「周りに良い人がいない」から結婚しない…自分に魅力がないことに気づけない理由とは

LIMO / 2019年10月19日 18時45分

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「周りに良い人がいない」から結婚しない…自分に魅力がないことに気づけない理由とは

こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

未婚率上昇はもはや国が乗り出すような大問題です。そこで国立社会保障人口問題研究所というところでは定期的に「なぜ結婚しないのか?」という大変大きなお世話なテーマでアンケート調査を行っております。

その調査だと、「適当な相手に巡り合わないから」つまりよい出会いがないからと答える方が最も多いのです。

「適当な相手に巡り合わないから結婚しないんです」と回答する人が多いため、その問題を解決しようと婚活業界に乗り出す企業は増えました。市場規模は約500億円です。

でもね、婚活というとほとんどが男女のマッチングに特化したサービスだけなのですよ。

じゃ、実際に婚活サービスを使って結婚するのかというと別問題。婚活サービスで最も手厚いサービスの結婚相談所だってせいぜい2割ぐらいしか結婚しないのです。

多くの未婚者は自分が結婚しない理由は「出会いがないから」と思っていますが、実際は出会いはたくさんあるのです。そして、なぜ結婚できないかといえば「魅力がないから」。

今回はなぜ、自分の魅力のなさに気がつかないのかについて解説します。

自称「普通」のだらしない女性がブスと気づくまで

実は私も20代のころ自分を棚に上げて「いい男がいない」「仕事ばかりで出会いがない」と思っておりました。仕事でかかわる方に男性だって多くおりましたが、「私は女らしい性格じゃないし、言うこともきついから会社の男性とは無理」「酒を飲みすぎるからモテないんだ」と決めつけておりました。

それで掘り下げて考えているつもりだったのです。

自分のことを美人とは思っていないですが、「普通」と思っておりました。真面目に仕事をして、言われたことはこなしています。真面目なんだから結婚ぐらいするだろうと思っていたのですが、彼氏ができる気配もなく20代が終わろうとしていました。

肌は万年吹き出物ができており、「ニキビがあるから」という理由でノーメイク。帰ってビールを飲みながらスナック菓子を食べるというヤバい食生活の癖に、肌荒れの原因は「敏感肌だから仕方がない」と思っておりました。

いつも髪の毛がぼさぼさなのですが、それは「癖毛だから仕方がない」と思っておりました。今考えるとドン引きなのですが、髪の毛を自然乾燥していたのです。

世の中に、普通っぽいのに彼氏ができて結婚していく女性たちがいることはもちろん知っていました。その人たちはみんな「何もしていないよ」というのです。

だから、それを真に受けて自分もまったく何もしていなかったわけですが、その人たちにしたら髪の毛をブローするとか、美肌に気をつけて食事をするというのは特別なことじゃなく当たり前のことなのでしょう。

ブス時代の私は出勤する30分前に起床するような生活でした。それで朝ごはんは食べているので着替え、洗顔などの身だしなみにかける時間はトータル10分程度だったのではないかと思います。

そのだらしない生活から自分を変えることが辛かったです。

一番つらいのはスナック菓子を断つことでしたが、高い化粧品に変えたわけでもなく食事だけで肌はどんどんきれいになりました。眠くても朝は1時間前には起きるようになり、そうした生活改善の中で今まで自分が女として努力不足だったと気がついたのです。

一定の年齢になったら身だしなみの指摘は誰もしません。だから気づかなかったけれど、私は本当にヤバいブスでした。自分なりにちゃんとしているつもりでしたが、私の「ちゃんとしている」という基準は世間よりずっと低かったのです。

ブスだったと気がついてから訪れる3つの変化

低レベルのことから女磨きを開始したころ、急にストッキングの伝線によく気がつくようになりました。伝線しているので、捨てて買い替えます。

すると、服の毛玉や、使っているバスタオルがボロボロなこと、寝具が擦り切れていることなどどんどん目につくようになり、どんどん劣化しているものを買い替えました。

いきなりストッキングが伝線しやすくなったわけではないでしょう。就職活動の時も毎日ストッキングをはいていましたが、きっとあの頃は伝線には気がつけなかったのだと思います。意識が変わってきたことで、今までは気にも留めなかったことが問題として認識できるようになったのでしょう。

持ち物の劣化に気がつき、直してから急に道を聞かれることが増えました。だらしない恰好の人に声をかけませんよね。

3つ目の変化は周りの方から「服に髪の毛ついてるからとるね」「ネックレスの留め金が前にきちゃってるよ」とかちょっとしたことを指摘されるようになりました。毛玉だらけの服を着ていたときは、髪の毛が服についていても目立たなかったのでしょう。

昔はあまりに美意識が低いために、流行りのメイクも違いがよく分からず、塗っていれば「お化粧をしている」と勘違いしておりました。でも、やれば楽しいことですね。

内面じゃなく、まずは外見から変えましょう

そのころ、周りの男性からの扱い方が変わりました。上司でも荷物を持ってくれるし、エレベーターのボタンを押してくれたり、女性として存在感が出てくるとみんな紳士的に扱ってくれるようになったのです。「お酒が好きな女性っていいね」「はっきり意見を言う女性は好き」と言われることもありました。

「出会いがない」と言っている女性の方は、自分が「女」にカウントされていない可能性が高いことを疑ってはいかがでしょうか。ここって気がつくのは非常に難しいことだと思います。このご時世、女性の外見は職場では指摘しないでしょう。そして、自分と向き合うことは非常に勇気がいることです。

婚活コンサルタントとして活動するようになって、同じように問題として認識できない女性にたくさんお会いします。寒い季節になると、首元や袖からヒートテックのようなインナーが丸見えの女性に毎年会うのです。タイツが伸びきって足首のあたりでダルダルになっているのももう捨て時ですからね。

性格じゃなく、まず外見から変えることが大事です。

なぜかといえば、同じ性格・趣向でも見た目が違うだけで相手からの印象は違うのです。ブスが漫画好きなら暗いオタクに思われるかもしれませんが、キレイにしていて漫画が好きなら「趣味が合うね」という男性がたくさん現れるのですよ。ブスが高学歴ならがり勉、キレイな人が有名大卒なら才媛です。

男に媚びているわけでもなく、ちゃらちゃらしているわけでもない。ただの努力です。

ブスって楽ですよね。朝はぎりぎりまで寝ていられるし、結婚しない理由は「いい男がいないから」「草食系男子が増えたから」と相手側の問題にしていれば傷つくことはないでしょう。
私は努力をする方を応援したいです。

【参考】
「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)(http://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/shussho-index.html)」国立社会保障・人口問題研究所
 

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