キャッシュレス派は現金派より貯蓄上手? キャッシュレス決済で増税分を取り戻そう!

LIMO / 2019年10月28日 20時15分

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キャッシュレス派は現金派より貯蓄上手? キャッシュレス決済で増税分を取り戻そう!

10月から消費税が増税されましたが、キャッシュレス決済でポイント還元を受けると現金決済よりお得になる場合があります。具体的には、キャッシュレス・消費者還元事業に登録した事業者には補助金が支給されるなどの支援があるので、対象店舗で買い物をする場合、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコード決済を利用すると2020年の6月までは2%〜5%の還元を受けることができ、実質増税の影響はなくなるのです。

政府はキャッシュレス決済を推進しており、今後もキャッシュレス決済のシェアは広がっていくと予想されます。しかし一方では、キャッシュレス決済に懸念を抱く人も少なくありません。どんなことに不安を感じているのでしょうか。

「つい使いすぎる」「お金を使っている感覚がない」という声も?

キャッシュレス決済は、現金を引き出す必要がないのでATMに行く手間が省け、出金時に手数料がかからないというメリットがあります。また、特にスマホを利用するQRコード決済には様々な企業が参入し、各社がシェアを広げる目的でポイント還元キャンペーンを頻繁に実施しているため、現金に比べてお得に買い物ができるチャンスも多いのです。

しかし、キャッシュレス決済を利用した人の声には以下のようなものもあります。

「ポイントが還元されるから、ついつい使いすぎてしまう」
「財布の中身は減らないからお金を使ってる感覚がない」

政府には消費を喚起して経済を活性化させたいという狙いがあるので、思惑通りかもしれません。ただ、利用者としては実際に現金で支払わないと気持ちが大きくなってしまうので、お金の管理に不安を感じるという人もいるようです。

「キャッシュレス派」と「現金派」の貯蓄増価額に大きな差が

では、キャッシュレス派は本当にお金を使いすぎてしまっているのでしょうか。ジェーシービー(JCB)が全国の20~69歳の男女1000人を対象に行なった『キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2019(https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/chousa2019.pdf)』(2019年3月28日発表)によると、実はキャッシュレス派の方が現金派に比べて貯蓄スピードが早いということが分かりました。

この調査の結果では、昨年1年間に増加した貯蓄額の全体平均値は57万2000円です。これを「キャッシュレス派」と「現金派」に分けて算出すると、1年間の平均貯蓄増加金額はキャッシュレス派が83万2000円で、現金派の34万2000円の2.4倍と、大きく差をつける結果になったのです。

現金派の方がお金の使い方に慎重なイメージがあるかもしれませんが、実はキャッシュレス決済を積極的に活用している人の方がお金に関する知識やスキルがあり、貯蓄に対する意識が高いのかもしれません。

たしかにキャッシュレス決済でも、利用の都度リアルタイムで利用額を確認すれば使い過ぎを防止できますし、明細が残るので現金よりも使い道が把握しやすくなります。

また、クレジットカード利用ならば各社のポイント還元などがあり、QRコード決済でクレジットカードを登録すればクレジットカード会社とQRコード決済サイトのポイントを二重取りすることもできるので、さらにお得になるのです。

「セキュリティが不安」という声もあるかもしれませんが、クレジットカードを紛失して第三者に使われてしまっても、クレジットカードの保証で返金されるケースが多いので、現金を持ち歩くより安全と見ることもできます。また、QRコード決済も定期的にパスワードを変えるなどの自己防衛をすることで、情報漏洩や不正アクセスのリスクを抑えることができます。

おわりに

キャッシュレス決済は、使い方を理解して導入するまでは「めんどくさい」と思いがちですが、上手く利用すればポイント還元でお得に買い物ができたり、お金の管理がしやすくなるなどのメリットがあります。導入すれば消費税の増税分や各社のポイント還元の恩恵に預かることができるので、増税が家計に響くと感じている方はキャッシュレス決済に移行してみてはいかがでしょうか。

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