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ダメな褒め方が子どもを追い詰める?年齢別「良い褒め方」「悪い褒め方」

LIMO / 2019年11月9日 9時45分

ダメな褒め方が子どもを追い詰める?年齢別「良い褒め方」「悪い褒め方」

ダメな褒め方が子どもを追い詰める?年齢別「良い褒め方」「悪い褒め方」

「褒めること」は子どもにとってはとても重要ですが、「どういった褒め方をすればいいのかわからない」「いつもワンパターンになってしまう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、子どもを褒めることの重要性や、参考にしたい子どもの褒め方・やってはいけない褒め方についてまとめました。

褒めることの必要性とは?

子どもを褒めることは、子どもが自信を持つきっかけになります。褒められることで努力をするようにもなり、「〇〇ができるようになった」など能力や知識への自信が高まります。

また、自尊感情を高めるためにも、親の褒めるという行為はとても重要なものです。自尊感情は生きていくためにもとても大事なもので、自分のことを大切に思えるとほかの人たちとも交流が多かったり、積極的だったりと、さまざまな傾向がみられます。褒めることをなかなかしなかったり、あまりよくない褒め方をしてしまったりすると、自尊感情が育ちにくく、「自分には価値がない」と思ってしまうことも。

そのため、子どもを上手に褒めてあげることは、子育ての中でとても重要な部分だといえます。

よい褒め方とは?

具体性を意識する

子どもを褒めるといっても、よい褒め方となるべく避けたい悪い褒め方があります。例えば、具体的に褒めてあげるというのも、子どもにとっては大切なことです。具体的にどこがよかったのかということを言葉にして伝えることで、子どももどの部分を褒められたのかわかりやすくなります。子どもが小さいうちは「すごい」「いいね」という言葉でもいいですが、言葉がわかるようになってきたら具体的に褒めてあげるように意識してみましょう。

褒めるタイミングも大事

褒めるときの内容も重要ですが、タイミングもしっかり意識したいもの。子どもがよいことをしたときは、そのときに褒めてあげるようにしましょう。あとで褒めるよりも、子どもの中で「自分がやったこと」をはっきりと覚えているうちに褒めてあげる方が効果的です。

過程を褒めるようにする

結果を褒めるということももちろん大切なのですが、取り組んだ姿勢やチャレンジしようとした気持ちなど、過程を褒めることも重要なポイント。結果ばかりに注目してしまうと、求められた結果が得られなかったときに褒めることができず、子どもも自信をなくしてしまうかもしれません。そのため、最後まで諦めず頑張ったところなど、そこに至るまでのことに注目して褒めてあげるようにしましょう。

悪い褒め方とは?

他人を引き合いにだす

子どもを褒めるときに、ほかの子どもやきょうだいを引き合いにだしてしまうのは、あまりよい褒め方とはいえません。ほかの子どもを引き合いにだしていると、だんだんほかの子どものことをライバル視してしまうことも。そうすると、子どもの中で勝ち負けに似たような感情が生まれてしまうのも考えられます。

もしも、ほかの子に負けてしまった場合、一気に自信をなくしてしまう可能性もあるので、子どもを褒めるときはほかの子を引き合いにだすよりは、子ども自身を褒めてあげるようにしましょう。

なんでも褒める

なんでも褒めていいのは、子どもが小さい頃だけにしましょう。褒めてあげることは大切ですが、なんでも褒めていると自己陶酔しやすくなってしまうことも。また、子どもによっては簡単にできることを褒められると、「自分はこれくらいのことでこんなに褒められるような存在なんだ」と感じて、不安になったり落ち込んでしまったりするかもしれません。

年齢別に褒め方を工夫しよう

0~2歳ぐらいの子どもの褒め方

一口に褒めるといっても同じ褒め方をずっと続けるのではなく、子どもの成長にあった褒め方を実践することも、とても大切なポイントです。例えば、0~2歳ぐらいの子であれば自尊感情を高めてあげたい時期のため、たくさん褒めてあげるのがおすすめですよ。

自分で立てるようになると、だんだん自分でやりたいことがでてきます。自分でやりたいことがでてくると、少しだけ反抗することもありますが、叱るのではなく見守ってあげたりすごしやすい環境を作ってあげたりすることも重要です。

3~5歳ぐらいの子どもの褒め方

3~5歳ぐらいの子どもの場合は、言葉もわかるようになり、だんだん相手の表情から察することもできるようになってきます。さまざまな言葉を使って褒めてあげるようにしましょう。

ルールを守れるようになってくる年齢でもあるため、ルールを守れたときに褒めてあげてもいいですね。また、この時期はしつけも大事になってくるので、叱ることも重要な行為となります。

6歳~ぐらいの子どもの褒め方

6歳というと、勉強も始まりますよね。そうすると、親はついつい成績のことや授業のことに興味を持ちがちで、褒める内容もそれらに関連したものが多くなっていきます。もちろんそれが悪いことではないですが、学校のことのほかにも子どもの趣味などについて褒めてあげるのがおすすめです。

子どもの成長段階を意識しよう

年齢はあくまで目安であり、その子の成長にあわせた褒め方を実践することを意識したいところですね。一概にこうするのがよいというわけではなく、子どもの性格にあった褒め方を探ることも大切ですよ。なかなか大変なことですが子どもの成長段階を意識し、自尊感情を育てつつ上手に褒めてあげたいですね。

子どもを上手に褒めて自信をつけさせよう

褒めるということは、子育ての中でもなかなか難しいものですよね。褒めるということは子どもの自尊感情を高めるうえに、親の「あなたのことをよく見ているよ」といったメッセージでもあります。結果のみにとらわれるのではなく、子どもの成長段階にあった褒め方をできるよう、頑張りましょうね。

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