オンライン上へと場所を移したのでした。屋外で誰かに聞かれてはまずい話や、子供たちの話題の共有など話題はさまざま。LINEグループは大変便利な役割を担っているようです。
グループLINEはトラブルだらけ?
気軽なアプリであるLINE。それゆえに、ときにはその便利さゆえにトラブルの原因となることも。クラス単位のグループとなると、どうしても参加人数が数十人と多くなってしまいます。
例えば、一人がランチ会の場所の確保や日時の提案をした場合など、数十件の「ありがとう」スタンプが永遠と続く…なんてことや、夜型のママがみんなの就寝時間を考えずトークを一向に終えようとしないため、何時になってもピコンピコンと鳴りやまない…思い切って通知オフにして眠った結果、朝には数百件の未読LINEが溜まり、さかのぼりきれなかった、なんて人も。
また、SNSでよく問題となるのが承認欲求を満たしたい人の存在です。自分をよく知る人に素敵な自分を見せたいあまり、少し「盛った自分」をアップすることに夢中になってしまい、その頑張りが過熱してしまうことも。また、そんな過熱ママがLINEのタイムラインにキラキラした日常を載せるたび、空気を読んでイイネを押し褒めてあげなければならないのがツライ、とこぼすママも一定量いるようです。
親のLINEに園が介入!?
多くの人がグループに所属した結果ママたちだけでは解決できず、なんと幼稚園からお達しがくることもあるそうです。
・「うちの幼稚園はLINEグループ禁止です。前年度の保護者がどうやら揉め事を起こしたらしく、今年度からNGがでました。先生たちへの不満もよく話題になると聞くし、あまりそういったことをして欲しくないというのが本音かもしれません」
・「うちのクラスのLINEグループは『夕食の投稿禁止』です。これは幼稚園からお達しがあったルール。最初は料理上手なママが素敵な夕食写真を載せただけだったのですが、いつしかみんなが競い合うように(笑)。とはいえ、忙しい夕方に写真のためだけにおしゃれな盛り付けをするのも負担で…誰かがアップするたびに「おいしそう!」と書き込まなくてはならないのも負担だったので、園からNGが出て正直ホッとしました」
子供の揉め事だけでなく大人の集まりにまで介入しなくてはならないなんて、先生方には本当に頭がさがる事例です。
コミュニティ上手のグループLINEはお得がいっぱい?
グループLINEは連絡事項や雑談トークを楽しむほかに、まだまだ有効な活用方法があります。LINEにはさまざまな機能があります。それをうまく利用して友人たちをつないだママのお話を聞いてみましょう。
「あるきっかけで、思い出の服を譲りたい・譲って欲しいという人がなかなか出会えていないことを知りました。フリマアプリなども多数ありますが、利益よりも我が子の思い出の服を喜んでくれる人に届けたい。そんな想いが強い人とその想いを理解できる人をつなぎたい。そう考えた結果生まれたのが『おさがりグループ』でした。ここは私の知人なら誰でも参加することが可能です。グループでは投票機能を利用し、譲りたい人・譲って欲しい人が投票形式でやり取りができるフォーマットを作成しました。私自身も友人たちからおさがりを譲ってもらい、今度はそれらを次に使用したい人へとつなぐ。今では物の授受だけではなく、子育てトークも繰り広げられるよいグループとして活躍してくれています」温かい想いをつなぎつつ家計にも優しい活用は、なんともママたちらしい発想です。
まとめ
人数が多いコミュニティはSNSであれ、正直ちょっと面倒だと感じます。しかし、忙しい現代のママたちが落ち着いた時間にちょっとした本音をこぼせ、共感や情報共有できる場はいまや貴重な空間です。
本当に苦痛であれば通知を切り、ちょっとしたスタンプを押し、たまに開く程度にとどめることもできます。生活を圧迫せず、自分のペースで取り入れることは、上手なスマホの活用法といえるのではないでしょうか。
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