HOYAが急騰して上場来高値を更新! 日経平均株価は7日続伸
LIMO / 2019年10月30日 7時15分
HOYAが急騰して上場来高値を更新! 日経平均株価は7日続伸
【東京株式市場】 2019年10月29日
株式市場の振り返り-日経平均株価は7日続伸、TOPIXとともに年初来高値更新
2019年10月29日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 22,974円(+106円、+0.5%) 7日続伸
TOPIX 1,662.6(+14.2、+0.9%) 反発
東証マザーズ株価指数 877.3(+9.8、+1.1%) 8日続伸
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,520、値下がり銘柄数:555、変わらず:80
値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
年初来高値更新銘柄数:224、年初来安値更新銘柄数:1
東証1部の出来高は13億2,465万株、売買代金は2兆3,278億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。FOMCや日銀金融政策決定会合など月末のイベントなどを控え、特に目立ったニュースはなかったものの、米国株高と円安を背景にリスクオンモードが強まりました。
売買代金は高水準には程遠い状況ですが、前日より約5,000億円増加して2兆円台を回復しています。
そのような中、日経平均株価は上値を試しながらも、依然として膠着感が強い値動きとなりました。寄り付き後すぐに一時+141円高まで上昇し、取引時間中としては昨年10月11日以来となる23,000円台を回復しました(23,008円、年初来高値更新)。
ただ、その後は上値が重くなり、後場に入ると22,950~22,980円のレンジ内での推移となり、結局はそのまま引けています。これで7日続伸となったものの、終値で23,000円台回復はお預けとなりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで年初来高値を更新するなど反発し、上昇率は日経平均株価を上回りました。
東証マザーズ株価指数は8日続伸、売買代金は56日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は4,585万株、売買代金710億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲がやや回復しましたが、売買代金は56日連続の1,000億円割れとなりました。売買代金1,000億円というのは決して高いハードルではないのですが、それだけ個人投資家のマインド回復が遅れていることを表しています。
なお、一部主力銘柄が買われた結果、株価指数は今年2度目の8日続伸となりました。ここから再び900ポイント回復を目指していくのか注目です。
トヨタ自動車が連日で年初来高値更新、好決算発表のHOYAが上場来高値
個別銘柄では、半導体関連を中心にハイテク株が買われるトレンドが継続し、オムロン(6645)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)が4日連続で年初来高値を更新し、東京エレクトロン(8035)や太陽誘電(6976)も連日の年初来高値更新となりました。ただ、ザラバで年初来高値を付けた後は売りに押され、終値は下落する銘柄も少なくありませんでした。
また、ハイテク株の中では、取引時間中に好決算を発表したHOYA(7741)が直後から+4%超高まで急騰し、上場来高値を更新したのが目を引きました(当然、年初来高値更新です)。
ハイテク株以外で年初来高値を更新した銘柄の中では、トヨタ自動車(7203)、アステラス製薬(4503)、中外製薬(4519)、ダイキン工業(6367)、ブリヂストン(5108)などがありました。
なお、ソフトバンクグループ(9984)は大きく値を上げ、6日ぶりの反発で引けています。その他では、金融株に対する物色も続き、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が7連騰となりました。
一方、前日に通期業績予想を下方修正したファナック(6954)が一時▲3%安まで売られましたが、終値は▲1%未満安で収まりました。
また、同じく通期予想の下方修正に踏み切ったキヤノン(7751)も一時▲4%安まで下落しましたが、こちらも終値は▲1%未満の下落で引けています。
新興市場(東証マザーズ)では、中村超硬(6166)が連日でストップ高まで買われました。また、メルカリ(4385)も3日続伸となっています。一方、ブライトパス・バイオ(4594)が冴えない値動きとなりました。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日経平均は引け間際に急伸。575.87円高の39,101.82円で取引を終了…日銀の追加利上げと国債買い入れ減額で【7月31日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月31日 18時15分
-
午前の日経平均は反発、自律反発期待の買い 好決算株高も支え
ロイター / 2024年7月26日 12時6分
-
日経平均、6日続落は「約3年」ぶり…439.54円安の39,154.85円で取引を終了。225銘柄のうち「前日比プラス」となった“レア”な10銘柄【7月24日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月24日 17時45分
-
日経平均は「米国の対中規制強化」が重石に…177.39円安の41,097.69円で取引終了。半導体銘柄に逆風か【7月17日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月17日 17時15分
-
日経平均は1,033.34円安の「41,190.68円」で取引終了。約3年半ぶりの下げ幅だが…売り相場のなか、密かに「ストップ高」となった銘柄【7月12日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月12日 17時45分
ランキング
-
1国鉄の“やる気のなさ”が元!? 個室寝台「シングルデラックス」改良史 いまや特急「サンライズ」に残るのみ
乗りものニュース / 2024年8月4日 7時12分
-
2【BIC SIM】ギガプランの月額料金を6ヵ月間500円割引、店舗契約限定でビックポイント10,000ポイント還元・初月無料キャンペーンを実施
PR TIMES / 2024年8月1日 15時15分
-
3円安と物価の背後に日銀が利上げを急いだ「もう一つの理由」 住宅ローン金利や為替相場の行方は?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月4日 7時0分
-
4松屋が「200円台」朝定食を値上げ! 代わりに大幅値下げしたメニューとは? 外食チェーンの「朝食」競争に新展開
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 6時15分
-
5セダンが売れる時代はもう来ないのか クルマの進化で薄れていく魅力
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 10時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください