「私ってクレーマー?」知らないうちにモンスターカスタマーになっているかも!?
LIMO / 2019年10月25日 11時15分
「私ってクレーマー?」知らないうちにモンスターカスタマーになっているかも!?
SNSを見ていると、まるでドラマの登場人物かのようなクレーマーが存在するという話を目にします。大半は常識で考えればわかるようなおかしな因縁ばかりなのですが、ときに「え?これもクレーマー扱いされてしまうの?」というものも。
自分のなかでは正しいことをしていると思っていても、お店側にとっては立派なクレーマーという場合もあるようです。あなたは大丈夫でしょうか。
電車の遅延や運休で駅員さんを責める
最近、自然災害などで実施されることが多くなった計画運休。大事故を防ぐための計画に、多くの人たちは納得しているようです。しかし、どうしても移動したい、変更したくないなど自分一人の予定のために駅員さんに詰め寄る人というのは、まだまだ存在するのが現状です。
「台風が予想よりそれたため、大雨にみまわれなかった地元の駅。台風の翌日『これなら昨日のコンサートに行けたはずだ』と、運休をした鉄道会社の社員さんを責める女性を駅で見ました。確かに楽しみにしていたコンサートかもしれないけれど、決定権のない人を責めるのはおかしい」「相変わらず遅延が起こるたびに怒鳴るオジサンが多くて辟易します。『どうしてくれるんだ』といっても、どうにもならないのはわからないのでしょうか」遅延や運休は駅員さんのせいではありません。今後の見通しをうかがうならまだしも、忙しく対応する人をわざわざ捕まえて騒ぎ立てるのは立派なクレーマーです。
我が子の成績が伸びない
また、目に見えない成果を売りにしたサービスというのもクレーマーにあいやすいといいます。「家庭教師をしていた際、『こんなに成績が伸びないのはおかしい。先生は手を抜いているのにこんなに月謝が高いのは変だ』と言われました。こちらとしてはマニュアルに沿って教えているのですが、その生徒は集中力もなく宿題もやってこない。そのことについては何度説明してもわかってもらえず『この子が高得点取れるようにテスト前に無料で補習をやれ』と言われたときは、さすがに本部に相談をしました」
確かに安くはない月謝を支払い、成果が出ないと文句のひとつも言いたくなる気持ちもわかります。ですが、それは本当に先生だけの責任でしょうか。こちらの場合はクレーマーだけでなく、モンスターペアレンツにもなりかねないので、もう一度その文句は正しいのか家庭で一度話し合ったほうがいいかもしれません。
責任者を出せ
金融機関などでよくあるのが、女性に対する「あなたでは話にならないので上の人を呼んできて」というもの。株や証券といった商品はどうしても男性の方が詳しいという思い込みがあります。しかし、世の中には男性社員より豊富な知識を持ちバリバリと働く女性社員も多く存在します。
また、童顔のため責任者であるにもかかわらず「上司に変われ」と言われてしまう人もいるそう。どうしても人を見た目で判断してしまいがちですが、店頭に立つのはその道のプロです。一度話を聞き、その人の持つ本当の力を知ってから他の人を指名しても遅くはないのではないでしょうか。
店員さんと個人的な関係になろうとする
最後に、こちらはクレームというより迷惑なお客さんです。「うちの飲食店は女性従業員が多いため、男性客から連絡先を渡されて困っているアルバイトが多数います。中には終わる時間まで表で待っているような人もいるので、身の危険を感じることも。
そのまま帰宅させ何かあってはいけないので、なるべく男性従業員と終わる時間を被らせたり、連絡先を渡された際にはすぐに上の人間に報告させたりするようにしています。『当店ではお客様の個人情報を取り扱えないようになっている』と、少し威圧的にお返しすることで、もう来ていただかないようブロックしています」就業中はどうしても相手をあしらうわけにもいかず、困ってしまうことが多い若い従業員たち。そこを狙った客も多くいるそうです。
まとめ
日本には昔から「お客様は神様だ」という言葉があります。しかし、それはあくまでマナーを守ったお客様のこと。お金を払えば何をしてもいいというわけではなりません。働く人ひとりひとりにも立派な人権があります。
傍若無人にふるまっていいというわけではないことを理解し、相手の立場に立つことで、うっかりクレーマーになってしまわずに済むのではないでしょうか。
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