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「実は私、専業主婦じゃないんです。」自宅を職場に選んだ女性の体験談

LIMO / 2019年10月30日 10時45分

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「実は私、専業主婦じゃないんです。」自宅を職場に選んだ女性の体験談

「ずっと家にいても退屈だ」「再就職までのブランクを埋めておきたい」など、さまざまな理由で在宅ワークを考えている専業主婦も多いのではないでしょうか。webライターとして働くAさんもそのうちの1人。2018年に、思い切って専業主婦から、在宅中心のフリーランスに転身しました。

これまで会社員として働いていたAさんにとって、在宅ワークは未知の世界。仕事をつづけながら、多くの知識や発見を得ることができたそうです。そこで今回は、Aさんに伺った経験談をもとに在宅ワークの実態とコツをお伝えします。

在宅ワークで収入を得るまで

Aさんは出産を機に退職し、「幼稚園に通うまでは子育てに専念しよう」と考えていたとのこと。しかし、子どもが1歳になり「そろそろ自宅でなら働けるのでは?」と思い、在宅ワークの世界に踏み込もうと決めました。もともと文章を書くことが好きだったこともあり、クラウドソーシングに登録をして記事を書く仕事を探したのです。

1カ月目の収入は、手取りで約3万円。その後は少しずつアップしていき、6か月目で約6万円、10か月後には10万円を超えるように。2年目になると、30万円を超える月もでてきました。

最初の頃の作業時間は、子どもの昼寝中や夫がいる間のみで、1日3時間程度。誰でも参加できる「1000文字にまとめる作業」「育児グッズのレビュー」といった案件ばかりこなしていたそうです。

収入が増えたきっかけ

地道に評価や実績を増やしていくうちに、「この記事を書いてほしい」と依頼される回数が増えてきました。いわゆる「スカウト」というものです。

また、「契約は終わったけれど、引き続き書いてほしい」という「継続案件」をいただける機会も増えたとのこと。以前までは「案件に応募して報酬を受け取り、また新たに応募する」というサイクルでしたが、このようなスカウトや継続案件によってスムーズに収入を得られるようになったのです。

「1文字あたりいくら」という文字単価は0.5円からスタートし、半年ほどで1.0円にアップ。記事の内容によりますが、次第に2円前後の仕事を任されるようになりました。在宅ワークだけに限りませんが、「一気に状況が変わる」のではなく「徐々にスキルや収入が上がっていく」という道のりです。

在宅ワークで失敗しないためには

こう聞くとトントン拍子のように感じますが、失敗や後悔もあったそうです。在宅ワークには、一歩間違えると収入を得られないどころか、ストレスだけが蓄積されるリスクも潜んでいます。そこで、Aさんに失敗の対策を聞いてみました。

仕事の環境は整えておくべし

「私の場合、『育児の合間に』と始めたはずが、気が付けば1日数時間で処理できないほどの仕事量になってしまいました。子どもに向き合う時間や家事をする暇もなくなり、体力的にも精神的にもヘロヘロに。結局は保育園の一時預かりを利用するようになりましたが、『労働時間や計画を入念に考えておくべきだった』と後悔しました」

時間ではなく効率にこだわる

「『もっと収入を増やそう』と思いが強まると、つい「睡眠時間を削って働こう」という考えに陥ってしまいがち。その結果、体調を崩して数日間ダウン…なんてこともありました。収入を増やしたいなら、労働時間ではなく「効率アップ」を目指すのがおすすめです。

webライターなら、文字単価の高い仕事を探す、文章を書くスピードを上げる、集中できる環境を整えるといった方法が挙げられます。同じ労働時間で得られる収入が増えると、モチベーションも高まりますよ」

育児中のママには、これもおすすめ

Aさんは文章を書くのが好きだったため、結果的にwebライターの仕事が向いていたのでしょう。「でも、私は文章を書くのが苦手…」「もっと別の方法で働きたい」というママには、下記のような方法もおすすめですよ。

フリマアプリ

サイズアウトした子ども服や、お祝いでいただいたものの使用しなかった食器など、不用品を売ってお小遣い稼ぎをしてみては。断捨離によって家も片付くので、一石二鳥です。

ハンドメイド作家

子どもがある程度大きくなったら、アクセサリーや小物を作って販売するのもいいですね。作品がいくつか完成したら、ハンドメイド専用のアプリやフリーマーケットに出品してみましょう。材料費や梱包費とのバランスを考えたり、魅力ある写真を撮ったりと、うまく売るための技術を磨いていくのも大切です。

イラストレーター

クラウドソーシングのサイトでは、webライター以外にも多くの人が活躍しています。画力に自信がある人は、フリーのイラストレーターとして活動してみては。自宅でできるので、小さなお子さんを育てているママにも向いています。

まとめ

在宅ワークの魅力は、なんといっても「時間と場所を選ばない」ということでしょう。しかし、それは時にデメリットになってしまうケースも。「集中しすぎて家事や育児がおろそかになった」「体力の限界まで働いている」なんて状態にならないよう、オンとオフの区別はしっかりと意識したほうがよいかもしれません。

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