高級外車や海外旅行も夢じゃない!?お金が貯まる「メリハリ支出コントロール術」
LIMO / 2019年10月21日 20時45分
高級外車や海外旅行も夢じゃない!?お金が貯まる「メリハリ支出コントロール術」
欲しいものをすべて手に入れる贅沢三昧な暮らしをしていては、貯金が増えないどころか赤字になってしまいます。だからといって節約のために我慢ばかりしていると、その反動で浪費するリスクが高まる可能性も。
ここで大切なのは、「どの項目にお金をかけるか」を見極めることです。支出にメリハリをつければ節約のモチベーションが保ちやすく、スムーズにお金を貯められます。
そこで今回は、「支出にうまくメリハリをつける方法」を具体的に見ていきましょう!
出費にメリハリをつける3つのポイント
愛車にはお金をかけたい、定期的にリッチな外食をしたい、年に一度は海外旅行に行きたい…。そのような理想を、「いまの収入では無理だ」と諦めていませんか?メリハリをつけてうまくお金を貯めれば、かけたい部分にたっぷりとお金をかけることができます。
そこで、実際にメリハリ出費をして貯金に取り組んでいる人にポイントを聞いてみましょう。
自分の無駄遣いの癖が分かっている
自分の支出のなかで「これは無駄だ」と感じる部分こそ、メリハリで抑えるべき項目といえます。家計簿やレシートを見直し、「買わなくてもよかった」「もっと安く買えた」と判断できる出費を探してみましょう。
ついカフェに立ち寄ってしまう、仕事帰りにコンビニでスイーツを買ってしまうといった無駄遣いの癖が見つかれば、「カフェは週末だけ利用する」「仕事帰りはまっすぐ帰る」などのルールを設けて対策をしてくださいね。
毎日を明るくするお金は必要
節約に対する不満をためすぎないため、自分に毎日の楽しみを与えることも大切です。趣味や娯楽をすべて制限するのではなく、回数を抑える、なんとなく参加していたイベントや習いごとに参加しないといったメリハリをつけましょう。
質を意識する
お金をかけていいのか判断しにくいときは、「健康に影響がないか」「質と値段が釣り合っているか」を基準に考えてみましょう。たとえば、食事や運動に関する節約は、健康に悪影響を与える可能性があります。
また、「この服は高いから質がいいはず」と値段だけで判断するのではなく、「セール期間でないから高いのでは」「有名なブランドだから高いだけかも」と踏みとどまるのも重要です。民間のジムから自治体が運営しているところに移る、セール期間中に質のいいものを購入するなど、質を維持したまま支出を抑える工夫をしておきましょう。
貯金はスモールステップで進めよう
貯金に取り組もうと計画を立てたのに、目標が達成できなかった…という経験はありませんか?もしかすると、計画そのものに無理があったのかもしれません。
こんなときにも、さきほどのメリハリをつける方法が役に立ちます。家計の現状を配慮し、「メリハリ出費をしたら、これくらいは貯められるだろう」と思える金額を設定してみましょう。
また、節約生活に嫌気がさして挫折した方も、無駄な部分を抑えるだけなら貯金が長続きできるはず。「旅行のために頑張ろう」「あといくら貯めれば車が買える」と思えば、やる気もアップしますよ。
生活費がほとんど余らない生活を送っている人は、「月に1万円貯金する」といったハードルでもかまいません。ちょっと工夫するだけでクリアできそうなスモールステップを用意し、少しずつ次の段階へ挑戦してくださいね。
改善点を探すヒント
家計簿や毎日のレシートから無駄遣いを探してみたものの、それらしい項目が見つからなかった…という方もいるのではないでしょうか。改善点を探す際は、生活費だけでなく固定費にも目を通しておきましょう。
そこで、2019年5月に総務省統計局が発表した「家計調査報告(家計収支編) 平成30年(2018年)平均結果の概要(https://www.stat.go.jp/data/kakei/2018np/pdf/gy1.pdf)」から、2人以上世帯かつ勤労者世帯の消費支出の平均的な割合をご紹介します。自分の家計状況と比較し、高すぎる項目がないかをチェックしてみてください。
食料…24.1%
交通・通信費…16.3%
教養・娯楽…9.5%
光熱・水道…6.9%
教育…6.1%
住居…5.8%
被服・はきもの…4.1%
保険医療…3.8%
家具・家事用品…3.6%
その他…19.8%
とくに割合が大きい「食料」や「交通・通信費」は、節約効果が発揮されやすい項目です。外食の回数やスマホの料金プランなどを見直し、費用を抑える手段を考えてみてくださいね。
まとめ
メリハリをつける方法を読んでみて、「このくらいなら実践できそう」と感じたのではないでしょうか。貯金が長続きすれば、やりくりに対する自信も大きくなってくるはず。趣味や習いごとの数を絞れば、「より濃い経験ができるようになった」「1つに集中できた」といったメリットまで得られるかもしれません。
経済的な理由で諦めていた理想が、メリハリへの取り組みによって叶うといいですね。
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